大脳山脈

大脳あるところ山脈あり

2020-07-30 | 混線頭
夕方から食事も忘れて本をよんでいたら、私がその本の見ている夢だと書かれていた。
という夢から目覚めるまでは、自分は目次だとばかり思っていた。
挿絵だったとは情けなや。


猫道局の顛末

2020-07-28 | 混線頭
明治時代の研究によると、猫は液体なので、箱や瓶のなかに溜まりたがる性質がある。
降ってくる猫を集めて猫ダムに溜めパイプを通して家庭に届ける猫道局は我々の安心な生活の基盤であることは疑いない。
ただ、蛇口を捻るだけで猫が届けられるようにと計画された猫道だが、意外にもご家庭の猫がみな蛇口を通って猫ダムへと遡ってしまったのは人類の大いなる損失だったと言えるだろう。
さみしい限りである。


植物の心

2020-07-25 | 混線頭

動物である私は、皮膚などの外側と内側が区別できて、わたしとか心とかいうものはこの皮膚の内側のそれに属するものだと思っている。

植物に触覚や痛覚があるとすれば、それは動物よりもずっとゆるやかなものだと思うのだけれど、だとすれば、植物の心は体の表面にこだわらず、もっとぼんやりした範囲に属しているのではないだろうか。

ゆるやかなのだろうか、ないのだろうか・・・