サンタ・マルゲリータ・リーグレの街歩きは、マルティーニ広場からスタートです。
街並みは、中世の面影をわずかに残していますが、比較的新しい印象を受けます。
町の中心には、バロック様式のサンタ・マルゲリータ教会(basilica di santa margherita d'antiochia)があります。
残念ながら内部の記憶が(記録も)ありません…。
建物の壁面にはだまし絵が。ジェノヴァを思い出します。
考えてみたらジェノヴァから約20km、影響を受けないわけがないですよね。
他にもだまし絵で装飾された建物があちこちに見られます。
ただ、修復されているのでしょうか、歴史を感じさせるものはそれほど多くありません。
と、思っていたらこんなところに旧市街の名残がありました。
フライング・バットレスの役割を持たせたアーチの上に、小さなマリア像が立っています。
道幅と建物の高さのプロポーションも中世的です。
通りを抜けて、海側に出てみると、古いだまし絵が建物の壁面に残っています。
右手の新しい建物とのコントラストが、サンタ・マルゲリータ・リーグレという町の姿を象徴しているかのようです。