道なき未知研修（？！）

 

「『育つ』から『育てる』『育てる人が増える』」。

昨日紹介した『コーチ・アカデミー』に参加しているメンバーはみな勝手に『育った』

ＩＳＯＷＡビトだと思ってました。でもアカデミーの場で、

 

　「自分は『育てられた』と思ってる人、この中にいませんよね？」

 

と進行役のＴさんが質問したら、何と手を挙げた人が二人いました。

 

２０年のＩＳＯＷＡの風土改革の中で、『育った』か『育てられた』かは別にして、

 

　　自分の変化を体験したＩＳＯＷＡの現場の星、コーチなら、

　　その体験とＩＳＯＷＡの風土を活用して、機械の保守の重要性を

　　理解し、かつ「ウチでも現場の星を育てたい！」という熱い想いの

　　あるお客様なら、一緒にお客様の現場の星も育てられるんじゃないか

 

という仮説を立てました。

 

アイビスの保守スキル（ＩＳＯＷＡの新人事制度でいうところの『技』の軸）研修を

通じて、『理』の軸の成長も狙うために、戦略ストーリーミーティングで何度も何度も

練って、かなりの時間を掛けて企画してきました。　

 

あいにくコロナと重なってしまい、まだまだ参加を躊躇われるお客様もありましたが、

昨日、３社のお客様の現場の星候補に参加頂き、開催することができました。

 

この一風、いや十風くらい変わった研修に、ＩＳＯＷＡを信頼して現場の星候補の社員

さんを派遣して下さった各社のトップの代弁者として、私も少々時間をもらいました。

そこで、お三方に問うたのは・・・　ナイショです。(笑)

この問いは、ある種、ＩＳＯＷＡの２０年の風土改革の中から得られた貴重なノウハウ

だと思っています。

トップのお三方にかける想いを結構熱く（暑苦しく）語っちゃいました　(笑)

 

さらに、スキルを教えるメンバーもみんなこういうことを体験し、成長してきた

ＩＳＯＷＡビトであるところが、この研修のミソなんです。

 

 

最後にひと言ずつ感想を聞かせてもらいました。

 

印象に残っているお三方の言葉です：

 

まずは『技』に関して：

　「何気なく交換したり、期限が来ても交換を先延ばしにしていた

　　小さな部品にも、段ボールの製品品質を維持するための重要な

　　意味があることがよ～く分かりました」

 

そして『理』について：

　「社長と自分の関係などと考えたこともありませんでした」

　「社長の想いを知ることができ、うれしかった。

　　それに応えられるよう頑張ります」

 

我々にとっても『道なき未知』の研修でしたが、お三方の前向きな姿勢のおかげで

想像以上に手ごたえのあった研修となりました。

 

今回の結果を、戦略ミーティングなどで振り返り、さらにいいものにして、お客様の

『技』『理』両面での『現場の星』育成のお手伝いを目指します！

 

研修参加を許可して下さった３社のトップのみなさん、そして現場の星候補のみなさん、

ありがとうございました。

そして研修の企画、当日の運営に当たってくれたＩＳＯＷＡの現場の星や星を目指す

みなさん、ご苦労様でした。　Good job！