Terrazza Viennese (テラッツァ・ヴィエネーゼ:Hotel Ancora内)
宿泊したホテルの中にあるバール兼リストランテです。
メニューはシーズンオフのため、基本的にはセットメニューです。
ここはコルティナのリストランテの中でも高級なほうなので、やや郷土色は薄れたメニュー構成でした。
ワインも地元のものを飲みたかったのですが、これを薦められました。
プリモは豆のスープ。なかなか上品なお味です。北イタリアではめずらしくオリーブオイルたっぷりです。
セコンドは牛フィレのステーキにズッキーニのソテーを添えたもの。
料理が供されるときに、カメリエーレが「Uno,Due,Tre!」と声を出しながら
2人でタイミングを合わせながらクロッシュを同時に開けたのには苦笑してしまいました。
味は申し分ありませんでしたが、南チロルの料理を食べたかった・・・。
で、ドルチェはマチェドニア。クランベリーやリンゴなど、北のほうの果物が多かったのが救いです。
これでパインやキウイやメロンだったらどうしようかと思いました。
どれも味は申し分ありません。とにかくおいしいものを食べたいならココは申し分ないでしょう。
ただ、素朴な郷土料理を食べたい人向きではないかもしれませんね。
地方の名門ホテルの宿命なのかもしれませんが、地元の人が晴れの日に利用するリストランテなんだろうなぁ…。
と思ってしまいました。