出前一丁

少し前のことですが、今年の５月、ＩＳＯＷＡオリジナルブレンドコーヒーの生みの
親である名古屋は大須にある松屋コーヒー本店の松下常務とお話していて、

　「そうそう、そう言えば、先日、ウチのホームページに、

　　　『ＩＳＯＷＡオリジナルブレンドコーヒーを飲みましたが、
　　　　とても美味しかったので、分けて頂くことはできませんか？』

　　というお問い合わせがありました。でもこれはＩＳＯＷＡさんの
　　オリジナルなので、

　　　『申し訳ありませんが、ＩＳＯＷＡ様の許可が無いと、弊社で勝手に
　　　　お譲りすることはできかねます』

　　とお返事しましておきました」

　「問い合わせの方のお名前は分かりませんか？」

と聞いたけど、問い合わせには名前は入っていなかったとのこと。そこで、

　「それじゃあ、問い合わせがあったメールのアドレスは分かりますか？
　　ひょっとすれば、そのアドレスのドメインなどみれば、わかるかも
　　しれないから」

　「でも、どこかの企業のドメインじゃなくって、一般的なプロバイダの
　　アドレスでしたよ」

　「それでもそのアドレスを教えて下さい。何かヒントがつかめるかも
　　しれないので」


で、知らせて頂いたアドレスを見て、

　「きっと、Ｏ社のＩ常務だ！」

とピンと来ました。というのも、その少し前にＩ常務は当社にお越しになっていて、
その時、確か、ＩＳＯＷＡオリジナルブレンドコーヒーをお土産にお渡ししたことが
あったからです。

そんなに気に入って下さったのなら、ぜひ一度サプライズで私自身でコーヒーの出前を
しようと思い、チャンスをうかがっていましたが、それがやっと金曜に実現しました。


お目にかかって、

　「今日は、ぜひこれを常務にお届けしようとやって参りました」

と事情を説明すると、

　「あ、それは女房だ。ＩＳＯＷＡさんのコーヒーを飲んで『美味しい』って
　　言ってたから」

と、とても喜んで下さいました。

私も、コーヒーを出前したのはこれが初めてですが、こんな風に、我々が工夫したものを
気に入って下さったなんて、オリジナルブレンドコーヒーを創った甲斐がありました。

今後は、Ｉ常務、いやＩ常務の奥様からのご注文は、喜んでお引き受けするよう、松下
さんに伝えておきます。


ゴーヤでつながるお客様、そしてコーヒーでつながるお客様。
こうやってＩＳＯＷＡの輪が広がるのって、とても清々しいですね。