これ、どういう写真でしょう?
包丁を握りしめた小僧さんの肩を抱くスーツ姿のあんちゃん。
小僧さんのほうは、刃物を持ってうれしそうにも見えるし、あんちゃんに
ちょっと怯えているようにも見えます。
でもこの小僧さん、年齢不詳ですよね。
この二人、中学の同級生って言ったら、信じます?
関西のお客様へ年始のご挨拶に向かった今日のお昼。
同行してくれた大阪営業所のYくんが、
「今日のランチは、私の同級生がやっている店へ
案内します」
「へぇ~、同級生が! Yくん、顔がひろいね~
美味しいの?」
「それは~・・・」
「何、それ! 美味しくないのに、連れてくの?」
「美味しくないことはないんですが・・・」
ということで案内されたのが こぶや亭 という何とも不思議な名前の
和食のお店でした。
なかなか立派な店構えに、ちょっとビックリ!
やっぱりYくん、謙遜してるだけなんだ。
立派なカウンターに冷蔵ショーケースもあるのに、駐車場には車が
ほとんど止まっていないし、店内もガラガラです。
Yくんが板さんに声掛けると、板さん、一瞬ボーっとしてから、
「あれ、こんなところで何やってんの?
仕事してないの?」
「いや、仕事中。これ、ウチの社長なの。
今、オレ、このすぐ近くに住んでる」
「え、そうなの! 久しぶりやな~」
そこで私も、
「コンチハ! Yくん、ちゃんと仕事してるから。
この近くのお客様を訪問することになったら、
Yくんが、
『同級生がやってる美味しいお店が
ありますから』
って案内してもらったの」
するとあろうことか、この同級生の板さん、
「美味しくないですよ!」
自信たっぷりに答えるんです!
思わず、Yくんに、
「本当に美味しくないんだな・・・」
どうせ美味しくないなら、何頼んでも一緒かと思いつつ、中落ち丼を
注文して、待っていると、次から次へと店へ人が入ってきます。
でも騙されません。
「これ、みんな、サクラだから。
『Yの会社の社長が来てるのに、ガラガラじゃ
カッコ悪いから、頼むから店へ来てよ』
って仲間に頼んだんだよ」
そうこうしてたら、頼んだ中落ち丼が出てきました。
食べてみると、これがやっぱり不味い・・・ってことはない。
意外なことに美味かった!
お店を後にする時、
「記念写真撮らせてよ」
と同級生板さんに頼むと、「ハイ、ハイ」って言いながら、包丁を手に
したまま調理場から出てきました。
「包丁持ったままじゃ、まずいかな?」
「いやいや、臨場感あっていいよ」
「そうですか」
と冒頭の2ショットが。
Yくんの同級生がやってるこぶや亭はここです。
多少怪しい板さんですが、それも余興。
怖いもの見たさで、ぜひ出掛けて下さい。
昨日は、旧友の店に同行頂き、ありがとうございました。
お陰様で約20年ぶりに再会する事ができました。
実は、4年前から徒歩10分程の所に住んでいるのに、
一回も行ったことが無かったという薄情者の私です。
仲が悪かった訳ではなく、同じ陸上部で練習で山に走りに行っては、アケビやスモモを取って、サボっていた仲が良い悪友の一人です。
(営業の外回りでは、サボっておりませんので!)
久しぶり若かりし時の事を思い出し、リフレッシュさせて頂きました。
旧友もしっかり地元に根を張り、頑張っている姿を見ると、私も負けていられません!
ISOWAが世界中に新しい価値を届けられるように、一歩一歩自分の足で進んでいき、ISOWAファン(山下ファン)を増やして行きます。
皆様、お近くにお越しの際は、“こぶや亭”をよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
4年も前から近くにいるのに、今回が初めてだなんて、
そりゃ~申し訳なくない?
これからは、味見もしたし、ちょくちょく訪ねてやってね。