磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

『安全』つながり

2009年10月14日 21時39分28秒 | ビジネス・シーン

今年7月、愛知労働局長 奨励賞を受賞した際、同じ賞を受賞された
会社の代表の方数名と、今後、安全衛生に関して交流ができればと思い、名刺
交換しました。

その中の一社である旭精機工業様が工場見学を快諾して頂けたので、わが社の
安全衛生委員会のメンバーであるSくん、Iくん、Kくんとお邪魔しました。

出迎えて下さったのは、その時ご挨拶させて頂いた同社の安全衛生統括責任者の
N取締役をはじめ、A取締役、人事総務部のお二人のI課長とNさんの5名
でした。

会社および同社の安全衛生活動の概要説明を受けた後、敷地面積8万坪という
とてつもなく広い工場を丁寧に案内頂きました。

旭精機工業様は、ジャンボジェット用の大きな部品を加工する部署と、携帯電話
などの極小部品を加工する部署があり、その両極端の対比がとても興味深かった
です。

また自社が製造・販売している自社製のプレス機械を使ってプレス製品を生産し、
それを販売するというのはとてもいいビジネスモデルだと感心もしました。


見学後は、安全衛生活動に関する質疑応答やらフリー・トーキング。

安全衛生活動は、非常に重要なものですが、時に生産性を優先されたり、コスト
アップ要因と見られたりと、普段は脚光を浴びませんが、一旦事故が発生すると
急に問題視される傾向があり、担当する立場としては複雑な思いを持つものです。

しかしそんな中でも地味な活動を継続し、成果を挙げている旭精機工業様。

 「『守らない』『守れない』と嘆く前に、『なぜこのルール、規制が
  あるのか?』という理由を説明することが重要です」

 「厳しくとも、守らねばならないルールもある」

 「指導する側がまずきちんと見本を見せる。スキを見せてはいけない」

など、など。 みなさんの言葉には、とても重みがあります。

 「地道に継続する以外に安全への途はない」

 「継続は力なり」
 
ということを確認し合いました。


帰路、同行したメンバーたちと、いろいろ話しましたが、「以前は自分がヘル
メットを被らない大株主だった」というKくんに、

 「なぜ今は率先して被るようになったのか?」

と聞いたら、

 「やっぱり、周りがみんな被るからじゃないですか。
  今は本当にみんな被るようになりましたからね~」

環境が大事なんですね。ただKくん、これに付け加えて、

 「いい方向にみんなが向かっているからいいけど、これが逆に向かうと
  怖いよね」

Kくんも本当に成長したもんだ。感心、感心。


旭精機工業様、ぜひ次回はわが社にもお越し下さい。
心からお待ち申し上げております。
ありがとうございました。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勉強になりました (t-style)
2009-10-14 23:44:54
この度はお忙しい中ご案内頂きありがとうございまし
た。

大変勉強になったと同時に、弊社安全活動についても
まだまだ足らない事はあるものの、間違った方向でな
い事も改めて感じました。

折れない気持ちが大切であると、強く感じました。

これからも「ゼロ災害」目指して頑張ります
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感謝しています (加工G I)
2009-10-15 10:03:54
旭精機工業様、貴重な時間を使い工場の案内と安全についての話をして頂きありがとうございました。

危険に対する意識を高めるための苦労に共感し、教える側の姿勢の大切さと気構えをあらためて感じました。

今後も安全第一で改善活動を続けていきます。

貴重な体験ありがとうございました。
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有難うございました (組立 けいと)
2009-10-15 18:12:08
昨日は貴重な時間を有難うございます
観る物すべてが新鮮で、安全に対する考え思い。進め方はみな同じと感じました。
また、帰りの車内で安全についてお話することが出来て、みんな安全に対して真剣に考えてると感じました。
貴重な体験有難う御座いました。
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やるぞー!! (磯輪)
2009-10-15 22:12:32
 t-styleくん、Iくん、けいとくん

同行ありがとう。
今までにない組合せでの小旅行、道中の会話も含めて楽しかったよ。

旭精機工業様の見学、お話も、とても興味深かった。

同じ表彰を受けた会社同士、切磋琢磨して、さらに
上のレベルの安全を目指そうね。
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