磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

遊覧船で

2018年07月06日 21時21分19秒 | オフ・タイム

午前中にケズウィックを発ったあたりから、イギリスに来て初めての雨が
降ってきました。

ところがこれまた運の良いことに、ちょうど車で移動中のことで、次の
目的地に着いた時にはもう雨は上がっていたんです。

湖水地方ということで、ここでは遊覧船もアトラクション、移動手段の
ひとつですが、車を使っているので、周遊して、出発地点に戻らないと
いけません。おまけに一番有名なウインダミア湖の遊覧船は観光シーズン
中はラッシュアワー並に混雑すると聞いてたので、ためらっていました。

ところが、あるガイドブックに「窓から眺める景色では湖水地方一」で、
かつ「湖から眺めるのが一番美しい」と紹介されている建物がありました。


その建物こそ、ジョン・ラスキンというイギリス版レオナルド・ダ・ヴィンチの
ようなマルチ人間の住まいだった ブラントウッド です。
これがちょうどコニストン湖岸に建っており、コニストン湖を周遊する遊覧船に
乗って、途中下船して、見学するというルートがありました。

これであれば、建物の中からと外からの眺めを満喫しつつ、湖水地方で遊覧船を
体験するというふたつを同時に叶えることができます。これは名案だ!


ということで、



コニストン湖で待望の遊覧船に乗りましたが、予想通り、混雑も無く、ゆったりと
45分くらい湖を周遊した後、ブラントウッドに近付いてきました。

    

これが一番美しい姿です。
ただあいにくこの日は曇り空で、今ひとつでした。

その上、下船時に、

 「この先天候が崩れて、雷が鳴り出したら、遊覧船は
  キャンセルとなるので、気をつけて」

って突然言われました。 でももしキャンセルになったら、どうやって最初の
乗船場所に戻るのよ!

 「心配だったら、最終便でなく、1本早めの船に
  乗ってください」

 「・・・」

と言いつつ、船は出ていってしまいました。


悩んでいても仕方がないので、桟橋から屋敷へと坂を上っていき、屋敷に入りました。

ここでも、ネットで乗船予約をして、屋敷の入場券とセットで買うと、若干割引
されるので、この日の朝、きっちりiPadで購入しました。




屋敷の窓越しの景色も、やっぱり曇天では今ひとつ・・・


そうこうしてたら雲が厚くなり、ポツポツと雨粒が落ちてきました。

また十分見学してないので、一か八かで、早めの船を見送って、最終便にかける
ことにしましたが、その後、天候が回復して、また日焼けを気にしなきゃいけない
ほどになりましたが、無事、出発地点まで戻ることができました。


もし、もしですよ、船がキャンセルになっていたら、どうなってたでしょう?
雷が鳴る中、湖の反対側の車を止めたところへ、どうやって戻ったんでしょう?
歴史に「もし」は無いけど、無くて良かった・・・ ホッ





最新の画像もっと見る

コメントを投稿