サン・ビアージョ聖堂は、マドンナ・ディ・サン・ビアージョ教会という名前でも呼ばれる、
モンテプルチアーノを代表する建築物です。
アントニオ・サンガッロ・イル・ヴェッキオによって16世紀に建てられたこの聖堂は、
ギリシア十字型の平面プランを採用していますが、
アプシス(後陣)の部分だけが半円状に張り出しています。
また、まわりが一面の芝生なのもこの聖堂の美しさを引き立たせていますね。
そして、晴れたりくもったり忙しかったこの日のモンテプルチアーノですが、
空もちょうどよい青空です。
こちらがファサード側です。鐘楼のデザインがいいですね。
写真そのものは、逆光のためいまいちですが…。
内部は修復中のため立ち入り禁止です。どうやらもう1年以上修復中のようです。
というわけなので、正面扉から撮った写真がこれです。
おそらく、これが主祭壇なのでしょう。これだけでも、聖堂の豪華さが想像できます。
これは聖堂の脇に立つ「司祭館」(Canonica di S.Biagio)です。
司祭様は今もここに住んでいらっしゃるのでしょうか。