モンタルチーノのメインストリートから、コスタ・スパニ(Costa Spagni)と呼ばれる坂道を上っていくと、
正面に教会が見えてきます。この教会が、モンタルチーノのドゥオーモです。
ファサードは、19世紀に新古典様式で改修されています。
どことなく、ローマのトラステヴェレ界隈の教会のファサードに似ていますね。
ファサードのすぐ前はスパニ通り(Via Spagni)という道になっていて、
その前に小さな広場があるという変わった作りになっています。
それに、普通ドゥオーモは街の中心にあったり、
町はずれにある場合でも、そののまわりには、司教館なり何かしらの建物があるものですが、
ここでは、まるでギリシア神殿のように街の一番高い場所にドゥオーモだけがぽつんと立っています。
残念ながら内部を見学することはできませんでしたが、
前の広場や、ドゥオーモの裏手からの眺めはなかなかでしたよ。