(前回からのつづき)
三崎口駅から京急で横須賀中央駅まで少々戻り、徒歩で記念艦三笠へ。学生時代にゼミ交流かなんかで防大を訪れて以来、十数年ぶり2度目の訪問。その頃とは感じ方もまったく異なっていて、今回は展示物をえらくつぶさに見回ってしまったのはオレがヲタクになったからじゃないと信じてる。写真は三笠をバックに東郷元帥像。ちなみにこの東郷元帥、wikiに「日露戦争後に英国でNew Castle Unitedの試合をみた」というエピソードがあったのを見つけて何か勝手に妙な親近感w
観覧券(チケット)売り場にて。それにしても「閉艦」って表現、なかなかないよな・・・。ちなみに観覧料は500円、閉艦時間は16時半(季節によって異なる由)だった。観覧券チェックの方は爽やかな初老の男性だったが、やはりあれは自衛隊OBか何かの方だったのだろうか。
今更オレごときが説明するまでもないとは思うが、戦艦三笠は20世紀初頭に英国で建造され、1904年に始まった日露戦争において時の海軍大将東郷平八郎の率いる連合艦隊の旗艦として敵からの集中砲火に耐えつつ奮戦した戦艦。そして下の写真中に見える旗は「Z旗」。後述の日本海海戦に際して三笠が「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」とのメッセージでこのZ旗を掲揚して艦隊の士気高揚を図ったもの(本来国際ルール上では「引き船が欲しい」とか「投網中」といった意味でしかないらしいが・・・)。そういえば元日のG大阪のゴール裏でもたなびいてましたな。
その三笠が旗艦であった後の黄海海戦では連合艦隊がロシア海軍東洋艦隊に大打撃を与え、そして同じく旗艦であった1905年5月の日本海海戦では敵前大回頭をもって当時屈強だったロシア軍第二・第三太平洋艦隊(バルチック艦隊)をかく乱、見事にこれを壊滅せしめたのである。写真は艦首方面からの眺め。主砲に屋根がかかってしまってやや見難いが、まあそこは致し方なしかと。ちなみに内部の展示は日本史の近現代好きの方ならかなり楽しめるかと思います。
艦尾より。あの砲台の封印をといたりしたらカムラン検察官にお叱りを受けて莫大な罰金を取られてしまうのはサイド6でのお話。そういえば、前回訪れた学生時代には「友人の母君が艦上で見えてはいけない水兵さんが見えてしまった」とかいう話を聞かされてややビビりながらの観覧となり、当時は被弾した箇所が生々しく明示されていたこともあって、更に恐ろしかった記憶がある。
士官室エリアの一室の窓からの眺め。果てしなく広がる海原を眺め当時の士官は何を思ったのか・・・などとセンチなことに心をめぐらせようと思ったが、どちらかと言うと「ここで稲光が見えたら『ジオンの新兵器かしら・・・』と呟いてみたいな」などとどうしようもないことが頭をかすめてしまう残念なオトナ。
いるんですよね・・・、甲板とみるやオデッサ戦役の戦没者を追悼するシーンを演じ始めちゃったりするガンヲタって。ほんと、いやだねぇ・・・。
マチ・・・・
マチムラさぁぁぁぁーーーーーん!!!!
ってここは横須賀なんだからそこは「コイズミさぁぁぁん」だろう常識的に考えて・・・(違)
(英霊の皆様ごめんなさい)
はぁ、オレはガンダム欠乏症なんだろうか・・・
それはそれとして、今度久しぶりに「坂の上の雲」でも読み返してみようかなぁ
(おわり)
三崎口駅から京急で横須賀中央駅まで少々戻り、徒歩で記念艦三笠へ。学生時代にゼミ交流かなんかで防大を訪れて以来、十数年ぶり2度目の訪問。その頃とは感じ方もまったく異なっていて、今回は展示物をえらくつぶさに見回ってしまったのはオレがヲタクになったからじゃないと信じてる。写真は三笠をバックに東郷元帥像。ちなみにこの東郷元帥、wikiに「日露戦争後に英国でNew Castle Unitedの試合をみた」というエピソードがあったのを見つけて何か勝手に妙な親近感w
観覧券(チケット)売り場にて。それにしても「閉艦」って表現、なかなかないよな・・・。ちなみに観覧料は500円、閉艦時間は16時半(季節によって異なる由)だった。観覧券チェックの方は爽やかな初老の男性だったが、やはりあれは自衛隊OBか何かの方だったのだろうか。
今更オレごときが説明するまでもないとは思うが、戦艦三笠は20世紀初頭に英国で建造され、1904年に始まった日露戦争において時の海軍大将東郷平八郎の率いる連合艦隊の旗艦として敵からの集中砲火に耐えつつ奮戦した戦艦。そして下の写真中に見える旗は「Z旗」。後述の日本海海戦に際して三笠が「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」とのメッセージでこのZ旗を掲揚して艦隊の士気高揚を図ったもの(本来国際ルール上では「引き船が欲しい」とか「投網中」といった意味でしかないらしいが・・・)。そういえば元日のG大阪のゴール裏でもたなびいてましたな。
その三笠が旗艦であった後の黄海海戦では連合艦隊がロシア海軍東洋艦隊に大打撃を与え、そして同じく旗艦であった1905年5月の日本海海戦では敵前大回頭をもって当時屈強だったロシア軍第二・第三太平洋艦隊(バルチック艦隊)をかく乱、見事にこれを壊滅せしめたのである。写真は艦首方面からの眺め。主砲に屋根がかかってしまってやや見難いが、まあそこは致し方なしかと。ちなみに内部の展示は日本史の近現代好きの方ならかなり楽しめるかと思います。
艦尾より。あの砲台の封印をといたりしたらカムラン検察官にお叱りを受けて莫大な罰金を取られてしまうのはサイド6でのお話。そういえば、前回訪れた学生時代には「友人の母君が艦上で見えてはいけない水兵さんが見えてしまった」とかいう話を聞かされてややビビりながらの観覧となり、当時は被弾した箇所が生々しく明示されていたこともあって、更に恐ろしかった記憶がある。
士官室エリアの一室の窓からの眺め。果てしなく広がる海原を眺め当時の士官は何を思ったのか・・・などとセンチなことに心をめぐらせようと思ったが、どちらかと言うと「ここで稲光が見えたら『ジオンの新兵器かしら・・・』と呟いてみたいな」などとどうしようもないことが頭をかすめてしまう残念なオトナ。
いるんですよね・・・、甲板とみるやオデッサ戦役の戦没者を追悼するシーンを演じ始めちゃったりするガンヲタって。ほんと、いやだねぇ・・・。
マチ・・・・
マチムラさぁぁぁぁーーーーーん!!!!
ってここは横須賀なんだからそこは「コイズミさぁぁぁん」だろう常識的に考えて・・・(違)
(英霊の皆様ごめんなさい)
はぁ、オレはガンダム欠乏症なんだろうか・・・
それはそれとして、今度久しぶりに「坂の上の雲」でも読み返してみようかなぁ
(おわり)