『日本でいちばん大切にしたい会社大賞』受賞後、会社見学依頼が増えました。
すべてにお応えすることはできないので、見学を希望する動機、目的、参加される
方のタイプ、わが社の取り組みに対する関心度合い、そして受け入れる我々に
とっても学ぶことがあるかどうかなどを伺い、引き受けるか否かを判断しています。
そんな中、わが社のHPに北海道からの見学依頼が入りました。
連絡を頂いたのは、何と、北海道農業協同組合連合会岩見沢支所のOさんでした。
> 御社の取組みを「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で
> 最初に拝読したほか、御社ホームページの情報を集め、
> ぜひこちらから訪問して、勉強させていただければと考えて
> おります。
> さまざまな取組みを生みだす源は、経営者の思いと、それに
> 応える社員の方々の力だと想像します。また、そんなイキイキと
> 活躍できる社員をどのように育てていらっしゃるか、まさに
> 御社ホームページの「社長ブログ」にあるような日々の色々な
> 考え方をお教えいただければ、と考えております。
実際にお越しになりたい方は、JAグループ北海道空知管轄内(岩見沢~深川周辺)
にある13のJAの代表理事および常勤理事からなる JA空知管内監事協議会 の
約20名。
> 最近になって「活力ある職場づくり」や「人づくり」に目を向け
> 始めました。まずはアクションを起こしたい。そのために経営を
> チェックする監事の役割として、経営者にどう働きかければよいか?
> という、きっかけを得られればという思いです。
JAさんといえば、日本の段ボールの最大ユーザーじゃないでしょうか。
ISOWAとも縁浅からぬ関係だし、わざわざ北海道からいらっしゃるということで
お引き受けすることにしました。
到着後、まず営業のHくんが、ISOWAの概要とJAさんとISOWAの段ボールを
介しての関係を、簡潔にプレゼンしてくれました。 お見事!
そしてディスカバーISOWAツアーへ。
まず加工のAくんが語ってくれました。
「自分と自分の愛する家族のために働くということは、
毎日、安全に(怪我なく、無事に)笑顔で自宅に帰る
ということだと思っています。
そして安全は、自分だけでなく、職場で一緒に働く
みんなの安全であるべきです」
Aくんらしい立派な語りでした。
さらに、私がディスカバーISOWAツアーの直前に補足として説明したことと
同じことをAくんが話してくれたので、ひょっとするとJAのみなさんは、
「は~は、これは社長と打ち合わせて話してるな」
と思われたかもしれませんが、そういうことは一切ありません。
以心伝心、理念の共有のとても分かりやすい事例でした。
組立ではHくん。
近年の若手は、みな口を揃えて、
「早く、据付責任者になって、お客様のところの工事に
出掛けたい」
と言うんですが、Hくんも例外ではありませんでした。頼もしいです
最後はお客様からありとあらゆるお問い合わせの電話を受けるお客様本部の
Tさん。
「挑戦しないという選択肢はありません。
挑戦するし、また挑戦したいことを自分で見つけます」
何とも力強い自分語りで、惚れ惚れしました。
正直、JAという組織と、我々の様な一般民間製造業では業態がまったく異なる
ので、
「何か伝えることができるだろうか・・・?」
と心配してたんですが、ツアーの最中、そしてツアー後の質疑応答でも、いくつもの
質問が飛び出したし、見学後のみなさんの表情が来た時とは全く違って、とても
ステキだったので、ホッとしました。
ぜひ北海道JAの中で、風土改革ののろしを上げてください。
楽しみにしています。
なお冒頭の写真は、北海道北竜町のHPからお借りしました。
ありがとうございます。
午後は、中日新聞経済部のOさんの取材を受けました。
働き方改革としてのISOWAの取り組みや、風土改革による社内の変化などに
ついて質問されたんですが、好き勝手に話しちゃいました。
でも「とっても興味深かったです」ということで、再来週、日本でいちばん大切に
したい会社大賞の主催団体である人を大切にする経営学会のみなさんの来社時に、
「私も立ち会わせてもらってもいいでしょうか?」ということに。
早速、学会の事務局の方にお願いして、快諾頂きましたので、さらに内容の濃い
記事を書いてくれるんじゃないかと期待が膨らみました。
Oさん、待ってます。
こういう機会があるのもISOWAのいい所だと思います。(^^)きっとこういう良い空気感というか雰囲気もお客様に伝わってるのかなぁと思います。
農作物も、組織も、土壌が大事という意味で、
同じですよね。
いい種を植えても、土壌が肥沃でなければ
立派な実は生りません。
> こういう機会があるのもISOWAのいい所だと思います。
そう思えるAくんたちのような人はISOWAを
生きている真のISOWAビトです。
> こういう良い空気感
「良い空気感」か・・・
うまいこと言うね~
ありがとうございました。
このような機会を頂くことで、何をどのように伝えたら良いのかと自分自身考える事も多くとても勉強になります。
JAさんとの架け橋に少しでも力になれたら幸いです。
ありがとうございました。
お客様に語るのとは、またちょっと違った
シチュエーションだったので、勉強になった
ね。
相手に応じて、相手が知りたいこと、聞きたいこと、
興味のあることが何かを考え、それにそって
話を組み立てる。
勉強になるね。