馬鹿な瓜

昨日の夕食時、

　　「屋台の朝食っておいしいですか？」

と聞いたら、

　　「まずい。おいしいところへ行かなきゃ、まずい」

そりゃそうだよね。

　　「じゃあ、明日おいしいところを案内してあげよう」

ということになり、今朝、街へくりだしました。

　　「ショーロンポーか、麺か、どっちがいいですか？」

と問われたので、ショーロンポ－はよく知っているので、麺をお願い
しました。

到着したのは、中正記念館の東に面した小南門福州？瓜乾麺と
いう地元ではマスコミにも頻繁に取り上げられているお店でした。

お店の看板メニューである？瓜乾麺をオーダーしてくれました。
（日本語には無い漢字なので『？』としました。気になる人は
後日アップする『プレイバック・シリーズ』確認して出下さい）

「乾麺」ってあるけど、食べられるの？　などと気にして、待って
いると、出てきたのは、小さな、小さな丼に、スープが一切ない、
ただの茹でた麺だけ。

一体どうやって食べるのかと思ったら、まず黒酢、次いでラー油、
最後にタカのツメを、自分の好みに応じて加えて、食べるという
ものでした。

麺がからまって、食べにくいのですが、いい意味で何とも言えない
味です。腰があるという訳ではありませんが、モチモチ感はあります。
炒めているのでもないのに、焼きそばのようでもあります。

あまり辛くなりすぎてもいけないので、最初は慎重に黒酢、ラー油、
タカのつめをかけていましたが、物足りないので、その量が徐々に
増えてきて、いい感じです。

スープがないので、出てきた時は、

　　「なんだ、少ない量だな・・・」

と思っていたけど、どうして、どうして、しっかり食べ出がありました。


食べ終わって、『？』瓜って何か気になって、案内してくれた人に
尋ねてみると、

　　「『頭の悪い瓜』っいう意味です。
　　　これを食べると、みなさんの頭がますます良くなりますと
　　　店のポスターに書いてあります」

私の頭も良くなったのかな～