ルリマツリ
≪ 2011年8月29日 ≫
大騒動で緊急入院し レントゲンをとったが
とくに変わったところがなく便が溜まっているといわれる。
前夜は補液を点滴してもらっただけで不快感が改善された。
ただ お腹が水っぽくて ピチャピチャ音がするのが氣になる。
朝の回診時には 気分は嘘のようにケロッとしていた。
まるで 狼少女ならぬ 狼おばさんみたいだ。
≪ 8月30日 ≫
マグミット( 便秘薬 )とガスモチン( 胃腸薬 )を処方されただけで
とくに触診もなく、この二泊三日の入院中 主治医に会うことはなく退院となった。
9月1日に延期されていた抗がん剤治療がさらに 9月8日に延期された。
相変わらず波のような不快感がやってくるが
入院中はそれほど激烈ではなかった。
わたしより後に手術をし 、仲良くなった同じ卵巣癌の人が
一回目の抗がん剤が終わり退院するところだった。
すこしあせる。
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退院して 今度は 思い切って我が家に向かった。
長女と孫にに送られ、久しぶりの 我が家ゆえ 途中大量の食料を買って帰宅。
病院から我が家は 車で一時間くらいだ。
気分がわるいため 道が遠い。
やっと到着。
ピンポーン。
おかえり~。相方在宅。
4月からお互いの入退院で入れ違い
二人のホームベースで 久方ぶりの合流。
入院前に支柱を立てていった風船カズラが ずいぶん伸びて 風に揺れている。
夕方 簡単な食事を椅子に座りながら作る。
もう彼に あれ取って~ とか これやって~とか言えない。
半身不随の夫と 癌の妻の食事。
感慨深し。。。
≪ 8月31日~9月2日 ≫
相変わらず波のように具合の悪さがやってくる。
ほとんど ベッドにいる。
長男のお嫁さんのMちゃんが仕事をヤリクリして
いろんな食べ物を持って やってきてくれた。
スープや おかずを作ってくれる。
相方を車で治療院に送ってくれて帰った。
と、また現れビックリ。。。
わたしに「 氣 」をプレゼントしに戻ってきたと。。。
目に涙を浮かべている。
ああ わたし そんなに弱々なんだな~と思いながらあったかい手を握った。
≪ 9月3日 ≫
夜寝る前に 左わき腹に 引っかかりを感じる。
排便はしっかりあったので よくある腸の通過痛ではないようだ。
気になりながら就寝。
朝方3時ごろ 左わき腹の鈍痛で目がさめる。
だんだんひどくなる。
これはなんだろう、経験したことのない痛みだ。
ガマンできない。
夜が明けるのを待って 相方を起こし 救急車をよんでもらった。
読みながらハラハラしちゃいます(笑)
ほんとうにがんって十人十色ですね。
病気の症状もさながら、生活状況も色々ですよね。
みんなそれぞれいろんな経験してますよね~。(´・_・`)
なんだかネチネチくどくど書いてますが やっぱりこうやって吐き出して 文章にするのって わたし的には
必要なことだな~っておもいます。
読んでくれてありがとうです。です。(^O^☆♪