i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

アレッツォの食事(3)

2014年09月28日 | アレッツォ

Osteria De' Cenci(オステリア・デ・チェンチ)


コルソ・イタリアからすこしわき道を入ったところにあるオステリアです。
ここも「オステリア」とは名乗っていますが、むしろリストランテに近そうなそうな雰囲気です。


店内はシンプルな装飾で、イタリアにしては席と席のあいだが広めにとられています。


アンティパストはなしでプリモを2皿。1皿目は「パッパ・ポモドーロ」。
パンとトマトの煮込みです。トスカーナの郷土料理といってもいいでしょう。


2皿目は「ピチ・ペスト・サルビア」。セージ風味のペーストであえたピチです。


セコンドは「ペポーゾ」。牛肉をコショウと煮込んだものです。
これもトスカーナの料理で、
ブルネルスキがフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレの大クーボラを建設する際に
工事現場でふるまわれたのが始まり、という説もあります。

料理を味わってみて、この店が「オステリア」を名乗っている理由がわかった気がしました。
まさにトスカーナの「マンマの味」がこの店の売りだったんですね。
あったかい気持ちになりたいときに行くといいお店です。

コメント
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