今年何度か海外へ出張する中で、
「あ~、本当に英語が下手だな~ もっと上手くなりたいな~」
とすごく思いました。
大学を卒業して、トーメンに勤務していた時、私よりずっと英語が下手な
のに、英検1級を持っている同期生がいました。
「英語はオレの方が上手いのに、悔しいな~」
と思うけど、資格が無いと、負け惜しみにしか聞こえない。
「だったらオレも1級取ろう!」
と思い、早速受験しました。1回目で1次は合格して、2次へ。
絶対通ると思っていたら、3分間のパブリックスピーキングが時間内に
全然収まらず、不合格・・・
2回目は1次免除で、2次に再チャレンジ。パブリックスピーキングの出来は
あまり良くなかったけど、何とか合格しました。
残念だったのは、トーメンを退職してから、ISOWAでは海外関係の仕事を
長らく担当しなかったので、ほとんど英語を使うことがなくなり、これで
ずい分英語の腕前が落ちました。
40歳を過ぎた頃から、貿易グループを担当するようになったけど、時すでに
遅しだった。すっかり英語の耳も、口もさび付いていた・・・
まあそんなでも、だまし、だましやってきたけど、最近なぜかせめてもう少し
上手くしゃべれるようになりたいと、強く思うようになってきました。
そんなんで、しばらく前からいい英語の教材を探していたんですが、なかなか
見つかりませんでした。しかしアメリカ出張の少し前に、気に入った教材を
発見。
それがこの『魔法の口ぐせ英語』。ドラマ仕立ての話が、ワン・センテンス
ずつ日本語→英語の順で流れる。この順番が肝だと思ってます。普通は
英語→日本語じゃないですか。これじゃあダメだと思うんです。日本語を
聞いて、
「これって何て言うのかな~?」
と思ったところに英語が流れる。こういう教材を探していたんです。
以来、通勤の車の中で聞いています。
この歳になると、なかなか実際の場面で使えるほど新しいフレーズを覚える
ことってできないんですが、おかげで今回の出張で応用したフレーズをひとつ
使うことができました。うれしかったな~
それからもうひとつ気付いたことがあります。
それはイントネーションです。音を聞いて、それを何度も口に出すなんて
ことは、長年やってなかった。久し振りに「まねる」ということをやって
みたら、「まね」できない。聴いてる音と、しゃべっている音がまったく
違う。何が違うかというと、イントネーションなんですね。驚きました。
何と違うことか! それに気付いて、実に新鮮な気分になりました。
染み付いた間違ったイントネーション。これを何度も、何度も同じ音を
繰り返し聴いて、修正します。
大学の頃は、一度聴いたら、すぐ記憶できたのに、今では何度も聴いて
やっと何とかって感じだけど、多少なりとも上手くなれるように努力する。
この努力するっていう過程を自己満足的に楽しんでいます。
成果は、長い目で乞うご期待!
素晴らしい。
英検は更新制度が無いので、一応有効だと思いますが、かなり錆付いているので、今一度錆び落しに
トライ中です。