ここにも改善が

　「例の緑のカーテンじゃん」

そうなんです。でもここにもわが社の改善魂があったんです。

この写真の左手前の部分とプランターの土の上を見て下さい。
左手前には赤い小さなバルブが見えるでしょ。

さらにプランターには、

　　　　　　　　

そこからつながったホースが走っています。

これ、自動給水装置なんです。作ったのはわが社の組立工程セクションのＡ君。

緑のカーテンに毎朝、毎夕、水やりをしていて、それが大変なんです。

実は、わが家でも毎朝ツノ坊がわが家の緑のカーテンに水やりをしています。
キッチンで容器に水を入れ、それを持ってベランダとの間を１０往復します。

ツノ坊が東京へ出かけた時、私が数日水やりを代行しました。
朝の出勤前の忙しい時に、キッチンとベランダを１０往復するのは、いかにも
面倒でした。

その時、

　「プランターに水のホースを這わせて、ホースに穴を開けておけば、
　　水道の蛇口をひねるだけで、自動的に給水できるのにな～」

と思いました。

たまたま会社でも同じ給水の光景を見掛けたので、そのアイデアを伝えて、

　「こんなことできないかな～？」

と言うと、

　「そうですね、ちょっと考えてみます」


その後、すっかりこのことは忘れていたんですが、この緑のカーテンの前を
通り掛ると、何とこのアイデアが実現しています！

驚いて、

　「誰が作ったの？」

と聞けば、Ａ君とのこと。そのＡ君に自動給水装置の性能（？）を聞いてみると

　「ホースの先端は栓で塞いであり、水が逆流したり、暴発するんじゃないかと
　　心配して、水が出る穴を大きくしたら、それはうまくいったんですが、
　　水の元栓に近い穴からドッと水が出て、ホースの先端の方の穴から出る
　　水がずい分少なくなってしまいました。
　　先端に行くほど穴を大きくするとか、ホースに傾きをつけ、先端ほど
　　低くするようにするといいのかもしれません」

なるほどね。でも私のアイデアがこんな風に実現されると、うれしいですね。
これもわが社の『スピードと対話』かな。

来年はまた一工夫してね。

わが家にも作ってくれるといいんだけどな～