よんたまな日々

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業務上守秘すべきことにつき

2008年06月03日 | ネット生活
しばらくブログ更新をさぼっていました。そして、その間に職場が変わりました。
仕事内容は、きっと、あまり変わってない。

ただ、前の職場でちょっと色々とプレッシャーを感じていた様々な事柄について、かなり解放され、今は精神的に非常に安定しております。

新しい職場では、ブログや掲示板へのアクセスがフィルターにより制限されています。世間では携帯電話のフィルターについて、テレビニュースなどの報道が喧しいですが、それと同じような感想を抱きました。えっと、つまり、余計な保護はリテラシーを下げてしまうということです。

ダビング10に関するニュースに業務上および個人的に深い関心を抱いてまして、その辺りの情報を得ようと、ネットをいろいろ検索していると、面白そうな文章が検索エンジンでヒットしても、割とブログ記事だったり、掲示板への投稿だったりするという。
メーカー発表とか、何とか協議会発表だとか、そういう公式な情報というのは、結構情報量が低くて、むしろ何らかの個人としての意見というのが結構面白い。この会社のアクセス制限のせいか、最近、うちの奥さんがいろいろとネットの話をしてくれるのですが、玉石混交がネットの基本なんで、そっから正しい情報をうまく入手するというのは、まさしくリテラシーが必要になってくるんですよね。

会社として、そういうのをアクセス禁止にしてしまうと従業員のリテラシーは下がってしまうでしょう。せっかくの情報の宝庫から、リスク込みで正しいものを選別する能力を磨かないと。子供たちも、危険なサイトに一切アクセスできなくするのではなく、そういうサイトへの口は開けておいて、そこに行くと危険だよと教えてあげないと、大人になってから困るのじゃないでしょうかね。

危険つながりで行くと、うちの奥さんから聞いた話ですが、複数のブログで、本来業務上守秘すべきことにつき、一応匿名になっている安心感からか、結構みんな書いているそうだとのこと。もちろん、特定の情報を求めて検索かけている時にHITするのは、同じ業界の方が多く、たまに同僚だったりすることもあるわけで、匿名なんて言いながら、何を書いているか読めば、簡単に個人特定できてしまうこともしばしばあったりする。
もちろん、それで何かやらかす気はないですが、そういう行為は危険なんですよってとこで。大体みんな善意で見逃してくれたり、逆にそういう情報が役立つので、あえて放置したりしているのでしょうけど、そこで決定的な仕事をしてしまうと守秘義務違反になりますので、この文章を読んでいる方は一応注意したほうがいいかなと思います。

ところで、ダビング10。一部のサイトでは既に書かれていますが、これまではアナログ出力に対してもコピーワンス信号込みで転送されていたのですが、ダビング10が実行されると、HDD機器からのアナログ出力は何度でもコピー可能となります。(孫コピーはできません。あくまでも子コピーを何回でも作れるということです。)
これは個人的にはかなりのメリットがあります。どういうケースかというと、
まず、次のような接続で見ている場合、
[1]TV - [2]HDD付CATVチューナー - [3]HDD DVD 録画機(接続は全部コンポジット)
これまでなら、[2]のHDDに残したものは、そもそもアナログ出力ができませんでした。
だから、i.Link で外部機器に残す以外に、一度録画したものを保存する方法はなかったのです。それがダビング10対応になって、[2] の中身を[3] へコピーすることができます。さらに、このコピー回数は別に10回に制限されるわけでなく、何度でも可能なのです。
すると、例えば[2] で録ったサッカーの試合が延長PK戦にまでずれ込んでしまいましたという場合、これまで通常に録画予約していると[3] には最初の90分のみの録画で、延長戦以降は全く録画されませんでした。もちろん、リアルタイムに見ていて気がついた場合、マニュアルで録画修正することはできますが。
で、そういうことをしても、最初に指定した圧縮率でしか録画されていないので、私が基本的に録画している現在の圧縮率では、既存のDVDに焼けるのは最初の2時間分のみ。
ところが、ダビング10になると、[2]に普通に録画しておいて、試合終了後に延長PK戦も含めて一枚のDVDに焼ける圧縮率に[3] の設定を調整後、[2]から[3]に録画すると、延長戦も含めて綺麗に1枚のDVDに収まるものが作れてしまいます。
なんとすばらしい!

しかも気にいったシーンだけ取り出して、もう一度[3]にコピーすると、コピーワンス制限があるのに、お気に入りシーンDVDの作成も可能という。本当にすばらしい。
唯一の難点は、[2]→[3] のコピーが、たとえば2時間番組なら、毎回2時間かかるということですが、今までの不自由さを思えば、それくらい耐えましょうとも!って感じです。

ということで、ダビング10の開始を心待ちにしているのですが、残念ながら、6月2日には実施されませんでした。犯人探しや再開の目途については、諸説あるようですが、個人的な事情により、ダビング10を前提に例に挙げたようなシステムを既に組んでしまったので、早く実施をお願いします。

この辺の話を書くために、業務上守秘すべき内容が含まれていないか、一応チェックしています。既に公知となっている情報に関しては守秘義務はありませんから、公知になっている範囲で書いたつもりです。

ブログに書きたい面白いことって、結構守秘義務の中に入ってしまうことがあり、思わず書いてしまう人の気持ちもよくわかります。このエントリーで書いたダビング10情報についても、アナログコピー何度でもOKというすごい改善がなされていることについて、一部の人のブログにしか書かれていなくて、公式資料にはさらっと小さな注意書きくらいで書かれているだけなんで、これに気がついた時は「王様の耳はロバの耳」状態でした。
わずかな注意書きに反応して、ブログで先にこの情報を書き立ててくれた人には感謝です。
既に公知となっていますので、私のブログでも、私見と脇道を交えながら書いておきます。

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