磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

裏と表

2016年03月16日 21時11分59秒 | ISOWAの風土改革

ISOWAの戦略をまず言語化し、それをさらにストーリー化しようという
戦略言語化改めストーリー化ミーティング(略して『SSミーティング』)。

その第4ステージも今回で7回目。

  これからお客様に提供するある取り組みをお客様に分かりやすく
  説明するために、その内容をA41枚でまとめる

という前回からの宿題について各自発表しました。

いろんな意見が出たけど、

 「今ひとつ、キーコンセプト(『X』)の位置付けが
  各自微妙に違っていませんか?」

という疑問がスコラさんから提起されました。


そこで、スコラさんが3つのパターンを図式化して、



 「X(黒で塗り潰された部分)はどう位置付けて
  いますか?」

と一人ひとりに質問しました。

つまり、

 キーコンセプト『X』は、全体か部分か、それとも独立してるのか?

という質問でした。


するとスコラさんの不安が的中。
みんなの意見はバラバラでした。


そこからさらに話し合いを続けていく内に、何だがどれもしっくり来て
いない自分に気付きました。

もともと私は『氷山モデル』で図式化していました。
確かに氷山モデルの階層で表現するには、若干違和感を憶えるように
なってはきましたが、かと言って、部分か全体か? という発想は
どうしてもピンときません。

と、再びスコラさんが、

 「うまく言えなくてもいいので、どんな感じか
  何でもいいので言って下さい」

と言われて、思っていることを口にしたら、スコラさんが、私の氷山
モデルをいじって、



こんな図を描いてくれました。

 「『全体か部分か?』ではなく『裏と表』、つまり
  表裏一体ってことでしょうか?」


この説明を聞くまでもなく、図を見た瞬間に、

 「コレだ!」

ピンときました。


ここで紹介した図は、実はこの時スコラさんが描いたものじゃなく、
去年、一橋大学の古川先生から贈って頂いた『常盤塾のあゆみ』で紹介されて
いたものを引用しました。

そう、『引用』した『陰陽』です 笑


スコラさん曰く、

 「表と裏は一体。
  表にもなり得るし、裏にもなり得る。
  
  開始当初は表を掲げるけど、本質は裏の部分。
  裏を表にできたら、立派なブランドになる。
  1年後にはそこを目指しましょう!」


禅問答みたいだけど、実に面白いんだな、これが。

さて4月1日に、どうやって全社朝礼で社員のみんなに発表するか?
まだ時間はあるので、さらに知恵を絞って、分かりやすく伝えましょう!



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
太極図 (技術K)
2016-03-17 19:35:46
陽の中の陰、陰の中の陽、今回の場合はそれぞれ何にあたるのか?考えだすと深いモデルですね。

ここまでの議論で学んだ事が活かせるよう、この先も頑張ります!
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アウトプット (段ロールI)
2016-03-17 21:59:57
奥の深い内容ですが、やさしく、わかりやすく
説明できたら本物ですね。

何度も考え直し、腹に落としたいと思います。
返信する
深い (磯輪)
2016-03-17 22:09:35
Kくん

確かに深い。
だてに 中国3000年の歴史









Kくん

裏と表の概念は深いね。
ある1つのコトに熱中するのて、自分の能力が霧に煙ったように
ネガティブキャンペーンが定番だったのに、歯ブラシ組が多くなって
くるのが、頼もしかったです。
一緒に頑張ろう!









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