泣かせるね

２０１３年度高校新卒予定者の採用試験でした。

私も３人一緒にまとめて漫談、もとい面談しました。笑

今回の志望者は、アイウエオ順に、これまで二度にわたってＩＳＯＷＡでの
職場実習を体験してもらってきた春日井高等養護学校のＩくん、春日井工業
高校のＨくん、そして愛知工業高校のＹくんの３名です。

志望のきっかけは、

　Ｉくん：二度の職場実習

　Ｈくん：野球部の先輩でこの春ＩＳＯＷＡに入社した
　　　　　Ｏくんに憧れて

　Ｙくん：学校の進路懇談会に先輩として招待されたわが社の
　　　　　Ｎくんの話に魅力を感じて

三人それぞれ、ＩＳＯＷＡビトが引き金になっていて、うれしい動機です。


三人に、学校と家庭、それぞれでこれまで一番うれしかった出来事を聞かせて
もらいました。

まずは学校の部：

　Ｈくん
　　「部活の野球で３年生の最後の大会で１、２回戦とも、逆転で
　　　勝って、３回戦まで進んだことです」

　Ｙくん
　　「中学で野球をやっていた時、言葉づかいがきちんとできない
　　　私のことを顧問の先生が厳しく指導してくれたことです」

　Ｉくん
　　「部活のバレーで３年生の全国大会で３位になったことです」

次いで家庭の部：

　Ｙくん
　　「中学１年になった時、母から『これからは何かひとつ家事を
　　　手伝いなさい』と言われ、以来ずっと家族全員の洗濯を
　　　受け持ってきました。干して、取り込んで、畳んで、それ
　　　ぞれのたんすにしまうところまですべてです。
　　　そうしたらこの前、母がほろ酔い気分の時『本当にありがとう』
　　　ってお礼を言われたことです」

　Ｉくん
　　「あれこれ家事があって、毎晩寝るのが遅いにも関わらず、
　　　母が早起きして、自分のために弁当を弁当を作ってくれた
　　　ことです。恥ずかしくてきちんとお礼が言えていませんが、
　　　本当に感謝しています」

　Ｈくん
　　「兄が野球を先に初めていて、私が野球を始めるきっかけを
　　　作ってくれたこと。そして土日も部活だったけど、いつも
　　　弁当を作ってくれた母。部活の最終日に母にお礼を言ったら、
　　　母が涙ぐんでいました」


どうでしょう、みんなすばらしいエピソードですね。
私まで思わずもらい泣きしそうでした。


こんなすばらしい学校生活、そして家族を持った若者が受験してくれる
ってことは、先生方もＩＳＯＷＡのことを信頼して、立派な生徒を
紹介してくれるからでもあります。

紹介してくれた各校の先生方、ＩＳＯＷＡを受験させてくれたご家族の
みなさん、そして実際に試験を受けに来てくれたＩくん、Ｈくん、
Ｙくん、本当に、本当にありがとう。


その場で、

　「みんな合格だよ。ありがとう」

と三人としっかり握手しました。

　「ただし条件がある。
　　今夜『磯輪日記』にみんなを採用したことを書くけど、
　　それにコメントしなかったら不採用になるからね」

と伝えたら、Ｉくんが、

　「昔のブログにも同じことが書いてありましたね」

いや～、ずい分昔まで遡って私のブログを読み込んでいて、感心、感心。



ご家族に安心して頂けるよう、高校生内定者のご家族の見学会もいつか
実施したいと思います。


ということでまたＩＳＯＷＡビトのタマゴが３名誕生しました。


先生やご家族のみなさんにもどうぞよろしく伝えてね。

おめでとう
そしてＩＳＯＷＡを選んでくれてありがとう。