i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

サン・パトリッツォの井戸

2007年08月02日 | オルヴィエートとチヴィタディバニョレジョ

フニコラーレの終点、カエン広場から続く並木道を抜けると、
オルヴィエートの駅方面を見渡せる小さな見晴し台に出ます。
その一角に「サン・パトリッツォの井戸」と呼ばれる井戸があります。
この井戸は、神聖ローマ帝国軍によるローマ略奪の際に、
オルヴィエートに逃げてきていた法王クレメンテ7世が作らせたもので、深さが62mもあります。
二重螺旋構造になっていて、下る人と上る人がすれ違わなくていいようになっています。
(つまり、いわゆるつるべ井戸ではなくて、わざわざ井戸のそこまで降りていくタイプの井戸だということです。)

井戸の外観(入り口)
00280056
オルヴィエートの観光名所だというので、わたしたちも底まで降りてみましたが、
「ただ疲れた」というのが正直な感想です。
しかし、上り下りの途中は、なんだか自分が中世の世界に迷い混んだような気分を味わいました。
皆さんも、オルヴィエートを訪れる機会があれば、ぜひ一度話の種に井戸の底まで降りてみてください。

降りる途中に底のほうをのぞく
00280060
中から外を見る
00280059

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする