遭難してたと思う

『磯輪日記』の常連コメンテーターの信州伊那谷のacbさんに山歩きの案内を
お願いしていて、それがやっと実現したような、しないような・・・

７月１８日と日程を決めていたのですが、どうしても天候が芳しくない。

　「それでもとにかく行きます」

ということで、ツノ坊と出かけました。

しかし朝からどう見ても雨。


結局山歩きは止めて、acbさん、観光ガイドに早代わり。
acbさんのハリヤー・ハイブリッドであちこち案内してくれました。

　　　　　　　　　　

まずは・・・　と思いましたが、acbさんがここで詳しく説明しているので、こちらを
見て下さい。

最後にお昼ご飯として

　「どうしてもソースカツ丼が食べたい」

というツノ坊のたっての希望で、acbさんにおいしいお店を紹介してもらい
ました。

私は、当然、以前紹介してもらってわが社の部門長全員と食べに行ったお店に
行くものと思っていましたが、

　「最近行ったら、あの店、カツの厚みはペラペラになっていて、おまけに
　　３００円も値上してたから」

と別のお店に。しかしacbさん、

　「味は絶対おいしいんだけど・・・」

ちょっと歯切れが悪いんです。一体どんなお店かと思っていたら

　　　　　　　　

どうよ、このお店。どう見てもおいしそうなお店には見えませんよ。
大阪の道頓堀ならいざ知らず、信州駒ヶ根高原には似つかわしくないな。
『玉龍』っていう名前も普通ならラーメン屋ですよね～

と思いながら、入ってみると、これがまた窮屈な席。

　「それになかなか出てこないんですよ」

とacbさんが言うだけのことあって、２０分は待ったでしょうか。
とその時、

　「お待ちどうさまでした」

と出てきた丼を見て、ビックリ

　　　　　　　　

カツが丼からはみ出してる。
カツが一列には並びきらないほど大きいので、重なってる。
それにそのカツの厚みが尋常じゃない。
これまで５４年間生きてきて、こんなに分厚いトンカツは初めて見た。
おまけに漬物が３人分大皿に盛って登場。

ここからこのソースカツ丼との闘いが始まりました。

とにかく旨い。旨い。本当においしかった。

でもどうしても最後の一切れは食べ切れませんでした。
恐ろしいことに、メニューを見ると、５０円増しで『大盛り』なるものも
あります。これで大盛りとなると、一体どんなものが出てくるのでしょうか？

acbさんは完食。
当然ツノ坊も完食・・・と思いきや、二切れお残しになりました。

後で聞いたら、

　「acbさんの手前、平らげることは憚られた。
　　あなたが一切れ残したので、それ以上残さないと恥ずかしいから、
　　二切れ残しで調整したの」

とは言いませんでしたが、きっとそうだろうと私はにらんでいます。

とにかく大満足。残した三切れは持ち帰って、光の夕食になりました。


今日一日acbさんに案内してもらって気付いたことがありました。

とにかくacbさん、歩くのが速い。本当に速い。
で、思いました。

　「一緒に山に連れて行ってもらってたら、きっと遭難してた・・・
　　雨で、良かった」

だってacbさんに聞いたら、acbさんの奥さんもacbさんが速く歩き過ぎるので、
「一緒に歩きに行かない」と言われるそうです。


せっかくの休日なのに、我々二人の相手をしてくれて、おまけに命まで救って
くれて（笑）、acbさん、本当にありがとうございました。
とっても楽しく、かつおいしい一日でした。


今夜は、お土産に買った養命酒を飲んで、ぐっすり寝ます。


最後に本日のベストショットを楽しんで下さい。
光前寺の奥にある賽の河原でした。