竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

07参議院選挙の考察・その3

2007年07月08日 | Weblog

今日は「平和への結集をめざす市民の風」のブログにある、ユニークな投票方法について検討してみます。現状の候補者、現状の選挙制度でも、投票行動の仕方によっては、参議院(今回改選議席)で憲法9条を守る立場の議員を3分の1以上にできるという提案です。

まずこのユニークな提案は以下の場所にあります。

http://kaze.fm/wordpress/

要約すると、選挙区では1人区では民主党に入れるが、2人区、3人区では民主党に入れる必要なし。むしろ共産、社民、無所属の9条護憲候補の1人に集中的に投票するべし。比例区では共産、社民、9条ネットに投票すべきで、けして民主党に投票してはならぬ・・、といった内容になるかと思います。

与野党を逆転し、政権交代はさせたいが、その後の民主党政権がまともに憲法9条を守り、戦争をしない「特異な国」としての日本の立場を貫き通せるだろうか・・という不安に対する一つの答えでもあります。

ただし、1人区の民主党候補の票と、比例区の共産党、社民党、9条ネットの票を「バーター取引」しなければならないなど、一般有権者には「うーむ、何のことやら」という専門的な内容が含まれています。

たとえば私のいる神奈川選挙区で見てみます。票数は私の予想です。13年、16年選挙の結果と17年補選の結果を参考にしています。合計は350万票と見ます。

小林温 自民党 65万票  ▽65万票

牧山弘恵 民主党 70万票  ▽65万票

水戸将史 民主党 60万票  ▽55万票

松あきら 公明党 70万票  ▽70万票

畑野君江 共産党 40万票  △65万票

和田茂 社民党 25万票  ▽5万票

その他(諸党派) 20万票  ▽10万票

自民党は16年選挙で120万票を獲得していますが、これは公明党の支援を受けてです。13年には単独で130万票を取っていますが、まさに小泉旋風のときです。17年補選では115万票と公明党の支援を受けながら票を減らしています。

現在の神奈川での自民党票はこれから公明党の固定票70万を引いた45万票程度しか、実はものないのかも知れません。補選の投票率の低さを考慮して65万票としましたが、かなり下駄を履かせた数値です。

一方の民主党も16年選挙では浅尾、千葉それぞれ85万票、合計で170万票を獲得していますが、17年補選では牧山さんが1人で76万票しか取れませんでした。投票率の低さを考慮しても2人で110万票程度しかありません。それぞれ70万票、60万票というのは、政権交代風で民主党に浮動票が入るであろう想定からです。

社民党はかつて上田恵子が30万票を取りましたが、これが限界で、今回の和田氏ではその半分もおそらく取れないでしょう。それならば、和田氏ではなく共産党の畑野氏に票を集中させることで、(もちろんこのようなアナウンスが成功裏にできて・・ですが)右側の数値のように2人目か3人目の当選圏内に畑野が入ってくるわけです。

この場合の「バーター提案」は畑野に入れた人は変わりに比例区は社民党に入れるというもの。共産党のコアの人は入れないにしても、30万票から40万票の比例票が稼げるなら社民党も文句はあるまい・・という論理です。

これは従来のように、私は○○さんが好きだから○○さんに入れる・・というような「感情投票」ではなく、結果がどうなるかを考えながら行う投票で、「熟議投票」というべきものです。

憲法9条を守ろうとする、必死の立場であれば、こういうことを真剣に考えるべきではありませんか?と問いたいのです。どう思われますか?

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