
www.aoyama.org(出典)
似たような記事が多くてごめんなさい。これが本来の舞台の広末さんが演じた「飛龍伝」です。
昨年放送した『若者たち2014』の中で、つかこうへい:作の「飛龍伝」が甦りました。
一昨年、つか作品をフジでドラマ化するという話がありましたが、そりゃ、無理だろというのが私の正直なところです。
つか作品は時代性があるので、いつやっても共感と言う感じではないんですね。
台詞やなんでも今、それを言っても今の若い子には判らないだろう…というのがあります。ストーリー性にも言えます。
実際「北区ー」時代の劇団のときでも研究生として入って来る子たちに演技をさせると…特に女性の水野の台詞を言わせると本来のイメージと違う言い方をするという現象はもう…12期の頃からあった。
古典、でもないんだけど、独特の地位にいるのが、つか芝居なんでしょうね。
それで話を戻しますと。私はこの『若者たちー』の中でなんで「飛龍伝」の広末さんのこの写真が出てくるのかよく判らなくて、放送後にやっと事情をのみ込んだわけです。
演出は『北の国から』を手掛けられ、実際「飛龍伝」のダブルスのとき演出をなさった杉田成道さんのもとで作中劇として本当に杉田さんの手によって神林(かんばやし)を演じた広末さんによって甦りました。

やっとこの『若者たちー』を見て触れられるのかなと思ったのが、CSで早々と放送してくれ再放送を見たからです。

いっちゃん格好いい神林美智子です。
つか作品は難しい。
本当に独特です。
また違う作品でダブルスをRUPでもう上演したのかな?みなさんに知っていていただきたい反面、つか作品はつかこうへいの演出ありきの作品で、それ以外はつか作品と呼びたくないのが、私の本音です。
実際、つかさんがこちらの世界にいらっしゃる頃から、お見えになる客層をずっと見てましたが、若い子たちが出てるのに、意外と客層が高い。
往年のファンの方がいらしてくれているのだろうなと思っていました。
覚えていてほしい。
つかこうへいの、あの作品を。
それも本音です。
在りし日の先生の舞台です。
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