磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

お馴染みの格好で

2015年06月02日 20時17分00秒 | ISOWAの風土改革

付き合いの長い芦部さん、濱地さんの二人ですが、割烹着は着たことが無いというので、
早速お連れしました。やおやへ 笑

大事な二人を案内するので、粗相の無いようにとずいぶん前に予約しました。
予約する時、6時を希望したけど、

  「月曜だから6時15分にしてよ」

というお母さんのたっての依頼で、6時15分で了承して、絶対に早すぎないよう、
遅すぎないよう注意しつつ、ほぼ定刻にお店ののれんを潜ったら、

  「6時っていうのに、遅かったね!」

ってお母さんに言われる始末。

  「いや、いや、そうじゃないジャン。
   『月曜だから6時15分にしてよ』って言われたから
   時間厳守で乗り付けたんじゃない」

普通だったら、10倍返しとは言わなくとも3倍返しくらいで返ってくるところが、
幸い、私が予約の電話を入れた時、まだ早い時間だったから、お母さんはしらふだった
ので、

  「ああ、そうだった。月曜だからね」

と認められて、一件落着。 


こうして無事泡オフスタート。

事業を継承したり、それが間近に迫っている者同士なので、どうしても話題は、
先代との向かい合い方になります。

生前はまったく折り合いがつかなかった芦部さん、言うべきことはケンカしても
言い合った私、そして今も健在なお父様にすでに感謝の気持ちが持てるようになって
いる一番若いのに、一番大人の濱地さん。
三者三様ですが、引き継ぐことの責任感の大きさは三人ともまったく同じです。

違うのは、その背負い方、背負うタイミング、そして背負うまでのプロセス。

世の中には同じ問題で悩む後継者がたくさんいますよね。
でも結局は自分なりの答えを先代と向き合いながら、決めていくしかありません。


そして「もう一度やれば、もっとうまくできるはずだから、もう一度やりたい」と
殊勝な芦部さんに対して、私は、

  「とても同じようにやる自信はないから、やり直しは
   ゴメンだよ」

と心底思ってる私。


こういうことを腹蔵なく話し合えるっていうのが、スコラさんの旗の元に集う
同志経営者仲間です。

だから「懐かしいけど、懐かしくない」。何年ぶりに合っても、昨日も会った
ばかりのように感じられるのだと思います。


コンビニのバイトの店員の質の話から、去年の秋、品不足のバターを探して
コンビニめぐりをした
ことに触れたら、お母さんが

  「その時、お店の人に『買って』と頼まれたけど、まだ使って
   いないバターがあるから、家に持って行ってよ」



と、今でも貴重なバターを、それも値札が付いたままのものをお土産にくれました。

丁重に辞退するのに、「いいから持ってけ!」と言い張るので、ありがたく頂く
ことに。

ところが家に帰る頃には、さらに土産がふくらんで、



おでんの材料の大根までもらっちゃいました。
正確には、やおやではこれではおでんの材料にならない大根をもらったです。
こんな立派な部分でもダメ。これ以上の中心の部分しかお客様には出さない。
こうしてできるのが、



これなんですよね。ある種の芸術品。いつ見ても、見惚れます。ウットリ


そんなおでんやお好み焼きを味わうから、みんなお酒が進みます。
だって、昨日の写真



と比較すると、みんな顔色が違うのが一目瞭然。


また冒頭の写真では、逆遠近法を使ってしまったと、中村君がとても後悔
していました。笑


風土改革の同志。たまにはこうして集まって、これからもよろしくね!
ありがとう。





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5 コメント

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Unknown (acb)
2015-06-02 22:06:08
磯輪さん
まったく暇になっちゃって 試すフィールドがないものですから もう一回再現したいって思っちゃうんですね。
大変だし 想うようにはならないし 社員には認めてもらえないけれど やっぱり経営者は面白い! 中でも社長の面白さは特別。
・・・ってまずまずうまく行ったから言えているのかも知れませんが ホントそう思うのです。
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一人称複数 (シンフォニー)
2015-06-03 08:40:15
acbさん、H地さん

柴田さんを超え、
逆遠近法の奥義を極めたシンフォニーです。

社長の役割も「私」から「私達」の一人称複数に
進化すると、役割が変わり、成果も変わる。

こんなことを感じた一日でした(^_^) 
ありがとうございましたm(__)m
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必然 (ji-hama)
2015-06-03 09:07:40
風土改革を知った時には不器用にも真っすぐぶつかって失敗ばかりしていました。
今、こうして皆さまと再会したことは、その時を思い出して「テクニックじゃない。さらに一歩前に出ろ。出続けろ!」と渇を入れられた気がします。そういうタイミングだったのですね。
支えて下さる皆さんの期待は、頭の良さでもなくテクニックでもない。
これが風土改革の本質。
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感謝しなきゃね (磯輪)
2015-06-03 22:38:17
 acbさん

そういう醍醐味を味わえる仕事に就けること、そして
社員に感謝しないといけないね。
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私の場合は (磯輪)
2015-06-03 22:40:56
 ji-hamaさん

私の場合は、風土改革を知る前は真っ直ぐぶつかってばかり
だったけど、風土改革に出会ってからは、ちょっと大人に
なったよ。

結局、風土改革の根っこは、経営者自身の考え方の変革に
あるんだよね。
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