磯輪日記

ダンボールを通じて世界中に夢を提供したい。
『スピードと対話』を掲げ、
世界一社風のいい会社作りが目標です。

君たちはなぜ働くのか

2018年03月12日 21時00分46秒 | ISOWAの風土改革

1か月くらい前、日経トップリーダーさんからインタビューの依頼を受けました。

以前も取材されたことがあったですが、改めて今回の取材の目的を尋ねたところ、次のような
連絡がありました。

どう生きればいいのか、正面から悩み、解答を探る若い人が増えている
のかもしれません。超売り手市場の中、苦労して採用した新入社員たちに
生きがいを見いだし、やる気を出してもらうためには、彼らにどんなふうに
働きかければいいのでしょうか。今回は特に、経営者の皆様が新人にどんな
ふうに働く意味を伝えているのかを紹介できればと考えております。

磯輪社長にように「なぜ働くのか」を真正面から問い、答えを明確に
示している経営者は意外と少ないように思います。

こういう『氷山の下』のことについて、私の考えを聞いたもらえるなら、それはとてもありが
たい機会なので、喜んで引き受けることにしました。


来社したのは、記者のOさん。
インタビュー冒頭、

「ISOWAの新入社員にどうやって『働く目的』を教えるのですか?」

と質問が出たところに、バッチリのタイミングで新入社員のHさんがお茶を出しに来てくれた
ので、

「Hさん、どう?」

と突然振りました。

もちろん急に振られたHさんは驚いていたようですが、それ以上に驚いたのが記者のOさん
でした。

「え、そんなこと突然聞いちゃってもいいんですか?」

って言っても、もう聞いちゃった 笑

するとHさん、

「働く目的を教えられるということはほとんどありません。
考える場、機会がたくさんあるので、常に自分で考えています」

私からすれば、「そうだよね〜」と感じる答えだったけど、Oさんにとってはちょっと衝撃的
だったようで、次から次へと質問し始めたので、

「Hさんも、ちょっとここへ座ってよ」

と私の隣の席をすすめると、しばし私のことを放ったらかして、OさんとHさんのQ&Aタイム
となりました 笑

ひとしきりHさんとのやり取りが終わると、今度は私に、

「磯輪社長は、新入社員に 『なぜ働くのか』と問われたときに
どう答えていますか?」

と問われたので、

「そもそも会社に入ってからそんなことを伝えていておかしくないですか?
それぞれの会社にはその会社なりの働く目的、理念があって、それを
実現するために、我々は働いています。
その目的、理念は会社によって当然異なる。
だったら採用の時点で学生にそれを開示して、それに共感する学生が
入社して来る。
入社してから『何のために働くのか?』を問うのでは手遅れですよね」

「じゃあISOWAさんでは『何のため』に働いているのですか?」

「それは当然、我々の理念である

自分と自分の愛する家族の幸せのため

であり、だからこそ、周りの仲間も同じ目的で働いていることを認め合い、
尊重する。 それが実現できるように、

世界一社風のいい会社をつくろう

このために働いているんです」


こんな話をひとしきりした後、社内の雰囲気を見たいというので、オフィスを案内し始め
たら、

「Hさん以外にも、若い方とお話しさせてもらえませんか?」

と言うので、たまたま目に付いたHさんの同期のTくんに、

「Tくん、日経トップリーダーさんがちょっと話を聞きたいんだって」

と声掛けて、Oさんのぶら下がり取材が始まりました。

私はちょっと自席へ戻って、仕事を処理していたので、Tくんが何を話したのか知らないん
です。

Oさんからは「もうお一人くらい。。。」とリクエストされたので、

「若い人ですか? 男性、女性 どちらがいいですか?」

と希望を聞いたところ、

「若手の女性を」

と言うことだったので、すぐ傍にいたHoさんを紹介しました。
ただ我が社では『若手』の定義は28歳までなので、Hoさんはちょっとだけオーバー
してるので、念のためOさんに、

「彼女はどうですか?
ちょっと若手ではありませんが」 笑

すると当然中核社員を自覚しているHoさんですが、そうは言ってもやや奥ゆかしく、

「私でいいですか?」

「もちろんです!」

とOさん。 そこからまたしばしぶら下がりインタビューへ。
これも私、中座したので、内容は聞いていません。


でもTくん、Hoさんのインタビューを終えたOさんが、

「みなさん、すごいですね。
普通の会社では、『何のために働いていますか?』 と質問されて、
すぐに答えられる社員さんはいません。
私だって、正直答えられないです 汗
それにみなさん同じようなことを答えるところがまたスゴイです!」

「いつも考えているから答えられる。考えていなかったら無理ですよ」


一緒に来社したカメラマンさんが、私だけじゃなく、インタビューを受けた社員も撮影
してたんですが、よくよく見ると、見覚えがあったので、

「前にもウチに来てますよね?」

「はい、工場の中で社員の方に工具を持ってもらい、社長と一緒の
写真撮らせてもらいました」

「よく憶えていますね」

とOさん、

「何度も行ってるのに、まったく憶えていない方もいますよ」

とはカメラマンさん。


日経トップリーダー誌だから、記者のOさんも経営者のインタビューは慣れているけど、
社員、それも新入社員たちへの取材は初めてだったんじゃないでしょうか。
喜んで帰っていったように見えました。


4月号に掲載されるっていうから、どんな記事になるのか楽しみにしています。

Oさん、カメラマンさん、楽しかったです。


ジャンル:
ウェブログ
コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 居ないと思ったら | トップ | 仲人不在で »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
働く意味 (Ho)
2018-03-13 10:11:48
年齢を重ねておりますが、若手の女性枠(笑)で貴重なインタビューを体験させて頂きました。
自分自身の未熟さから、働く意味を見失った時期もありました。
そこから前を向けたのは、複数のISOWAビトの温かい助けがあったおかげです。
自分と自分の愛する家族の幸せのために働くと同時に、仲間のそれも尊重する、
そんな理念のもと仕事人生を送れることを幸せに思います。
この度はありがとうございました。
Unknown (新入社員H)
2018-03-13 20:47:21
お茶出しをしていたらそのままインタビューに少し参加することになり、驚きました(笑)
これも他の会社ではきっと起こらないことだろうな〜と思います。

日頃何気なしにしている「考える」という行動は
習慣であり、日々の訓練のようなものだと思っています。
考えずとも時間は過ぎていきますが、
「働く意味」をはじめ、様々なことを考えるきっかけや機会がある会社で働けていることは
本当にありがたいことですし、
これからもとことん考え抜いて、
自身の考えをより強固なものにできたら、と思います。
貴重な経験をありがとうございました^ ^
ありゃりゃ (磯輪)
2018-03-13 20:54:18
 Hoさん

たいした年齢など重ねていないよ。
私の半分くらいじゃないか 笑
まだまだISOWAビト人生30年以上あるから、
じっくり取り組んでいこう!
「考える」こと (磯輪)
2018-03-13 20:57:33
 Hさん

そうだね、考えるってことは、最初は訓練、
そしてそのうち習慣になるんだよね。
習慣になってしまえば、考えないことの方が
気持ちが悪くなるし、考えた方が幸せになれる。
悩んだ時には、仲間に相談するっていうことも
忘れないでね。相談できるいい仲間がいることも
ISOWAの良さだと思ってる。

コメントを投稿

ISOWAの風土改革」カテゴリの最新記事