よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

テレビっ子な一日

2005年12月24日 | 日々徒然
昨日の未明、どこかからの警報音で目が覚めました。野田のマンションに引っ越してから半年、これまでに5,6回異音で起こされています。
聞こえるのはいつも明け方。ツーツーという電話の話中音のような音です。最初はうちの電話が受話器から外れたのかと思いましたが、うちの電話は至って正常。
音源を辿ると、台所の真上の天井あたりからなので、もしかして上階かもと、録音して大家さんに相談しようと考えています。
というわけで、今朝、携帯の録音機能をONにして、天井の音のする辺りにかざして録音したのですが、後で聞きなおしてみると全く録音されていません。無音だったり、自分の衣擦れの音だけが入っている録音をまだ真っ暗な部屋で一人で、異音の響く中で聞いていると、とても怖くなってきました。
寝室に戻ってくると、うちの奥さんが気持ちよさそうに寝ているので、多少むっとして、一人でそういうのを抱え込んでいるのも嫌なので、起こして録音できなかったと伝えました。生返事だけしてすぐに寝てしまいましたが。
この怖いシチュエーションで思い出したのが、「リング0~バースディ」。リングは小説を読んでとても怖かったのと、最近のJホラーの盛り上がりをニュースなどで見ていたので、録画しておいたのですが、うちの奥さんが嫌がるので、これまで見ていなかったのでした。これを見ないで、無音の録音を聞くシチュエーションが今後も出てくるのは、とても嫌だし、幸いにしてその日はうちの奥さんが留守なので、一人で居間で見ようと決心しました。
うちの奥さんを送り出したあと、少しゲームをして(busin0 なかなか終りません}、サッカー放送をいくつかDVDに焼いて(昨シーズンのCL:チェルシーとリバプールの1stレグ、ここで引き分けたのがチェルシーには痛恨であったとか、大黒が美しいシュートを決めたドイツW杯アジア予選北朝鮮戦二試合目とか)、ちょっと台所のガスレンジを掃除していたら、昼時になっていました。
八宝菜の残りとかなり傷んでいるキャベツといつのかわからない焼きそば用の麺であんかけ焼きそばを作って食い、いよいよ満を持してリング観賞。
素人役者を演じる仲間由紀江の棒読みが素なのか演技なのかと思って見ていたら、早速最初の怖いシーン。仲間由紀江の恋のライバルらしき女性が夜の楽屋で一人仕事をしていると、何か異様な気配が。この来る、来るという感じがホラーの醍醐味でんな。一発目は、何となく仲間由紀江の夢遊病かみたいな解釈で終ったのですが、それだけでは説明のつかない奇妙な出来事が次々と劇団を襲います。
ところで田中好子演じるジャーナリストが、色々と説明を入れるのですが、何でお前そんな詳しいのと突っ込みたくなります。つーか、物語がこの人の解釈で強引に展開していくし。
昼間の明るい居間で見ているのですが、ポルターガイストのシーンで何故かうちの部屋も家鳴りがするし、古い井戸を覗き込むシーンで隣の人がトイレの水を流したので、驚いて飛び上がってしまうしで、一人で見ているとどきどきでした。
極めつけは、仲間由紀江のラブシーンがあって、ついつい目をそらして手元の雑誌を捲っていたら、突然怖い画面に切り替わっていて、仲間由紀江(つーか、貞子)の死んだ筈の母親が現れるシーンで、突然携帯が鳴って飛び上がりました。いや、うちの奥さんが用事終ったんで今から帰るという電話だったんですけどね。
そのまま、ストーリーは一気に終幕へ。貞子は殺されて井戸へ投げ込まれてしまいます。これがリングの呪いのビデオが生まれる原因になるのですね。ラストシーンの残酷さで、かなり物悲しい気持ちになっているところに丁度うちの奥さんが帰ってきました。
久しぶりに怖い話をたっぷりと堪能できました。

その後、うちの奥さんと一緒に見たのは、高専のロボカップでした。まず録画しておいた東海地区予選を見ました。無駄のない安定した設計と相当自動化された操縦系を持つ富山商船がやはり優勝するのを見て納得しました。ただし、ここと張り合った2チームが、高性能なものの操縦スキルを相当要する高度なロボットなのは中々面白かったです。
そして、総合テレビのゴールデンタイムに、全国大会を放送するのですね、NHKは。全国大会では、相手のトラブルにひたすら助けられまくるラッキーボーイ、岡山の津山高専と、洗練されたと言っていいくらい無駄のない動きでゴールまでのラップタイムを更新続ける本命の東京高専の一騎討ちという展開でした。
富山高専は東京高専のスピードに付いていけず、敗退。ひそかに期待していた大阪府立高専もマシントラブルで初戦敗退でした。
決勝戦で津山と東京が当たったのですが、なんと東京高専が3度のトラブルに襲われてリトライしている間に津山高専がゴールイン。東京高専は決勝までノートラブルだったのに、ここでこんなに障害が発生するなんて、津山高専の引き恐るべし。
その前の鹿児島高専戦でも、鹿児島高専が百発百中絶対の自信を持っている高速バトンゴール装置が初めてゴールの場所を間違えて取り落としてしまうという信じられない障害で、津山高専が勝利するし、世の中には運というものがあるのだなぁと痛感するような展開でした。

というわけで朝から晩までテレビを見ていたような一日は終了。とっても充足感のある一日でした。


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