弁理士 渡部 仁 特許・商標・知財ブログ

特許・商標・知的財産に関するビジネスブログ

~当事務所が支援している鎌倉ブランドです~

Amazonガチャ、商標騒動で終了

2013年03月26日 09時07分24秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

少し前の話題ですが、「Amazonガチャ」というサービスが商標騒動をきっかけに終了となったというニュースがありました。

「Amazonガチャ」は、筑波大学発のベンチャー企業が立ち上げたサービスで、月額5000円を支払うと、毎月Amazonからランダムに約4500円分の商品をピックアップして注文し、届けるというちょっとユニークなサービスです。

どういった商標騒動かといいますと、同ベンチャー企業はアマゾン社とは無関係にもかかわらず、著名な商標である「Amazon」の文字を商標の一部として使用しているため、あたかもアマゾン社が提供するサービスであるかのように誤認するのではないかという指摘が相次ぎました。

こうした指摘は、深く検討しないと答えが出ない専門的な問題ではなく、ユーザがまず最初に抱く率直な印象ではないかと思います。

アップル等の知財訴訟などで知財意識が普及しつつある現代において、他社の、しかも著名な商標を使用するにあたり、そのような印象を関係者が誰も抱かなかったということなのでしょうか。

結果として、名称を変更してサービスを継続することもできないままサービスが終了とのことですが、法律を詳しくは知らなくても、”危ない”という直感は起業家であれば働かせたいものです。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1302/08/news106.html


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漢字一文字の商標

2013年03月25日 08時59分32秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

漢字一文字からなる商標というのを時折みかけます。

漢字一文字からなる商標というのが意外にやっかいです。
漢字によっては、多様な読みが生じるものがあるからです。

例えば、「寛」という漢字は、漢和辞典を紐解くと、音読みで「カン」、訓読みで「ひろい」「ひろし」「ゆるやか」「ゆるやかなり」「ゆるす」「ゆるくする」「ゆるくす」、名付けの読みとして「お」「おき」「ちか」「とお」「とみ」「とも」「とら」「のぶ」「のり」「ひと」「ひろ」「ひろし」「むね」「もと」「ゆたか」「よし」というたくさんの読み方があります。

商標が似ているかどうかの判断基準として、商標の読み方が同じかどうかという基準があります。
もし商標「寛」を見た消費者が上記すべての読み方をするのであれば、これと同じ読み方の商標は、似た商標ということになり、登録を受けることができません。

私が担当した事件は、漢字一文字からなる商標が引例として挙げられ、辞書に記載されている読みの一つと同じだという理由で拒絶理由通知を受けました。

これに対し、「そういう読み方はしない」とただ反論しても水掛け論で、水掛け論を展開した場合は、特許庁の判断が優先されます。

つまり、登録にはできないという結論です。
ですので、なぜそういう読み方をしないのかという証拠を添える必要があります。

証拠を見つけ出して提示し反論したところ、私が担当した事件では、引用商標はそういう読み方をしないと特許庁でも判断され、登録となりました。
まさに専門性が発揮される領域の仕事であったと感じます。


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商標出願支援システム、特許へ

2013年03月22日 08時39分54秒 | 開発

おはようございます。
弁理士の渡部です。

私が1月に出願した「商標出願支援システム」が特許になりました。

私の職業上、こう書くと誤解があるので補足しますが、私のクライアントの特許ではなく、私の事業で使用する、私の特許です。

当初は、このような簡単なアイデアが特許になるのか疑問でしたが、調査で似たようなものがなかったので、特許庁は、特許を否定する材料がないだろうと判断し、出願してみました。

出願から僅か2ヶ月半で特許になりました。

内容は、とても簡単!
アマゾンなどで買い物をするときに、希望の商品のページを表示すると、他にお勧めの商品がいくつか提案されます。
これを「レコメンド機能」といいます。

私の特許は、商標出願の願書に記載する商品やサービスを決める場合に、レコメンド機能を持たせたというものです。

そうすると、何がいいのか。
ぜひ当ててみてください。


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TPPと著作権

2013年03月18日 08時38分20秒 | 著作権

おはようございます。
弁理士の渡部です。

TPPといえば、日本では農業や医療への影響がクローズアップされていますが、著作権も交渉の対象となっています。

TPPで著作権に関して提案されている事項は、主に4つです。

第1は、著作権の保護期間を延長することです。

現在、日本は、著作者の死後50年間を保護期間として定めています。
TPPでは、これを著作者の死後70年間まで延長することを提案しています。

第2は、著作権の侵害があった場合に、権利者の訴えを不要とすることです。

現在、日本は、著作権の侵害があっても、権利者の訴えがなければ刑事罰を問うことができません。
これは、著作権の侵害があっても、権利者がよいといえば合法になり、ダメといえば違法となる性質があるので、権利者の意思を尊重しようという理由です。
TPPでは、海賊版等の取り締まりを容易にするため、権利者の訴えの有無にかかわらず罪に問えることを提案しています。

第3は、著作権侵害に対する法定賠償金を導入することです。
第4は、3ストライクルールなどを導入することです。

こうした提案を日本が受け入れることとなった場合、総じて、著作権関係は、今よりもずいぶん厳しい規制がひかれることになります。

http://news.livedoor.com/article/detail/7505782/


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特許取得、記念すべき第一歩へ

2013年03月15日 08時42分57秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

お客様の技術が特許となりました。

「戦って特許を勝ち取る」という言葉どおりの日常を過ごす私にとっては、一つ一つの事件が我が子のようですが、その中でも格別なときがあります。

今回の件は、お客様にとっては初めての特許で、設立数十年来の悲願を達成したという程に喜んでいただけました。

昨日は、そのお祝いにお声をかけていただき、行って参りました。

社長並びに役員の方々の喜びの声、苦労話、将来のビジョンなどを聞かせていただき、胸が熱くなり、頑張った甲斐以上の喜びが込み上げてきました。

お客様の記念すべき第一歩を間近で見ることができるのは、弁理士冥利に尽きます。

このような素晴らしい機会に恵まれたことを感謝します。
ありがとうございます。

こうした機会を糧に、これからも皆様の事業の発展に尽力していきます。


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「ニンテンドー3DS」特許侵害で、27億円賠償命令

2013年03月15日 08時30分20秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

ニンテンドー3DSの3D技術を巡って、元ソニー従業員が所有する特許権を侵害したとして、任天堂に対し、アメリカで損害賠償請求訴訟を起こしていた問題で、地裁陪審団は、元ソニー従業員の主張を認め、任天堂に対し日本円で約29億円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

元研究者とはいえ、一個人が大企業の主力製品のしかもコアとなる技術について、大企業に先駆けて特許を取得することができたというのは、通常あり得ず、驚くべきことです。

どういった背景があるのか、今後の報道に注目が集まります。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92C06M20130313


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木材の伝統的加工技術を応用した「木」の振動板

2013年03月14日 09時06分43秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

昨日、小田原にある工芸技術所を訪れました。

寄木細工、細木細工、鎌倉彫、小田原漆器、大山コマなど、木材を使用した伝統ある工芸品について、デザイン・加工技術・塗装の各技術分野から、物づくり支援、研究開発、技術情報連携・交流を事業として行っている団体です。

近年、工芸品の需要が低迷しているなか、工芸品の技術を工業の分野に応用する新たな試みが行われています。

その一つが、「木」の振動板です。

日本ビクターは、工芸技術所とタイアップし、振動部分に「無垢の木材」を使用した、独自の新しいヘッドホンを開発しています。

僅か80μmの薄さにスライスした木材を振動板としてドーム型に成型加工することで、木材が持つ優れた音響特性のヘッドホンを開発・製品化しました。

工芸品の分野では、木象嵌を「ズク」と呼ばれる薄いシート状にするため、木材を薄くスライスする技術が昔から小田原・箱根地域で工芸技術として用いられています。

今回のヘッドフォンの振動板は、この木材を薄くスライスする工芸技術を応用することに成功し、製品化に結び付いたというわけです。

安定して木材をスライスするために、木目を見極めて加工している木工職人の技術を採り入れています。

木材が持つ優れた音響特性をぜひ一度体感してみてはいかがでしょうか。

http://www.kanagawa-iri.go.jp/wp-content/uploads/filebase/results/2012/2012_34.pdf


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中国の知財強化策

2013年03月13日 08時59分19秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

中国企業は、自社で新技術を作り出さず模倣に終始している企業が多いというイメージがあるかもしれません。

これに対し、中国政府は、そうしたイメージを払拭し世界市場における競争力を知財の側面から強化するため、知財強化策を打ち出しています。

その内容は、2015年の特許、実用新案、意匠の出願件数を250万件にするため、報奨金を出して出願を促しています。

当面は、おそらく奨励金目当ての出願が増えるかもしれませんが、国民に対し、知財への意識付けをする効果があると見られています。

中国企業が模倣を続ける体質を変えないのであれば、世界市場において脅威になることは考えにくいですが、新技術を作り出す力を身につけるとなると、途端にライバルとして君臨する可能性が出てきます。

石油等の物理資源が少ない日本が高度経済成長を果たせたのは、世界に先駆ける優れた技術があったことが一つの要因ですが、現在の不況下にあって、年々出願件数が減少し技術力が低下している日本は、中国の成長に対しどう太刀打ちするのか、私達は真剣に考えていかなければなりません。


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メッセージ交換の技術、特許へ

2013年03月12日 08時47分42秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

お客様の案件が特許になりました。

最近多いパターンで、特許出願と同時に審査請求と早期審査を行い、3~4ヶ月で特許を取得するというパターンです。

本件もこのパターンでしたが、途中、特許庁から拒絶理由通知を受けました。

お客様にとっても重要な位置づけである上、拒絶理由通知の内容にも承服できなかったので、特許庁と対峙することを決め、攻防の末、無事、特許を取得することができました。

反論する場合はどこまで主張すれば特許になるのか、譲歩する場合はどこまで譲歩すれば特許になるのかは、専門的な知識はもちろん長年の経験とノウハウと勘がものをいいます。
例えるならば正に「職人の世界」です。

アイデアに核(コア)があることも重要ですが、アイデアを広くカバーできる強い特許を取得するには、「知識」「経験」「ノウハウ」を持ち直感的な判断と実効性のある行動ができる専門家を見つけることもまた重要ではないかと感じます。


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スターバー、商標権侵害で摘発

2013年03月11日 08時37分19秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

有名なスターバックスのロゴを真似し、商標法違反の疑いで摘発されました。

他人の商標権を侵害すると、民事では差止請求や損害賠償請求の対象となる一方、刑事では懲役や罰金などの刑罰の対象になります。

通常、当局は、民事解決を優先するようですが、悪質な場合は、本事件のように摘発ということになります。

2つの商標を並べてみました。
どちらが本物で、どちらが偽物でしょうか。

最後まで諦めない情熱家弁理士 渡部 仁-スターバーvsスターバックス

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130308-OYT1T01546.htm?from=ylist


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他とは違う、知的財産活用の知識をもつ特許事務所

弁理士 渡部 仁が事業者の皆さまに宛てたメッセージです。

▲続きは、こちらのレターをご覧ください。


商標登録からブランド化へ

将星国際特許事務所は、地元鎌倉に根ざした特許事務所として、商標登録を取得し鎌倉でブランドを育てる企業を支援しています。商標登録を取得するだけでなく、商標登録を取得した後、商標を活用しブランドを育てるお手伝いをしています。


▲ブランド化の取り組み事例「井上蒲鉾店様
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▲ブランド化の取り組み事例「鎌倉青果様
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▲ブランド化の取り組み事例「鎌倉薬膳アカデミー様
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商標登録の実績

将星国際特許事務所は、商標登録が難しいとされた事件でも、商標登録に導いた数々の実績があります。商標登録については、初歩的なことから難しい事件まで、どのようなご相談にもお応えします。ぜひお気軽にお問い合わせください。


▲商標登録の実績紹介「レストランレネ様
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利益を生む特許の活用

将星国際特許事務所は、特許を取得し活用する企業を支援しています。特許は利益を生み出すツールです。よい製品・サービスが利益を生み、特許によってさらなる利益が生まれます。当事務所には、特許を活用し利益につなげるノウハウがあります。


▲特許の活用事例「グロータック様
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TBSラジオ番組に生出演!

TBSラジオ番組の「新しいタイプの商標」の特集で、弁理士 渡部 仁がサウンドロゴ(音商標)の第一人者としてコメントしました。2015年4月から新たに対象となった5つのタイプの商標について分かりやすく紹介しています。

弁理士の渡部仁さんと一緒に学びました。
▲弁理士 渡部 仁が「爆笑問題の日曜サンデー」に生出演

ピクシディア様のお客様の声に出演!

弁理士 渡部 仁が動画制作の取り組みについてコメントしました。商標登録という専門的な内容を分かりやすく伝えるためのツールとして動画を活用していることを紹介しています。


▲弁理士 渡部 仁が「ピクシディア様のお客様の声」に出演

特許技術「商標レコメンドシステム®」

将星国際特許事務所は、お客様の特許を取得するだけでなく自らも自社開発の技術について特許を取得し、商標登録のサービスについて他にはない新しい価値を創造し提供しています。


▲特許技術「商標レコメンドシステム」で事業の将来まで守る商標登録を実現

ラジオ番組「鎌倉日和®」

将星国際特許事務所では、毎月第4木曜日の11:20~11:35、Kamakura FMでラジオ番組「鎌倉日和」を生放送でお送りしています。地元鎌倉に根ざした特許事務所として、商標登録を取得し鎌倉でブランドを育てる企業様を、音に乗せてどんどん紹介させていただきたいと考えています。


▲当事務所がお届けするラジオ番組「鎌倉日和」毎月第4木曜日11:20オンエアー

ニュースレター「鎌倉日和®」

将星国際特許事務所では、鎌倉の企業様への情報発信誌としてニュースレター「鎌倉日和」をお届けしています。皆様の事業にお役立ていただけるように、鎌倉ブランドを育てる企業様の取り組みや知的財産のニュースなどを紹介して参ります。


▲当事務所がお届けするニュースレター「鎌倉日和」

サウンドロゴ制作・活用の事例

将星国際特許事務所は、サウンドロゴ(音商標)を制作し活用しています。中小企業の活用事例としてご参考ください。

子どもと作るサウンドロゴ サウンドロゴの制作事例

私たちがモデルケースとして、実際にサウンドロゴを制作し、商標登録を受けPRに活用することで、使い方やその効果などを具体的にイメージしていただけるようにしたいと考えました。

ラジオ番組「鎌倉日和」 サウンドロゴの活用事例

Kamakura FMで当事務所のラジオ番組「鎌倉日和」を毎月第4木曜日の11:20~11:35に放送していただいています。この番組のオープニングとエンディングにサウンドロゴを流しています。

サウンドロゴの活用事例

当事務所の留守番電話のメッセージにサウンドロゴを流してみました。私たちは、留守の時も、サウンドロゴを流すことでお客様に覚えてもらえるように、ちょっとした工夫をしています。

鎌倉花火大会とサウンドロゴ サウンドロゴの活用事例

鎌倉花火大会では、当事務所も尺玉を打ち上げました。そして、目玉企画として、サウンドロゴを使ったメッセージを流すという鎌倉花火大会史上初の取り組みを実施しました。