磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

2年半、中には9年ぶりの再会

2014年12月16日 23時01分43秒 | ISOWAの風土改革

2年半前に東京の品川で開かれたキヤノン IT Solution Forum 2012 のユーザー
フォーラムでスコラの高橋さんが『ISOWAの風土改革の軌跡 』というタイトルで
講演してくれた
ことがあります。

その時、まな板の上の鯉となった見返りにゲストとして聴講させてもらい、
その後の懇親会で多くの参加者とお話させてもらったことがありました。


その後、この参加者の有志が、風土改革の勉強会を始め、今回、

 「ぜひあの時話を聞いたISOWAさんを見学したい」

という熱いラブ・コールをもらい、今日、その見学を引き受けました。


来社したのは、4社の計12名のみなさんと、会の運営をしているキヤノン
システムアンドサポートの2名、そしてスコラの長野さんと高橋さんの合計16名。
一番遠くは、山形県の米沢から訪問してくれました。

その中に、何と、9年前にスコラの柴田さんと一緒にパネルディスカッションの
パネラーを務めた
東洋美術印刷の山本社長がいました。

もう9年も前のことなのに、山本社長は、

 「ISOWAさんを訪問することをとても楽しみに
  していました」

と言ってくれ、感激でした。


今日は、まずパナソニックひとみさんが会社紹介を。



 「会社紹介なのに、話す人によって、毎回内容が変わる
  一風変わった会社紹介。
  でも渾身の、かつハートフルな会社紹介」
   (スコラ高橋さん)

 「プレゼンらしからぬプレゼンですね。
  あ、これ、褒め言葉ですけど」
   (スコラ長野さん)



そしてディスカバーISOWAツアーへ。



トップバッターは組立のFくん。
とても短かったので、最低10分話せるようになるまで、自分語りを続けて
もらおうかと思いました 笑




二人目は加工のMくん。
来社各社のHPを調べて、その経営理念をまとめた看板を作って、みなさんを
歓迎してくれました。




三人目は貿易のMくん。
今年6月にスコラの柴田さんを囲む会で宣言した、人件費カットではない
残業削減に向けての取り組みを紹介してくれました。




最後に、工務のUくん。
今、ISOWAが掲げる『i機』『止めません 止まりません』の自分なりの
解釈を紹介してくれたんですが、

 「そういうISOWAの想いを世代を超えて繋いでいくのが
  我々の役目だと思っています」

これぞ自分語りというべきまことに堂々とした自説。
ものすごく感動しました。誇りに感じました。

6年前、天竜精機さんを見学して、そこでやっていた部署紹介を真似てISOWAでも
導入して、これまでに一体何人が自分語りをしたことでしょう。

今日のUくんの自分語りは、6年間の中でも出色の、おそらく最高の語り
でした。すばらしい!! ありがとう!

こんど、すべてのISOWAビトに聞いてもらう機会を考え中です。
頼んだよ、Uくん。


ディスカバーISOWAツアー後は、全員でオフサイト。
今日のテーマは『経営革新』。

 「経営を革新している社長自身が一番頑張っている
  ことは何か?」

さて一体どんな話になったのでしょうか?
きっと参加されたみなさんがコメントしてくれると思いますので、
それを楽しみにしましょう!





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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
緊張しました (加工セクション M)
2014-12-17 07:25:26
磯輪社長

お疲れ様です。

約1年ぶりの自分語りでとても緊張しましたが、それでも自分の気持ちを見学に来てくださった皆様に発信することができたと感じております。
各部署の連携や加工セクション内の加工進捗状況をよりスムーズにすると話しましたが、喋りの方もスムーズにできるよう訓練していきます。

社外の方とお会いする機会が少ない分、お会いした時は最高のおもてなしで臨んでいきたいと思います。

良い機会を作ってくださり、誠にありがとうございました。
返信する
ありがとうございました。 (スコラの高橋)
2014-12-17 08:50:41
ISOWAという会社は本当に不思議で面白い会社だと改めて実感しました。

会社や風土改革の論理的な解説や説明を
見学者の方にしたわけでもないのに、
見学者の方は必死で何かを学び取ろうと
していました。

大事なことは、左脳よりも右脳でつかむ
ようなイメージですね。

参加者の感想を聞いていると、

社長や今回ジブンを語ってくれた皆様だ
けではなく、語る人と自然に調和してい
る全社員の姿勢に対しても高い評価をつ
けてくれました。

いい会社は誰がつくるのか?

ISOWAへの評価は、1人が作ったのでは
なく、みんなで作り上げてきたことへの
評価なんですね。

ISOWAスコラ支部長として自分ごとのよ
うに幸せになれました。

本当にありがとうございます。

またお土産の新シリーズもありがとうございました。

様々な機会を通じて、自分たちにできる
こと、そして貢献できることを拡げると
いうことの体現ですね。

このような尊い姿勢を多くの方と分かち
あいたいので、今日の駒ヶ根のオフサイトの場で、紹介し美味しくいただきたい
と思います。

改めて、ありがとうございました。

そして皆様へ、良い年を迎えてくださいませ!
返信する
社員さんどうしの距離感、これに尽きます! (スコラ 長野恭彦)
2014-12-17 09:35:16
ずーっと付き添っていただいた磯輪さん、中村さん
出迎え、会社案内を先導いただいた渡辺さん
会社紹介をしていただいた松下ひとみさん
各職場でジブンガタリをしていいただいた皆さん

昨日は本当にありがとうございました!

スコラ人でありながら、ISOWAさんを訪れたのは記憶の限りでは初めてでした。

そして、磯輪さんが10数年かけて創り続けてきた「こだわりの世界」がここに在る。そんな感慨を持ちました。もちろん、それは一人でできるはずもない。

「僕はルールで縛られるのが嫌なんです」

ルールの話題になった時の磯輪さんの一言、シンプルでとてもいい!

一方で無法地帯で会社がうまくいくわけがない。

ルールで縛られたくない個人 × 会社にルールは必要
その解は何か?

自分たちの自分たちによる自分たちのためのルールを創る。

これを自律と言います。それはとても厳しい世界です。

それがISOWAワールド。

で、昨日のお題です。
経営を革新している社長が一番頑張っていることは何か?

この問いは、社長は何を一番気にしているか?何に一番時間を使っているか?に置き換えられます。

それは磯輪さん自身も含めた全社員の距離感。
物理的な距離ではなく、精神的な距離です。
最適な距離感を常に模索、観察しながら、必要なところに手を打つ。

自律した個の集まり=ISOWAワールドを創るために、社長が一番腐心しているのが社員間の適切な距離感。

これが昨日の時点での私なりの答えです。

皆さん、またお会いしましょう!
返信する
お世話になりました。 (井上香料製造所 井上裕之)
2014-12-17 10:09:16
磯輪社長昨日は大変お世話になりました。
このCANON版経営者オフサイトミーティングで会社訪問2社目になりますが(うちの会社は抜きにして)社員の方の自立を促す取り組みが満載ですね。また、その裏に垣間見える厳しさ、社長の洗脳術...が今のISOWAさんの強さですね!

うちの製造課長2人も経営者の集まりの中で、そして異業種工場見学、そこで働く従業員の方を見て何かしら感じ取ってくれればと思います。

今回貴重な体験、さまざまなオ・モ・テ・ナ・シに対し、磯輪社長、中村さんはじめ今回のツアーに御尽力頂きました皆さまにお礼申し上げます。
ありがとうございました。
返信する
ありがとうございました。良い日になりました。 (キヤノン 角田)
2014-12-17 12:28:35
磯輪社長、中村さん、昨日は遅くまでありがとうございました。また、渡辺さん、松下さんありがとうございました。
ジブンガタリをして頂いた皆さん、緊張されたでしょうが、私達は感謝と共に話された内容に感動もしました。

皆さんのご挨拶とご対応は素晴らしかったです。最近はお客様に立ってご挨拶する会社が多くなっていますが、ISOWAさんは何かが違う。目線、体の向き、醸し出す雰囲気、誰も嫌々ご挨拶していない。まさに、自立から自律になっている!
それがこちらに伝わってきました。

スピードと対話。仕事にスピードはプロである以上絶対に必要なことですが、それを求めると対話が少なくなり様々な弊害が起こりがちと思いますが、ISOWAさんはそれを精神的な距離感を縮める取り組みなどで、お互いを理解し協力しあうことでアウトプットが違っているのだと感じました。
そしてそれは、皆さんが納得し満足する以上に、ISOWAさんに関わる様々なステークホルダーが納得し満足するのではと思います。

そしてさらに進化するはずのISOWAさんにまた伺いたくなりました。昨日伺ったばかりですが(笑)

私もISOWAファンになった1日でした。また振り返りを起こす1日でもありました。

本当にありがとうございました。
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ついに実現しました (キヤノンS&S 向井忍)
2014-12-17 12:33:49
磯輪社長

昨日は大変お世話になりました。

「株式会社ISOWA流風土改革セミナー」を開催して2年半が過ぎました。
私の目的は、当社の重要顧客にいかに価値を提供するかということになります。その意味では、今回のISOWAツアーは、何物にも代えがたい価値を提供できたと感じております。ありがとうございました。

松下さんの「うちの社長はアイデアマンだから」というコメントに若い社員との距離の近さを感じ、それぞれの部署での自分語りは、自分の考えを社長に伝えることのできる最高のプレゼンテーションの場と感じました。

オフサイトミーティングは、静かな雰囲気の中にも重厚な意見が多く、言葉にできないものを多く感じ取ることができました。「もう一度やれと言われたらきっとできない」という中村さんのコメントに組織改革を成し遂げつつある凄みを垣間見ました。

これから磯輪社長が何をめざしどこにゴールを置いて向かっていかれるのか大変興味深いところです。きっとどこまでやってもゴールは見えてこないのでしょうが...

また新たなお客様を連れていきたいとお願いすることもあるかもしれませんが、その時はどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
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ありがとうございました。濃密な1日になりました。 ((株)井上香料製造所 竹下寛人)
2014-12-17 18:05:33
磯輪社長、ISOWAの皆様、関係者の方々、昨日は大変貴重な経験をさせていただきました。
本当にありがとうございました。

特に自分語りをしてくださった皆様、仕事の手を止めて時間を割いていただき、ありがとうございました。

内容も様々、風貌も様々で面白く拝聴いたしました。
異業種の人に会社案内をするときに業務内容とは少し離れた、仕事への意気込みのようなものを話すのもありなんだ、と感じました。目からうろこでした。参考にさせていただきます。

あらためて今回のオフサイトミーティングを振り返ると、テーマが「経営革新」でした。脱線した話ばかり記憶に残っていますが。。
そんななかでもぼんやりとですが、「方法、ステップは違っても人のやる気を引き出す、引き出し続けることかな」と感じました。
そう感じたのはISOWAの皆様の表情が明るく、やる気に満ちていたからです。 月並みですが、「組織は人」ということでしょうか。

最後にISOWAツアーのテーマ 「3ついいところを探す」について。 製造課員の視点から。

・皆様場馴れしていて笑顔が自然。表情もとても明るい。 ...製造関連の方々については、勝手に「寡黙な職人」をイメージしていました。 見事に裏切られました。 あんなにはっきりしゃべれる製造員が当社にいたかどうか。

・安全対策が行き届いている。 ...具体的にどこが、というわけではありません。現場に人が少なく、それでも整然としていて、業務が成り立つところからそのように感じました。

・空間が広い。しかも見通しがいい。 ...人間は狭い空間に詰め込まれるより、広いところの方が良好な関係が築けると聞いたことがあります。仕切りのない広いフロアはストレスを逃がし、それでいて密接なコミュニケーションが取れる、いい武器だと思いました。 自分のデスクの周りにある、書類でできた仕切り(壁かな)が恥ずかしくなりました。 さっそく撤去しようと思います。

濃密な1日をありがとうございました。
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Mくん流の解釈 (磯輪)
2014-12-17 21:05:37
 Mくん

Mくんなりの『ISOWAは止めません 止まりません』の
解釈、とてもよかったです。
これをもっと深く、より高い視点でさらに考え続けて下さい。
ひょっとするとさらに一味違った解釈にたどり着くかも
しれないよ。
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説明書不要 笑 (磯輪)
2014-12-17 21:09:16
 高橋さん

そうですか、ISOWAの風土改革は、ドイツ人にも
日本人にも、説明書無くても分かってもらえるんですね。

『調和』っていい言葉ですね。
みんなでつくってきたから『調和』してるんでしょうね。
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距離感! (磯輪)
2014-12-17 21:15:34
 長野さん

社員同士の距離感に気を配るこだわりの世界。
ISOWAワールド。
絶妙の表現ですね。
しっくり来ました。

長野さんが、初めてのISOWA訪問かもしれないという
のも驚きでした。

「ルールで決めたくない」とは言いましたが、安全だけは
そうはいきません。
厳しくルールを決めます。

とてもいいお土産の言葉、ありがとうございました。
ぜひちょくちょく遊びに来て下さい。

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