磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

へぇ~

2018年12月18日 20時50分48秒 | ビジネス・シーン

アメリカで見た珍しいものです。

これは三輪車ですが、三輪車が珍しいんじゃないですよ。

この三輪車が工場の中を走り回ってるんです。この写真では切れてしまいましたが、
後ろにアンテナみたいなものが立っていて、その先端に赤い三角の旗が付いている
んです。 遠くからでもよく目立ち、安全のためでもあるんでしょうね。

この三輪車、後ろについている看板にある通り、メンテナンス担当者専用です。
保全担当者がこれに乗って、工場内を行ったり、来たりするんですね。
実際に走っているところにも出くわしました。

日本じゃ、ちょっと考えられないですよね。

海外の工場では、こういう具合にメンテナンス専門の社員がいるんですが、機械の
保守がきちんと行われているかというと、そうでもないんですね。

 「専門スタッフがいるのに何で機械がきちんと
  メンテナンスされないの?」

ということが不思議でした。

日本では、保全をするのはオペレータというのが普通ですが、ひょっとすると

 「そういう専門のスタッフがいるから、オペレータが
  メンテナンスをやらなくなっていることが逆に
  悪い方に出ているのかな?」

と質問したら、

 「まったくその通り。
  お互いに機械の不調の原因をなすりつけ合っている」

ただアメリカには職種別の労働組合があり、確かに組合の組織率は低下している
とはいうものの、それが存在するところでは、自分以外の職種の仕事に手を出す
ことはしないという不文律があり、それが足を引っ張っているんだそうです。


そういう意味でも、日本のチームプレイの精神は大切にしていきたいな。



段ボールも変わったものを見つけました。



こんな形の段ボールです。底はあるんですが、上面はフルオープンという形状です。
決して後からこういう形にするっていうんじゃありませんよ。最初からこの形なん
です。こういう形状の箱を、



こんな風にパレットに段積みして、パレットごと、コストコやウォルマートといって
大型小売店の店頭に展示するんです。
搬入されたそのままの姿で店先に並ぶから、店員さんの手間いらずです。
日本だったら、

 「こんなことして異物が混入しないか?」

ときっとすぐ言われますね。

スーパーの店頭は、こういうスタイルの商品陳列が圧倒的に多かったです。



もうひとつ、
 
    

インサイド・プリントと言って、箱の内側にも印刷するんです。
今、最も需要の伸びている、eコマース向けの宅配用段ボール分野ではこういう
スタイルがドンドン伸びています。

個人向けに配達する場合、商品に関する情報が箱の外に印刷されてると、かえって
盗難などに遭うかた、外は無地で、中に印刷という事例もあるくらいです。


    

箱の内側に、商品の組立方法などが印刷されているものもありました。


『インサイド・プリント』。これからのトレンドかもしれません。



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