年末年始の休みに、Amazonプライムビデオでドラマを2作一気見しました。
ちなみに一気見することを英語では "binge watch" って言います。
やけ食いする、暴飲暴食することを "binge" というところから派生してます。
で、その内の1作が今日紹介する『めんたいぴりり』です。
博多のめんたいの老舗『ふくや』の創業者がモデルのドラマでした。
このドラマの中で『のぼせもん』とか『のぼせおって』という形で『のぼせる』
っていう言葉が頻繁に出てきました。
この言葉、2年位前に小松政夫さんの書いた小説をドラマ化した『植木等と
のぼせもん』でも登場してました。
ダブル主演の 博多華丸さんは名前からしてそうなんでしょうが、もう一人の
富田靖子さんも福岡出身なんですね。二人の博多弁がとてもいい味出してました。
一般的に『のぼせる』っていうと、お風呂に長くつかりすぎてボーッとしたり、
『調子に乗る』みたいな意味ですよね。
でも博多弁では、『愚直にあることに熱中する人』のような親しみを込めた
ある種誉め言葉みたいなものなのかな~と思いました。
ドラマの主人公も、生まれてから少年時代まで育った韓国のプサンで食べていた
めんたいを何とか日本で作ろうと、めんたいに愛情をもって脇目もふらずに取り
組んでいることをして、『のぼせもん』と呼ばれてました。
めんたいが韓国生まれっていうのもこのドラマで初めて知りました。
小松政夫さんは自分の小説にも『のぼせもん』って言葉をタイトルにするくらい
ですから博多の生まれなんで、『めんたいぴりり』にも登場してました。
このドラマを見てて、
「私も『のぼせもん』だな~」
と感じました。
何にのぼせてるのか? それは『ISOWAビト』です。
ISOWAビトのみんな、分かってくれてるかな~
でも、どんなものでもいいけど、のぼせられるものがあるってことは本当に
幸せですよね。これからも もっと『のぼせもん』になりたいです。
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