はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

夕べのハイジ

2008年12月17日 | ハイジ
前日の寝不足を解消するため、夕べは早めに布団に入りました。
タイマーをかけてテレビを見ていたはずですが、何を見ていたのか全然記憶に残っていません。
多分、何も見ていなかったみたい(笑)
布団に入った途端、即、眠りに入ったようでした。

すると、夜中になんとなく物音がしたような気がして、眼を覚ましました。
トイレに行き、部屋に戻るとハイジが布団から出て立っていました。
抱いて布団に入れると、激しく咳き込みました。
夜中は気温が下がるので、最近夜中にハイジが咳き込むことはよくあるのですが、ゆうべは異常でした。

いつもは抱いて背中や胸をさすってやると落ち着くのに、どんなにしてやっても苦しそうです。
咳だけでなく呼吸も激しくなり、抱いている前足を私の胸に突っ張り、大きく眼を見開き、ただ一点を見つめて苦しそうに激しい呼吸をしていました。
「ハイジ!ハイジ!」と何度も叫びましたが、ハイジはその態勢のまま苦しそうにしているばかりです。

ハイジは原因不明の肺の癒着があり、そのために咳が出ます。
それにしても、夕べのハイジはあまりに苦しそうで、このまま息絶えてしまうのだろうかと思うくらいでした。
ハイジを抱き、身体をさすってやりながら、涙がぽろぽろこぼれました。
それでもハイジは一点を見つめながら前足をつっぱったままの姿勢で荒い息をしています。
エアコンをつけて部屋を暖め、しばらく抱きしめたり、さすったりしているとだんだん落ち着いてきました。
とりあえずハイジを布団の中に入れてみました。
ハイジはしばらく座ったままの姿勢でじっとしていましたが、そのうち私の腕にあごを乗せて、寝る態勢を取り始めました。
咳も呼吸も治まってきたようです。
やっと、ハイジが眠り始めたので、私もようやく眠りにつきましたが、途中、ハイジが冷たくなっているのではないかと心配になり、何度も目を覚ましてはハイジが呼吸をしているのを確かめました。
ハイジの身体は温かく、息もしっかりしていました。
夕べは、そんな風にうつらうつらしながら、朝を迎えてしまいました。

朝になり、いつものようにクマと勘九郎は散歩に行き、ハイジは私と一緒に留守番です。
いつもなら、私が食事の支度をしている時は、ハイジは一人でベッドで寝ているのですが、今朝は、私の周りをウロウロし、そのうちには、抱っこ、抱っこと足にまとわりついてきました。
そういうときのハイジは、必ずどこか具合が悪いのです。
ハイジを抱くと、身体がブルブル震えています。
私はお弁当作りをやめて、ハイジを抱き、体中をさすりました。
そうしているうちにハイジの震えは治まり、落ち着いて眠り始めました。
「今日は遅刻しても良いや~」
と思いました。
しばらくそんな風にハイジに付き合っていると、クマたちが散歩から帰り、いつものように賑やかになりました。
そして、ハイジも落ち着いてきたようです。

お弁当に入れる煮物の野菜を切っていた時に、ハイジが「抱っこ、抱っこ」と言ってきたので、それから煮物をするのでは間に合いそうにないので、急遽すぐに出来る卵焼きに変更しました。
それから、大急ぎで朝食の支度をし、何とか仕事に間に合いました。
私が家を出る頃はハイジはすっかり落ち着き、食欲も出てきて、いつものハイジに戻っていました。



朝、身体が震えるのは今朝に始まったことではなく、過去にも何度もあることなので、そんなときは今朝のように抱いて、さすってやっていると大抵落ち着いて寝てくれます。
そして、ちょっと眠ると震えが治まります。
部屋に暖房はついているのですが、寒い季節になると足の関節が痛むらしいのです。
そんな足の痛みは、よくあることなのですが、夕べのような呼吸の乱れは初めてのことでした。

結局、二晩続けて寝不足になってしまいましたが、まだ気が張っているのか、今日はあまり眠くありません。

ハイジの肺も足の関節も、もう治ることはなく、対処療法をする以外ないのですが、あまり苦しそうだと、どうしたらよいかわからなくなります。
先日の検査でも最近、心臓もかなり肥大化しているらしく、もう、あまり長くないのかなぁなんて思ったりします。
そう思うと、気持ちが沈んで来そうですが、気持ちを切り替えて前向きに、少しでもハイジが楽な状態で長生きできるようにと願う今日この頃です。


最新の画像もっと見る