九州へ出張でした。
長崎では、創業 慶応二年(1866年)の吉宗(よっそう)のあの有名な
大きな茶碗蒸しをご馳走になりました。
この吉宗は銀座にもお店があって、学生時代に付き合っていた彼女に連れ
られて食べに行った思い出があるんです。
ふたを開けた途端に、蒸し寿司も思い出しました。
とっても美味しかったし、懐かしかったです。
お客様を2社訪問して、帰りの飛行機まで時間があったので、同行の野々川
君にお願いして、大宰府天満宮へ連れて行ってもらいました。
そうですひとみと光の合格祈願のお礼参りです。
先月、
「同じ菅原道真を祭っているから」
と山口の防府天神で、代理お礼参りをしたばかりなんですが、その誠意が
道真公に通じたのか、本家にお礼参りが叶いました。
お願いに行ったのは、寒い2月だったのに、もう9月です。
その間に、ひとみも光も希望の学校に進学でき、新しい生活をスタートして
います。本当に時間の経つのは早いもんですね。
2月に行った時は、受験シーズン真っ只中で、夕方にもかかわらず、大勢の
参拝客がいましたが、今日は雨模様ということもあってか、また時間も
やや遅めだったこともあり、境内にはがらんとしていて、むしろ寂しい
くらいでした。
でも念願かなって、ご本尊に正式にお礼参りでき、本当にありがたかった
です。
頼む時は誰でもお願いするけど、やっぱり大事なのはお願いした後の感謝の
気持ちですよね。
胸のつかえがすーっと下りた気分でした。
道真公、本当にありがとうございました。
本当によくすれ違うね。
でもちょっと先越された。
2月は福岡から電車を乗り継いで行ったので、駅から参堂を歩いて、ご祈祷もお願いするというフルコース
だったけど、今回は車で本殿のすぐ脇まで連れて
行ってもらって、車を待たせたまま、本当にお参り
しただけだから、牛も撫でる暇がありませんでした。
それより大事なのは、お礼するという気持ちの問題
だからね。