赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。
 



J-league Div.1 - 2015 season 11th sec.
Urawa 4 v 1 F.C.Tokyo @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

立ち上がりエフトーさんは梶山選手をアンカーのような形で4-1-2-3みたいな布陣だったのでしょうか。いずれにせよ予想どおり前からプレスをかけてきてショートカウンター狙いっぽい感じでしたが、浦和はこれに臆することなく挑んでいました。そして開始早々に左サイドでボールを受けた宇賀神が、GKとDFの間の実にイヤらしいーところに低いクロス。これにDF森重をまいた李がGK権田の眼前に飛び込み、ここ数年は息を飲むような試合が続いていたこのカードでいきなりの先制に成功してエフトーさんの出鼻を挫きます。李はここ数試合の頑張りがようやく報われての今季初ゴール、乗ってくれるとよいのですが。



この試合では特に両サイドがかなり自由にプレーさせてもらっていたこともあり、浦和攻撃陣が躍動します。これに対してエフトーさんが前半20分台という早い段階でMF三田に代えて高橋秀を投入して恐らく4-4-2に布陣を変更しましたが、彼方の混乱がさほどおさまったようには見えませんでした。そして42分には同じく宇賀神にボールが渡り、李、興梠、武藤が殺到したゴール前に集中したF東京守備陣を嘲笑うかのようにファーサイドに飛び込んできた関根に浮き球のクロス。難しいボールかと思いましたが右WB関根がこれをうまく流し込んで追加点を奪取します。関根は随分と落ち着いたものだなあと感心してましたが、本人曰く「緊張した」とか。流行りの「スプリント」といい、末恐ろしい選手ですね。



浦和の3点目は後半開始早々。柏木から右サイドを駆け上がる関根にポーンと蹴り出され、関根は左SB太田を交わしてクロス。これに武藤が斜めに飛び込んできて見事なゴール。「じゃない方の武藤」として変な注目を浴びていた(笑)武藤ですが、この試合でも走りまくって攻守に渡って貢献大、正直ここまでやってくると…喜んでシャッポを脱がせていただきますよ。さて、3点リードしたところで興梠(梅崎)、体調不良だったらしい森脇(青木)と次々スイッチ。これで少々バランスを逸したようにも見えましたが、エフトーさんではFW武藤と並んで注意しなけれらならなかった左SB太田の左足クロスを前田に頭で合わせられて失点を喫します。



しかし、浦和が突き放します。途中投入の梅崎が右サイドでボール奪取。そのままエリア前あたりを横断しながら左足一閃、巻いたボールがゴール左隅に吸い込まれて4点目。というわけで、まさかの大量得点で暫定2位のエフトーさんを退けました。浦和守備陣は、恐らくみっちりと対策を練っていたであろう武藤選手(とはいえ、コンディション不良もあったのでしょうね)のいる左サイドに偏りがちだったエフトーさんの攻撃を見事に抑えてくれました。それにしても、大味な試合になってしまいましたが、エフトーさんは戦術的な失敗だったのでしょうか。少なくとも梶山選手のアンカーはかなりしんどいように見受けられましたが。。。

他方、この試合は浦和ではF東京ユース出身の李がスタメン、F東京では浦和ユース出身の林容平がスタメンという点も注目でしたが、先制ゴールを奪った李とは対照的に、スタメン抜擢の林はラフプレーあり、不貞腐れたようなしぐさありと完全に「空回り」という感じでした。古巣相手で心身ともに力が入り過ぎていたのでしょうかね。お決まりの激励ですが、浦和戦以外では是非頑張っていただきたいものです。いや、そうは言ってもやっぱり心境は複雑ですがねw

J1第11節 浦和4×1F東京@埼スタ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 5月17日(日)の... 5月18日(月)の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。