林時計鋪

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ウルバン・ヤーゲンセン Ref.8 18KRG 入荷しました。

2015-08-03 | Urban Jurgensen


先日少しご紹介しましたRef.8 18KRGケースです。
公式表記はローズゴールドです。
バランスが良い時計でありながら、しっかりと個性もありますね。
因みに純正ベルトが未だ届いておりませんので、ジラール・ペルゴ1966用のストラップを仮着けしています。ベルトサイズがラグ幅20mm尾錠幅が16mmと同じで、着け口が弓管という共通点があります。ベルトとケースの隙間を完全に埋めていますね。






ケース径は37mm。このクラスではランゲ&ゾーネのサクソニアや、パテックフィリップのカラトラバRef.5196辺りが同サイズですね。
平均的な日本人の男性の手首には非常に収まりの良いサイズだと思います。






全体的に丸みのあるステップケースです。このケースって意外とキズが目立ちにくいです。
そしてもう一つ、特徴的なティアドロップ型のラグ。これは40年代に流行っていましたね。ウルバン・ヤーゲンセンの現行機種全てのモデルにこのケースとラグが使われています。当時のヴァシュロンやジャガーのトリプルカレンダーが採用したケースバランスに似ています。ティアドロップ型のラグは、細すぎたり大き過ぎたり長過ぎたりすると全体のバランスが崩れてしまいますが、ウルバン・ヤーゲンセンは理想的なバランスだと思います。
ケース厚は公式には発表されていませんが、7.5~8mmという薄さです。これはジャガー・ルクルトの自動巻きマスター・ウルトラスリムとほとんど同じです。
着け心地は抜群にイイです。






グラスバックのはずだったのですが、通常の裏蓋で届きました。
これは後日グラスバックに変更させて頂きます。中身が見えると尚良いのですが…
以前撮った写真がありました↓



このようになります。
特に21金無垢ローターの仕上げは素晴らしいですね。かなり深さのある彫でデザインも古典的です。
搭載ムーブメントは、フレデリック・ピゲ社製cal.1160をアップグレードしています。
毎時28,800振動のハイビートで、パワーリザーブが60時間以上あるという特徴があります。ツインバレルですね。






文字盤のギョーシェ彫と針は他を圧倒しています。
以前このモデルのローマン数字は黒だったのですが、現在は濃いブルーに変っています。コレが針のブルースチールと相性が良いんですよね。






長針の先はかなり角度をつけています。
この角度から見ますと、外周の3本のラインはかなり深い彫になっているのがわかります。
文字盤、針については次回もう少し詳しく観ていこうと思います。








尾錠の写真を2つ載せたのは初めてかもしれません。
18KRG製尾錠も凝っています。
ケースのようにステップ型になっていて曲線がとても綺麗です。画像では解りにくいですが、文字も深いですよ。






そしてリューズです。
メーカーロゴも趣があってイイですね。
ここまで出来るメーカーは少ないです。






Urban Jurgense & Sonner
Ref.8
ケース材:18KRG
ケース径:37mm
防水性:生活防水
※50本のみ限定生産
¥3,240,000(税込)






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