赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。
 



J-league Div.1 - 2017 season 27th sec.
Urawa 2 v 2 Tosu @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

天皇杯鹿島戦から中2日で迎えた鳥栖さんとの対戦、浦和は天皇杯を登録の関係で欠場したマウリシオがCBに復帰し、遠藤とコンビを組みました。出場停止の青木に代わり阿部が1ボランチにシフトし、インサイドハーフ(と呼んでよいものか確信はありませんが便宜上当面そう呼びます)は長澤に代わり矢島がスタメン復帰し、1トップにはズラタンに代わり興梠が戻りました。鳥栖さんは守備時は4-5-1でイバルボ選手の1トップで、個人的には久しぶりに生で見る小野裕選手がサイドハーフに入り、いつもやられている印象のあるFW豊田選手はリザーブに回りました。

開始早々まことにあっけなく、かつ既視感のある形で先制を許してしまいます。田川選手に右サイドでDFラインの裏を取られ、小野裕選手のフィードを受け鮮やかなボレーシュート。試合後のコメントではフィッカデンティ監督の狙い通りということのようでしたし、パスの出し手に寄せられていないことも含めてなかなか修正できないまま失点を重ねていくのは忸怩たるものがあります。早々に先制を許したこともあり浦和はボールを保持して鳥栖さんを押し込みますが、攻撃は適正ポジションで好調ながらさすがにやや疲れの見えてきた感のある左サイド高木のクロス頼みで、あとは鳥栖さんがしっかりと形成するブロックの周りでパスを回すばかりという印象でした。攻めあぐねる間に鳥栖さんにカウンターからポストを叩くシュートを撃たれる場面もありました。

後半に入り浦和の攻撃は更に手詰まりになり、鹿島戦で復調の兆しを見せながら今日に限っては全く機能していなかった駒井を60分に長澤にスイッチしインサイドハーフに配置、武藤を右サイドハーフに回し、さらに69分にはお疲れ気味の森脇に代えてズラタンを投入して3バックにシステムを変更しますが大きな改善までは見られず、やや閉塞感が漂いはじめていましたが74分にCKをマウリシオがヘッドで決めて加入後初ゴールでタイに持ち込みます。この時点で「鹿島戦でも同点に追いついて更に攻め込んで勝ち越し点を許したよなー」なんて自虐的な話をしていたのですが、言霊というべきなのか、鳥栖GK権田選手のフィードに再び田川選手に抜け出され、矢島がヘッドで西川に渡して難を逃れようとしますが残念ながらそのボールを掻っ攫われてまたしても勝ち越しを許すことに。せっかくマウリシオが鳥栖さんのキーマンであるイバルボ選手をよく抑えてくれていただけに残念でした。

これで万事休す、と思われましたが83分に右STに回っていた遠藤のクロスに武藤が合わせて放ったシュートがGK権田選手に当たり、そのボールを武藤が押し込んで再び追いすがります。その後鳥栖さんもイバルボ選手に代えて豊田選手を投入する等してきますが結局このままホイッスル、ドローで試合終了となりました。浦和としては水曜のA上海戦に備えてできる限り主力を温存しておきたいところでしたがそれも能わず、かといって勝って景気づけというわけにもいかず非常にもやもやした結果になってしまいました。負傷離脱が長引いていた宇賀神のベンチ入りは数少ないポジティブな要因ですが、かといって大一番で戦列復帰というのもなかなか厳しいですしね…。ともかく上海に乗り込まれる方々の安全とご武運をお祈りしております。



J1第27節 浦和2×2鳥栖@埼スタ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 9月22日(金)の... 9月23日(土)の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。