旧市街のほぼ中心にあるこの通りは、カターニアのバロック建築の中でも代表的な建物がたくさん並んでいます。
まずは南のはしにあるサン・ベネデット門(L`arco di S.Benedetto)。
建築材に溶岩を使用しているのが、カターニアならではの特徴です。
門をくぐると、通りに面して、代表的なバロック建築の3つの教会があります。
まず1つめがサン・ベネデット教会(Chiesa diS.Benedetto)。ファサードの装飾が独特です。
正面扉には聖ベネデットの生涯が描かれています。
内装も美しいとのことですが、中を見ることができるのは、金~日のみ。
路地をへだててすぐ隣に立つのがサン・フランチェスコ・ボルジア教会(Chiesa di S.Francesco Borgia)。
ファサードが大理石で装飾されているのに対して、側面は黒っぽい溶岩の色がそのまま残っています。
こちらは、開いているはずだったのですが、入り口には鍵がかかっていました。
3つめが、サン・ジュリアーノ教会(Chiesa di S.Giuliano)。
曲線を活用したファサードは、いかにもバロック建築といった印象です。
ここだけは、中で何かの集会(ミサではなかった)が行われていたためか、中に入ることができました。
意外にも、内部の装飾はすっきりとしています。
この他にも、見どころがいっぱいのクローチフェリ通り。
カターニアを訪れたら、ぜひ足を運びたい場所です。