磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

JAMのWith?

2017年07月01日 22時26分42秒 | ビジネス・シーン

JAMって言っても、

      

このジャムじゃありません。Japanese Association of Metal, Machinery and
Manufacturing workers、つまり日本の機械・金属産業を中心とした労働組合の
名称なんです。

ISOWAの労働組合もJAM東海に属しています。


でもWithっていうのは私も初めて聞きました。
これ、JAMの中にある女性協議会の愛称だそうです。

JAM東海の女性協議会のみなさん、30名ほどが、ISOWAの見学しました。


これに向けて、わが社初の女性執行委員のHさんが準備を担当してたんですが、
それは、それは一生懸命取り組んでいました。

私はご挨拶する予定ではなかったのですが、その真剣さに経緯を表して、
飛び入りでみなさんにご挨拶させてもらいました。


そのHさんが会社概要を説明し、その中に、ISOWAの女性社員についても
説明がありました。

ISOWA単体の社員数は約280名ですが、その中で女性は26名。
9%でしかありません。

でもこれをどう捉えるかは考え方だと思います。

Hさんは「女性が一桁台だったことにショックを受けました」と言ってた。

確かにマイノリティだから不利なこともあるけど、マイノリティだから得して
いることだって正直あると思う。

少ない方ことをアドバンテージとしていくという考え方だってあると思うけどな。

その方がずっとISOWAらしい。私はそう思います。


その後、工場見学、そしてISOWAビトの女性二人が自分語りをしました。


一人目は、



電子技術グループのkさん。 

 「自分で一歩踏み出そうと思って」

とこの春から、自ら願い出て、新しいことにチャレンジしていることを
語ってくれました。


そしてもう一人が、



営業のTさん。

 「営業の第一線にいない自分が、どうやったら第一線の営業マンと
  同じような価値を生み出せるかを考えるようになりました」

この言葉、この日聞いた中で間違いなく最高でした。

Tさんの言うところは、

  営業の第一線にどうやったら立てるか

と考えるのではなく、

  営業の第一線に立たなくても、それと同じ価値を生み出そう

という発想で、『アウフヘーベン』、『止揚』だよね。

これこそ、私が望んでいることです。


生物学的に違いがあるのに、無理してでも、何とか同じようになることを
考えることが本当に当事者たちにとって幸せだとは私には思えないからです。

たまたまTさんは営業の事務をしている。
でも営業マンをサポートすることを極めれば、営業所長にもなれるんじゃ
ないかな? そもそも今のISOWAでは上位者は部下のサポートをする、
スポンサーになることを求められているんだから、それを極めるという
ことは所長にぴったりってことだよね。
営業マンの経験がなければ営業所長は務まらないと決めつけるのは
おかしいと思いもするから。

こういう発想が、本当のダイバーシティじゃないのかな~

だって、ダイバーシティとは、多様性を認め、それを活用し合うことで
あって、決して 多様性を持った人たちを同質のものとして扱ったり、
仕事ごとの特性を無視して、誰でも受け入れるということではないはず。

人間にダイバーシティがあるように、仕事にだってダイバーシティは
ありますから。


With。お互い無理して一緒の仕事をやる ではなく 特異(得意)を
活かして楽しく、一緒に働く。




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6 コメント

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ISOWAビトとして (執行委員H)
2017-07-02 10:01:34
お忙しいなか急遽、ISOWAイズムが伝わるご挨拶をありがとうございました。

協議会の工場見学会を兼ねた研修は今年で7年目とのことですが、
「ISOWAの皆さんお陰で、今までの集大成と言えるとてもいい会になった」
とのお言葉を、幹事の方から頂きました。うれしかったです。

A委員長が見学会の窓口を任せてくださり、思いきり挑戦できました。
期待と同時に、不安で準備に焦りを抱えるなか、執行部メンバー全員が、
私の不十分な部分を自発的に温かくフォローしてくれました。

また社長、N常務、Sマネージャー、Kチーフはじめ、人事の皆様、通紙実演の皆様、
思いの籠もった自分語りをしてくれたKさんとTさん、本当にありがとうございました。

男性社員・女性社員という概念を超えて、
1人のISOWAビトとして仕事を認めてもらえるよう努力します。
部署の仕事、社楽、組合活動を通して、新しい価値、
ISOWA全体に更なる利益を生み出す道を仲間と一緒に探りたいです。

今後とも道半ばの私達にとっての心強いスポンサーとして、
応援どうぞよろしくお願いします。
返信する
ありがとうございました。 (営業T)
2017-07-02 14:58:48
自分語りを聴いていただき、ありがとうございました。
現状で自分は今どんな価値を提供できるのか。
丸二年営業事務をしてきましたが、この一年はさらなるサポート、そしてもっと違ったアプローチでのサポートを極めていきたいと考えています。

その後の懇親会では、他社の女性活躍についてのお話を聞くことができ、とても充実しておりました。
女性の活躍というテーマはとても興味深く、今後も追求して行きたいと思いました。

ありがとうございました。
返信する
ありがとうございました。 (電子技術K)
2017-07-02 17:46:02
金曜日はお忙しい中お話を聞いて下さり、ありがとうございました。
非常に緊張した中でしたが、自分のありのままの気持ちを伝えることができました。
同期のTさんの言葉には私も刺激を感じ、誇らしくなりました。今進み始めた一歩が自分にしか創り出せない「新価」になるよう、仲間と一緒に切磋琢磨しながら、努めていきます。

研修会では他社さんと意見交換をし、多くのことを吸収したので、明日からのISOWAに、そして業務に、しっかりフィードバックしていきたいと思います。
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時間が・・・ (磯輪)
2017-07-02 18:53:58
 Hさん

準備から、当日と、本当にご苦労さまでした。

あれだけ準備していて、焦ることなんか、何も無いよ。
リラックスしていきましょう!

本当はもうちょっと時間があるとよかったよね。

この先も もっと、もっと、違いを創り出してね。
ありがとう。
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サポートにも (磯輪)
2017-07-02 18:56:52
 Tさん

営業マンのスタイルもいろいろあるように、営業のサポートの
スタイルも十人十色のはず。
それを「サポート」というひと言で片づけることこそ、
自らの仕事を矮小化していることになる。

Tさんらしい、他の誰にもできない、お客様にとって、
そして営業マンにとって新しい価値を提供するサポートを
考えてね。

楽しみにしてるよ。
返信する
ただ真似るのでなく (磯輪)
2017-07-02 19:04:00
 Kさん

なかなか素敵な自分語りでしたよ。
みんな、頼もしい!

他社の事例も、いいものを真似るだけじゃなく、
ISOWAらしくアレンジして、より良いものとして
取り入れてください。

頑張ってね。
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