弁理士 渡部 仁 特許・商標・知財ブログ

特許・商標・知的財産に関するビジネスブログ

~当事務所が支援している鎌倉ブランドです~

その名は「貯犬箱」

2012年04月27日 06時48分11秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

昨日の記事でご紹介した貯金箱、その名も「貯犬箱」。
皿の上にコインを載せると、お腹をすかせた犬がわき目もふらず一心不乱にコインを平らげ、その動作の振動で下の箱にコインが滑り落ちていくという大変ユニークな貯金箱ですが、コインを複数枚投入すると動作が継続するように、コインが一度に落ちない工夫がされています。

この「貯犬箱」というネーミングは、商標登録を受けており、知的財産権のなかでも商標権により保護されています(登録5295891号)。
第三者は、これと同じ又は似たネーミングの製品を作ることができません。

実にユニークかつ製品の本質を表している商標ということができます。
グッドネームです。
おもちゃは、製品としてのライフサイクルが短いため、知財戦略は「意匠」「商標」が中心となります。
製品の売れ行きに乗せてネーミングを周知させ、ブランドを確立しブランド力により収益を上げていく武器となるのが「商標」です。

「貯犬箱」に続けて、「笑撃アクション」というネーミングについても商標登録を受けています(登録5343065号)。
「貯犬箱」のヒットを受け、シリーズの新製品を次々と展開しています。

http://www.youtube.com/watch?v=ujIWWemVRkg


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空腹犬貯金箱

2012年04月26日 06時49分17秒 | 意匠

おはようございます。
弁理士の渡部です。

皿の上にコインを載せると、お腹をすかせた犬がわき目もふらず一心不乱にコインを平らげ、その動作の振動で下の箱にコインが滑り落ちていくという大変ユニークな貯金箱です。
株式会社ウィズと株式会社ハピネットが共同開発した製品です。

この貯金箱は、意匠登録を受けており、知的財産権のなかでも意匠権により保護されています(登録1383939号)。
保護されている部分は、貯金箱のデザインです。
第三者は、これと同じ又は似たデザインの製品を作ることができません。

おもちゃは、製品としてのライフサイクルが短いため、知財戦略は「意匠」「商標」が中心となります。
製品の売れ行きに乗せてデザインを周知させ、斬新なデザインにより消費者の心をつかみ収益を上げていく武器となるのが「意匠」です。

この貯金箱は、2009年11月の発売からわずか3ヶ月で48000個を出荷し、2011年末までの累計販売数はおよそ国内10万個、海外20万個にのぼります。
また、独創的かつヒットの可能性が高いギフト商品に贈られる「ギフト・オブ・ザ・イヤー2010」ホットノベルティ部門大賞を受賞しています。
とにかく動きのリアルさに驚かされますので、ぜひ一度ご覧ください。


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「ひかり司法書士法人」事件

2012年04月25日 06時52分00秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

先のブログ「『東京国際特許事務所』事件」で、他の既存の事務所と誤認混同を生じるおそれがある事務所名称については、弁理士は、使用することもできなければ、商標登録を受けることもできないことをお伝えしました。

では、事務所名称を届け出て日本弁理士会により登録を受けてさえいれば、事務所名称について商標登録を受ける必要ないのでしょうか。
そんなことはありません。

事務所名称について、次のような事件がありました。
「ひかり司法書士法人」という法人Aが商標「ひかり」について商標登録を受けていました。
これに対し、「司法書士法人ひかり法律事務所」という別の法人Bが、「ひかり法律事務所」という名称を使用していました。

そこで、法人Aは、商標「ひかり」の商標権を法人Bが侵害しているとして、法人Bを提訴しました。
裁判所は、法人Aの商標権を法人Bが侵害していると認め、法人Bは敗訴してしまいました。
商標「ひかり」と法人Bが使用する商標「ひかり法律事務所」が類似すると判断したからです。

事務所名称といえど商標登録を受けることなく使用するのはリスクがあるということです。

参考:H22(ワ)第1232号


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「東京国際特許事務所」事件

2012年04月24日 06時53分09秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

日本弁理士会の会則によれば、他の既存の事務所と誤認混同を生じるおそれがある事務所名称については使用が禁止されています。

すなわち、弁理士Aが「東京国際特許事務所」という名称を届け出て日本弁理士会により登録を受けた場合、その後、他の弁理士Bが「東京国際特許事務所」という名称を使用することは禁止されているのです。
実はこの規定、事務所名称について商標登録を受けるにあたって影響を与える重要な規定です。

事務所名称について、次のような事件がありました。
弁理士Aが「東京国際特許事務所」という商標を出願し商標登録を受けました。
ところが、弁理士Bが、弁理士Aの出願の後でかつ商標登録の前に、「東京国際特許事務所」という名称を届け出て日本弁理士会により登録を受けてしまいました。

そうすると、弁理士Aは、せっかく取得した商標「東京国際特許事務所」を使用することができません。
加えて、弁理士Bが、弁理士Aの商標「東京国際特許事務所」に対して商標登録を取り消すように特許庁に異議申立を行いました。

特許庁は、弁理士Bの異議申立を認め、弁理士Aの商標登録を取り消しました。
その理由とは、「商標権者(弁理士A)は、日本弁理士会の会則により、本件商標と同一の「東京国際特許事務所」という事務所名称を日本弁理士会に登録することができず、その使用を禁止されていたものであるから、商標権者(弁理士A)が、本件商標をその指定役務について使用した場合、申立人(弁理士B)の事務所名称と誤認混同を生ずるおそれのあること明らかであり、公の秩序を害するおそれがある商標というべきである。」というものです。

したがって、弁理士が事務所名称について商標登録を受けるには、事務所名称を届け出て日本弁理士会により登録を受けていることが必要となるわけです。

参考:異議2002-90277


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横浜知財みらい企業

2012年04月23日 06時16分33秒 | 支援

おはようございます。
弁理士の渡部です。

横浜市は、「横浜知財みらい企業」に対する支援事業を開始しました。
平成24年度の第1回の募集です。

「横浜知財みらい企業」とは、横浜市の知的財産支援策を受けるにあたり必要となる認定のことで、横浜市に申請を行った中小企業が「横浜知財みらい企業」として認定されると、横浜市の知的財産支援策を受ける資格が与えられます。

横浜市が弁理士等の知財専門家を通じ、申請を行った企業について知的財産活動が事業に貢献しているか知的財産活動を実践する仕組みが整っているかなどを評価して認定を行います。
申請したすべての企業に対し評価結果を提示し、不十分な点などを無料でアドバイスするようです。

横浜市の知的財産支援策としては、以下のようなものがあります。

(1)金融支援
(2)横浜市ホームページや各種広報媒体を活用した企業PR支援
(3)横浜市知的財産活用促進事業助成金の助成率・助成限度額優遇
(4)国内特許出願の審査請求料の一部を助成
(5)外国特許・商標・意匠出願費用の一部を助成
(6)フォローアップ(評価書に基づく無料コンサルティング1回及び認定企業との交流会の開催)

第1回の申請締切は、6/1(金)までです。

http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/shien/tizai/tizaimirai.html


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コンタクトレンズ関連技術、特許総合力

2012年04月20日 06時57分14秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

パテントスコアという指標を用いて各社の特許を質と量の面から総合的に判断したものです。

第1位…JOHNSON&JOHNSON
第2位…NOVARTIS
第3位…メニコン

注目すべきは、各社の技術は、それぞれの特徴を持っているということです。
第1位のJOHNSON&JOHNSONは、「遠近両用の老眼コンタクトレンズ」「酸素透過性に優れたシリコーンハイドロゲル素材のソフトコンタクトレンズ」を特徴にしています。

第2位のNOVARTISは、「長期間装着可能で、酸素透過性や水透過性に優れたコンタクトレンズ」「親水性ポリマーでコーティングされた酸素透過の高いコンタクトレンズ」を特徴にしています。

第3位のメニコンは、「光学中心を鼻側に位置させることで瞳孔とレンズの中心が重なるようにデザインされた遠近両用老眼コンタクトレンズ」「角膜上での回転をより確実に防止することで安定した見え方や良好な装用感が得られ、安全に使用できるトーリックコンタクトレンズ」を特徴にしています。

どの市場・顧客層をターゲットとし、ターゲットに特化した技術により差別化を図り市場を独占するというのが知財戦略の一つですが、各社とも、洗練された知財戦略をもとに市場で競争を繰り広げているということが伺えます。

http://news.mynavi.jp/news/2012/04/17/129/


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「1クリック特許」日本で成立

2012年04月18日 06時58分42秒 | 特許・実用新案

おはようございます。
弁理士の渡部です。

ビジネスモデル特許の先駆けとして注目されたアマゾン社の「1クリック特許」が、今年3月に日本で成立しました。

通常、問題がなければ出願から2~3年で成立するところ、本件は、出願から14年もの歳月がかかりました。
特許権の存続期間は出願日から20年ですので、2018年9月まで特許が存続する可能性があり、今後のネットワーク業界への影響が注目されるところです。


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日本の夜明け

2012年04月12日 06時59分45秒 | その他

おはようございます。
弁理士の渡部です。

今日はとても春らしい陽気です。
心地よいので、うとうとと眠くなってしまいます。
まさに、春眠暁を覚えず、です。

ところで、この「暁」とは、夜明けのことをいいます。
日本の夜明けの表情は、とても豊かです。
まず、「暁」(あかつき)。
夜明け直前のまだ暗い頃です。

そして、「東雲」(しののめ)。
東の空に明るさが僅かに動く頃です。

次第に、「曙」(あけぼの)。
空が明けゆく頃です。

やがて、「朝ぼらけ」。
空がほのかに明るくなった頃です。

最後に、「朝」(あした)。
すっかり夜が明ける頃です。

春はつい忘れがちですが、日本の豊かな夜明けの表情を感じていらっしゃいますか。


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日本も中国も、商標は先に出願した者に

2012年04月10日 06時02分08秒 | 商標

おはようございます。
弁理士の渡部です。

多くの企業は、新商品や新技術を展示会に出展して強くアピールしたくなるものですが、その情報を公にするかどうかは、事業戦略だけでなく、今後は知的財産権の観点からも慎重な検討が必要です。

例えば、商標。
会社名、商品名、サービス名などの商標は、日本でも中国でも、先に使用していた者ではなく、先に出願した者に権利が与えられます。
企業が展示会に出展したことで、中国や日本で未登録のその会社名について悪意の第三者に商標を取得されてしまい、本家本元の会社がニセモノ扱いされてしまうことも珍しくありません。

日本企業が中国に進出する際に、中国での商標出願を済ませないまま展示会に出展し、第三者に商標を取得されてしまった事例として、「クレヨンしんちゃん」「コシヒカリ」「松坂牛」「青森」「静岡」「香川」「讃岐」などは、有名な話です。
これは、決して対岸の火事ではありません。

このような事態に陥ってしまった場合の対策が下記記事に紹介されていますが、今後は、商標を含め情報を公にする前に、知的財産権については大丈夫かどうかを確認することが、企業のリスクヘッジとして求められるでしょう。
公表前に手を打てるのであれば、それが結果として最も費用も時間もかからなくて済みます。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0409&f=column_0409_014.shtml


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「武家の古都・鎌倉」ホームページ開設

2012年04月09日 06時10分08秒 | その他

おはようございます。
弁理士の渡部です。

「武家の古都・鎌倉」のホームページが開設されたそうです。
鎌倉を見つめ直し、よき文化を磨き発信していく。
文化的な財産を後世に受け継いでいく。
とても素敵な取り組みだと思います。

http://www.bukenokoto-kamakura.com/


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他とは違う、知的財産活用の知識をもつ特許事務所

弁理士 渡部 仁が事業者の皆さまに宛てたメッセージです。

▲続きは、こちらのレターをご覧ください。


商標登録からブランド化へ

将星国際特許事務所は、地元鎌倉に根ざした特許事務所として、商標登録を取得し鎌倉でブランドを育てる企業を支援しています。商標登録を取得するだけでなく、商標登録を取得した後、商標を活用しブランドを育てるお手伝いをしています。


▲ブランド化の取り組み事例「井上蒲鉾店様
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▲ブランド化の取り組み事例「鎌倉青果様
for English



▲ブランド化の取り組み事例「鎌倉薬膳アカデミー様
for English

商標登録の実績

将星国際特許事務所は、商標登録が難しいとされた事件でも、商標登録に導いた数々の実績があります。商標登録については、初歩的なことから難しい事件まで、どのようなご相談にもお応えします。ぜひお気軽にお問い合わせください。


▲商標登録の実績紹介「レストランレネ様
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利益を生む特許の活用

将星国際特許事務所は、特許を取得し活用する企業を支援しています。特許は利益を生み出すツールです。よい製品・サービスが利益を生み、特許によってさらなる利益が生まれます。当事務所には、特許を活用し利益につなげるノウハウがあります。


▲特許の活用事例「グロータック様
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TBSラジオ番組に生出演!

TBSラジオ番組の「新しいタイプの商標」の特集で、弁理士 渡部 仁がサウンドロゴ(音商標)の第一人者としてコメントしました。2015年4月から新たに対象となった5つのタイプの商標について分かりやすく紹介しています。

弁理士の渡部仁さんと一緒に学びました。
▲弁理士 渡部 仁が「爆笑問題の日曜サンデー」に生出演

ピクシディア様のお客様の声に出演!

弁理士 渡部 仁が動画制作の取り組みについてコメントしました。商標登録という専門的な内容を分かりやすく伝えるためのツールとして動画を活用していることを紹介しています。


▲弁理士 渡部 仁が「ピクシディア様のお客様の声」に出演

特許技術「商標レコメンドシステム®」

将星国際特許事務所は、お客様の特許を取得するだけでなく自らも自社開発の技術について特許を取得し、商標登録のサービスについて他にはない新しい価値を創造し提供しています。


▲特許技術「商標レコメンドシステム」で事業の将来まで守る商標登録を実現

ラジオ番組「鎌倉日和®」

将星国際特許事務所では、毎月第4木曜日の11:20~11:35、Kamakura FMでラジオ番組「鎌倉日和」を生放送でお送りしています。地元鎌倉に根ざした特許事務所として、商標登録を取得し鎌倉でブランドを育てる企業様を、音に乗せてどんどん紹介させていただきたいと考えています。


▲当事務所がお届けするラジオ番組「鎌倉日和」毎月第4木曜日11:20オンエアー

ニュースレター「鎌倉日和®」

将星国際特許事務所では、鎌倉の企業様への情報発信誌としてニュースレター「鎌倉日和」をお届けしています。皆様の事業にお役立ていただけるように、鎌倉ブランドを育てる企業様の取り組みや知的財産のニュースなどを紹介して参ります。


▲当事務所がお届けするニュースレター「鎌倉日和」

サウンドロゴ制作・活用の事例

将星国際特許事務所は、サウンドロゴ(音商標)を制作し活用しています。中小企業の活用事例としてご参考ください。

子どもと作るサウンドロゴ サウンドロゴの制作事例

私たちがモデルケースとして、実際にサウンドロゴを制作し、商標登録を受けPRに活用することで、使い方やその効果などを具体的にイメージしていただけるようにしたいと考えました。

ラジオ番組「鎌倉日和」 サウンドロゴの活用事例

Kamakura FMで当事務所のラジオ番組「鎌倉日和」を毎月第4木曜日の11:20~11:35に放送していただいています。この番組のオープニングとエンディングにサウンドロゴを流しています。

サウンドロゴの活用事例

当事務所の留守番電話のメッセージにサウンドロゴを流してみました。私たちは、留守の時も、サウンドロゴを流すことでお客様に覚えてもらえるように、ちょっとした工夫をしています。

鎌倉花火大会とサウンドロゴ サウンドロゴの活用事例

鎌倉花火大会では、当事務所も尺玉を打ち上げました。そして、目玉企画として、サウンドロゴを使ったメッセージを流すという鎌倉花火大会史上初の取り組みを実施しました。