赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。
 

苦境  


AFC Champions League, Round 16 1st Leg
Jeju United (KOR) 2 v 0 Urawa(JPN) @Jeju Sports Complex, JEJU(AWAY)

ACL決勝トーナメント第1戦済州ユナイテッドFCとのアウェイゲームは水曜の真昼間というとんでもない時間のキックオフでしたが、私はたまたま家の用事があってこの日に休暇を取っていたので幸運にもライブでテレビ観戦することができました。浦和はリーグ戦で出場停止だった森脇が戦列に復帰して右STに配置されました。前線はチュンソンに代わりズラが入りリュキヤンビッチの「L」によるKLMトリデンテでした。対する済州さんに関しては、守備が固くてカウンターの鋭いチームでKリーグ首位に立っており、G大阪さんがGSでボコボコにされた相手、いう程度の認識しかありませんでしたが、前評判どおりソリッドな好チームでした。

済州さんが普段どんな布陣で戦っているのかはわかりませんが、この日は3バックで守備時は5-4-1っぽい感じのリトリートでカウンター狙い。前半開始早々に浦和左サイドでのパスミスからファン・イルス選手にほぼフリーでクロスを上げさせ、これまたフリーになっていたマルセロ選手にヘッドで決められいきなりビハインドに立たされます。そして引き続き低調な浦和は済州さんの前線からの厳しいプレッシャーにビルドアップに苦心、たまに入った縦パスもボールを受けた選手のターンや横パスを掻っ攫われて逆襲の鋭いカウンターを喰らいまくるというシビアな展開。浦和のWB、特に関根に対する彼方のケアも徹底しており仕事をさせてもらえません。FWマグノ選手のカウンターでの2度のミスがなければ前半で試合を決められてもおかしくなかったかもしれません。

後半に入りさすがに済州さんのプレッシャーが緩み浦和も序盤はチャンスを作り点の取れそうな雰囲気はあったのですが、興梠の裏抜け2本もゴールに繋がらず、駒井、チュンソン、高木と投入するも、ブロックを作り組織的に守る済州さんを最後まで崩すことができません。そしてあろうことか後半ロスタイムの最終盤には何度も肝を冷やしたカウンターから遂に痛恨の2失点目を喰らってしまいます。喉から手が出るほどアウェイゴールが欲しいのは確かでしたが、借りに1×0で敗れたとしても後半90分で引っ繰り返すチャンスは十分あることをふまえれば、些かリスクをかけて攻め込み過ぎたのではないかというもやもやした想いが頭から離れません。とはいえ1週間後にはもうホームゲーム。非常に苦しい状況ですが、今季の浦和らしい大爆発による逆転劇を信じて応援するしかありません。

(´-`).。oO(ああ、ズラのシュートがひとつでもきまってればなあ…

AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 1stレグ
済州U2×0浦和@済州総合競技場

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