弁理士 渡部 仁 特許・商標・知財ブログ

特許・商標・知的財産に関するビジネスブログ

~当事務所が支援している鎌倉ブランドです~

カシオの「G-SHOCK」

2012年06月29日 06時47分04秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

「G-SHOCK」は、ご存じのとおり、カシオが販売する腕時計の有名なブランドです。
有名なブランドは、模倣のターゲットとされることがあります。
「G-SHOCK」も、模倣の被害を受けたことが過去にあります。
「G-SHOCK」の類似品として「A-SHOCK」などが日本や諸外国で出回りました。

そこで、カシオは、こうした模倣対策として、「A-SHOCK」から「Z-SHOCK」まで26通りの商標登録を受けています。
こうした模倣対策は、商標登録の事実が存在するという点で一定の牽制力を働かせることができるので有効な側面があります。

ただし、問題がないわけでもありません。
カシオが「G-SHOCK」以外の商標を使用していない場合です。
商標法は、商標そのものを保護するのではなく、商標に蓄積された業務上の信用(ブランド)を保護することが目的であるので、不使用の商標は、たとえ商標登録を受けていても、ブランドの蓄積がなく、法律上の保護を受けるのが難しいという問題です。


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改正著作権法への反発

2012年06月28日 06時08分12秒 | 著作権

おはようございます。
弁理士の渡部です。

先日の記事で、違法な動画であることを知ってその動画をダウンロードして保存する行為を刑事罰の対象とすることを盛り込んだ改正著作権法についてお伝えしました。

これに対し、ハッカーの国際的なネットワーク「アノニマス」が、日本の改正著作権法の成立に反発してサイバー攻撃の予告をした後、日本の省庁などにサイバー攻撃があったようです。

アノニマスは声明で、著作権に保護された音楽や映画をダウンロードした人なら誰でも懲役刑を言い渡される可能性のある法律の成立により、「無数の無実の市民に不必要な懲役刑を多数言い渡すことにつながる」と日本政府などを批判しています。

議論がし尽くされていない状況下での今回の法改正に、まだまだ波紋が広がりそうです。


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煙草専用携帯空気清浄機

2012年06月27日 06時09分41秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

こんな空気清浄機は、いかがですか。

煙草の煙を広がらせずどこででも煙草が吸えるようするため、腕時計のようにリストバンドで腕に取り付け、乾電池を電源としてモーターによりファンをまわし、フィルターを通して煙草の煙の広がりを押さえる事ができる発明です。

参考:実用新案登録第3053537号


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水力発電装置

2012年06月26日 06時11分03秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

記事に紹介されている発明の構想はビッグです。

巨大な船から海底に向けて配管を伸ばし、海底などに発電機を設置し、船で取り込んだ水は重力によって配管の中を落ち、その水流でタービンを回し発電するという代物です。
広大な海、巨大な船、そして1000mもの配管とか聞くと、現在抱えているエネルギー問題が一気に解決しそうな気がしてわくわくします。

神戸大学の名誉教授という学識の高い方が発明されているので、現実まであと一歩という期待も生まれます。

私も仕事柄、このような発明にお会いすることがよくあります。
発明の是非はともかくとして、日本人にはこのようなビッグな発想がもっと欲しいものです。

そして、発想で終わらせるのではなく、試行錯誤し実現を徹底的に追求して欲しいです。
その両輪があって、世の中を幸福にする素晴らしい技術が生まれるのだと私は思います。


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商標「鯖威張る」

2012年06月25日 06時12分42秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

商標「鯖威張る」が出願されましたが、他人の登録商標「サバイバル」があり、審査では、この引用商標と類似するとして出願商標を拒絶しました。

商標の類似は、商標から生じる「外観」(見た目)、「称呼」(読み方)、「観念」(意味)の観点で判断します。
この3つの要素のうち1つでも同じものがあれば、「類似」と判断されるのが通常の運用です。

審査での判断は、とても基本に忠実です。
出願商標「鯖威張る」からは「サバイバル」の称呼が生じ、引用商用「サバイバル」からは同様に「サバイバル」の称呼が生じるので、両商標は、称呼が同じであるから類似であるという結論でした。

出願人は、これを不服として審判を請求しました。
審判では、次のように判断されました。

■「外観」(見た目)■
両方の商標の外観は、十分に区別できるものである。

■「観念」(意味)■
出願商標からは「鯖が威勢を張ってえらそうにしている」という観念を生じるのに対し、引用商標からは「生き残ること、生き延びること」という観念を生じるので、観念において相違すること明らかである。

■「称呼」(読み方)■※ここがポイント!※
両方の商標は、いずれも「サバイバル」の称呼を生ずるものではあるが、出願商標は、「サバ」と「イバル」の2音節に区切って称呼されるのに対し、引用商標は、「サバイバル」と一気一連に称呼されるので、その音感、音調において相違し、互いに区別して聴取される。

結論として、3つの要素のいずれも同じではないので、非類似であると判断したのです。

さて、なぜ類似する商標の登録が認められないのでしょうか。
それは、例えば2つの商標A,Bを同じ商品Xに使用した場合、商標Aを付した商品Xを買った消費者が、後日、商標Aを付した商品Xを買おうと思い、間違って商標Bを付した商品Xを買ってしまうおそれがあるからです。

このような観点から、本件を見てみましょう。
貴方だったら、商標「サバイバル」を付した商品Xを買おうと思い、間違って商標「鯖威張る」を付した商品Xを買ってしまいますか?
審決の判断は、消費者の観点に立った結論だったのではないでしょうか。

参考:不服2011-19223


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なんでも相談会

2012年06月24日 06時14分35秒 | 支援

おはようございます。
弁理士の渡部です。

昨年に引き続き、岩手県内の士業団体等による無料の「なんでも相談会」が実施されますのでお知らせします。

今回は陸前高田市、宮古市、釜石市の3市での開催です。

6月29日(金) 陸前高田市役所4号棟3階 第4会議室
7月30日(月) 宮古市グリーンピア三陸宮古 仮設住宅集会所グランド
9月24日(月) 釜石市シープラザ釜石2F

参加予定専門家等は、弁護士、司法書士、中小企業診断士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、社会保険労務士、税理士、行政書士、日本政策金融公庫、ファイナンシャルプランナー。
弁理士も参加します。


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YouTubeの視聴も有罪に?

2012年06月23日 06時16分18秒 | 著作権

おはようございます。
弁理士の渡部です。

著作権法の改正案が衆議院本会議で可決されました。
本改正案の大きな目玉は、違法な動画であることを知ってその動画をダウンロードして保存する行為について、刑事罰の対象となることを盛り込んだ点です。
罰則は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金という重責です。

この規定は、ファイル共有ソフト等により動画や音楽を不正にダウンロードする行為を取り締まることを狙いとしているようですが、条文の規定の仕方が曖昧であるため、場合によってはYouTubeの視聴も有罪となり得ると指摘されています。

著作権法を運用している文化庁は、YouTubeなどストリーミングは著作権法上の複製に当たらず、違法動画を再生しても問題とはならないとする見解を示していますが、刑事裁判上では、文化庁の見解が必ずしも通用しないとする厳しい見方があるようです。


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ドイツでのGmailドメイン

2012年06月22日 06時19分35秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

ドイツにおいて、Googleユーザが、遂に「@gmail.com」のアドレスを取得できるようになりました。
これまでGoogle社とドイツ企業の商標権のトラブルを巡り、Googleユーザは、「@googlemail.com」のアドレスを使わざるを得ませんでした。

この商標トラブルは、2005年に遡ります。
「G-Mail」という商標を所有していたドイツ企業との長きにわたる訴訟の後、Google社は、「Gmail」の名称の使用を禁止され、「Googlemail」の名称を使用しなければならない状況になっていました。

しかし、Google社は、今年4月に、ドイツ企業が所有する「G-Mail」の商標を譲り受け、7年の歳月を経て晴れて「@gmail.com」のアドレスを使用することができるようになったそうです。

我が国では、商標権の効力がドメインそのものにまでは及びませんが、「gmail.com」というドメインを使用してサービスを提供する場合、サイト上で「Gmail」と表記するのが通常であり、その表記については商標権の効力が及ぶ場合があります。


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秘密特許

2012年06月21日 06時21分31秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

「秘密特許」は、軍事上又は国の政策上必要な場合には特許権に制限を加え、技術内容を公にしないというものです。
秘密特許制度は、明治32年に導入されましたが、戦後間もない1948年に廃止されています。

このように日本においては長らく秘密特許制度が存在しなかったのですが、昨今、秘密特許制度が再検討されているようです。
2007年11月26日付け日本経済新聞によると、経済産業省が、軍事転用可能な技術の流出を防止することを目的として、「秘密特許制度」を導入する方向で検討に入ったとのことが伝えられています。
これはまだ検討段階であり、現時点において実現されていません。

ところが一方で、日本では、隠れた秘密特許制度が一部に存在するという話があります。
特許法のどこにも規定されていないのに、何故そのような制度が存在するのかといいますと、根拠は、「防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」です。

本協定は、1956年に日本とアメリカ合衆国との間で締結された軍事関連特許の秘密保持に関する条約です。
本協定第3条では、「一方の政府が合意される手続に従つて防衛目的のため他方の政府に提供した技術上の知識が、提供国で秘密に保持されている特許出願の対象たる発明をあらわすものであるときは、その特許出願に相当する他方の国でされた特許出願は、類似の取扱を受けるものとする。」と定められています。

現在、我が国では、表立って秘密特許制度は存在しませんが、米国において秘密とされた特許出願に対応する日本での特許出願は、本協定に基づき、秘密特許の取り扱いを受けることになるようです。


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技術的思想の抽出

2012年06月20日 06時22分39秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

技術的思想は、どうやって抽出するのでしょうか。
製品とにらめっこし、想像力を駆使し導き出すという方法はあまり得策ではありません。
人間の想像力には限界があるからです。

では、どうするのか。
従来技術に対する技術的課題を明確にし、これを解決するための製品例を様々な角度から「具体的に」書き出します。

例えば、1つの発明につき10~30個の製品例を考えます。
六角鉛筆の例でいえば、三角鉛筆、四角鉛筆、五角鉛筆、七角鉛筆、横断面の外郭が楕円形である鉛筆、丸鉛筆の外郭に突起を設けた鉛筆などです。
これらを書き出し並べてみると、すべての製品例に共通する要素、そうでない要素が見えてきます。

そして、すべての製品例に共通する要素だけを抽出します。
これが技術的思想となります。

もちろん、このような単純なやり方ではありませんが、製品とただにらめっこしているだけでは、想像力の限界から、どうしても不要な要素をピックアップしてしまいます。
不要な要素を含んでしまうと、そこは、特許の落とし穴となるのです。

第三者は、不要な要素を含まない製品を作ればよいからです。
特許の役割は、どれだけ多くの第三者の模倣を抑止し、利益を独占できるように機能させられるかということに尽きます。
その観点からすれば、製品のコンセプトから様々な製品例を抽出し、すべての製品例に共通する要素(エッセンス)を串刺しにするという作業は、プロセスとしてとても合理的なのです。


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他とは違う、知的財産活用の知識をもつ特許事務所

弁理士 渡部 仁が事業者の皆さまに宛てたメッセージです。

▲続きは、こちらのレターをご覧ください。


商標登録からブランド化へ

将星国際特許事務所は、地元鎌倉に根ざした特許事務所として、商標登録を取得し鎌倉でブランドを育てる企業を支援しています。商標登録を取得するだけでなく、商標登録を取得した後、商標を活用しブランドを育てるお手伝いをしています。


▲ブランド化の取り組み事例「井上蒲鉾店様
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▲ブランド化の取り組み事例「鎌倉青果様
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▲ブランド化の取り組み事例「鎌倉薬膳アカデミー様
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商標登録の実績

将星国際特許事務所は、商標登録が難しいとされた事件でも、商標登録に導いた数々の実績があります。商標登録については、初歩的なことから難しい事件まで、どのようなご相談にもお応えします。ぜひお気軽にお問い合わせください。


▲商標登録の実績紹介「レストランレネ様
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利益を生む特許の活用

将星国際特許事務所は、特許を取得し活用する企業を支援しています。特許は利益を生み出すツールです。よい製品・サービスが利益を生み、特許によってさらなる利益が生まれます。当事務所には、特許を活用し利益につなげるノウハウがあります。


▲特許の活用事例「グロータック様
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TBSラジオ番組に生出演!

TBSラジオ番組の「新しいタイプの商標」の特集で、弁理士 渡部 仁がサウンドロゴ(音商標)の第一人者としてコメントしました。2015年4月から新たに対象となった5つのタイプの商標について分かりやすく紹介しています。

弁理士の渡部仁さんと一緒に学びました。
▲弁理士 渡部 仁が「爆笑問題の日曜サンデー」に生出演

ピクシディア様のお客様の声に出演!

弁理士 渡部 仁が動画制作の取り組みについてコメントしました。商標登録という専門的な内容を分かりやすく伝えるためのツールとして動画を活用していることを紹介しています。


▲弁理士 渡部 仁が「ピクシディア様のお客様の声」に出演

特許技術「商標レコメンドシステム®」

将星国際特許事務所は、お客様の特許を取得するだけでなく自らも自社開発の技術について特許を取得し、商標登録のサービスについて他にはない新しい価値を創造し提供しています。


▲特許技術「商標レコメンドシステム」で事業の将来まで守る商標登録を実現

ラジオ番組「鎌倉日和®」

将星国際特許事務所では、毎月第4木曜日の11:20~11:35、Kamakura FMでラジオ番組「鎌倉日和」を生放送でお送りしています。地元鎌倉に根ざした特許事務所として、商標登録を取得し鎌倉でブランドを育てる企業様を、音に乗せてどんどん紹介させていただきたいと考えています。


▲当事務所がお届けするラジオ番組「鎌倉日和」毎月第4木曜日11:20オンエアー

ニュースレター「鎌倉日和®」

将星国際特許事務所では、鎌倉の企業様への情報発信誌としてニュースレター「鎌倉日和」をお届けしています。皆様の事業にお役立ていただけるように、鎌倉ブランドを育てる企業様の取り組みや知的財産のニュースなどを紹介して参ります。


▲当事務所がお届けするニュースレター「鎌倉日和」

サウンドロゴ制作・活用の事例

将星国際特許事務所は、サウンドロゴ(音商標)を制作し活用しています。中小企業の活用事例としてご参考ください。

子どもと作るサウンドロゴ サウンドロゴの制作事例

私たちがモデルケースとして、実際にサウンドロゴを制作し、商標登録を受けPRに活用することで、使い方やその効果などを具体的にイメージしていただけるようにしたいと考えました。

ラジオ番組「鎌倉日和」 サウンドロゴの活用事例

Kamakura FMで当事務所のラジオ番組「鎌倉日和」を毎月第4木曜日の11:20~11:35に放送していただいています。この番組のオープニングとエンディングにサウンドロゴを流しています。

サウンドロゴの活用事例

当事務所の留守番電話のメッセージにサウンドロゴを流してみました。私たちは、留守の時も、サウンドロゴを流すことでお客様に覚えてもらえるように、ちょっとした工夫をしています。

鎌倉花火大会とサウンドロゴ サウンドロゴの活用事例

鎌倉花火大会では、当事務所も尺玉を打ち上げました。そして、目玉企画として、サウンドロゴを使ったメッセージを流すという鎌倉花火大会史上初の取り組みを実施しました。