なにがなんでも

・・・・

今年も・・・・。

2009-07-27 21:57:17 | bicycle
今年も走ってまいりました、グランフォンド吉野。
昨年、一昨年とショートコース(85km)を完走したので今年は満を持してロング・イースト(164km)に挑戦しました。

コース図(http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=0c189cd71f78978150f90b9f12b46775#large)

今年は、このグランフォンド吉野のロングコースの完走を最大の目標と位置づけてました。例年ですと、グランフォンド吉野の直前は梅雨時で雨のためにあまり乗れない日が続くのですが、今年は幸い、土日に雨の日が少なかったので、かなりの距離を乗ることができました。グランフォンド福井を始め、りょうちちグルメツアーなどと称してロングorミドルライドを敢行しましたが、おつきあいいただいたみなさま、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
さて、グランフォンド吉野、ロングイーストコースですが無事完走することができました。
データは距離164.5km、時間8h47m28s(メーター8h19m41s)、Ave19.1km/hでした。因みに昨年のショートコースは4時間8分46秒(86.6km)でメーター記録は3時間59分22秒(Ave.21.7km/h)でした。
今年は倍近い距離、更に過酷なコースかつ雨という条件を考えればなかなか頑張ったと思います。いや、ものすごく頑張りましたよ(^_^)v。
朝、宿をでるときは晴れ。「晴れて良かったですね。」と言って送り出してもらいましたが・・・・。たかすみの里エイドをでて、55.8km(距離8.2km 標高差613m 平均勾配7.5%)から始まる上りの手前で雨が降り始め、上りの途中で本降り。元々、道には苔がはえていて上手く上らないと「リアがホイルスピンしますよ」というアドバイスはいただいていましたが・・・・。何度かホイルスピンしたので、たまたま横を走っていた人に「ここの上りは難しいですね。」と声をかけ、少し勾配が上がったので立ちこぎをしようとした瞬間、溝蓋を踏んだみたいで思い切りホイルスピン。前につんのめってマジで落車しそうになりました。それからは苔や落ち葉を踏まないように、水の浮いてるところ避けて、出来るだけリアホイルにトルクをかけないように、気を遣いながら上りましたよ。上りでそんなんやから64km地点から9km続く長く細く曲がりくねった急勾配の下り坂は怖くて怖くて・・・。上りの方が絶対スピードでてるといわんばかりのスピードで下りました。
下りきって、76km地点から16km続く長い上り(標高差788m 平均勾配4.9%)を超えると関門。そこにお知り合いの方がボランティアスタッフをされていたのでしばし談笑。若い方ですが自転車に関してはベテランなので色々アドバイスをいただいて再出発しました。その後は少しアップダウンを繰り返して基本下り、前述の下りほどではないけどやはり気を遣いながらのダウンヒル。107km地点の黒滝エイドに到着したときには、上りも下りも相当気を遣ったせいで本当にホッしました。ホッとするとお腹がすいてきて名物の柿の葉寿司を5個も平らげてしまいました。最初のエイドのたかすみの里エイドでも2個平らげたので都合7個平らげたことになりますね。柿の葉寿司をたべるのもグランフォンド吉野を走る目的の一つなので・・・。
残念なことにそこから先は前にも後ろにも人がいない完全一人旅。150km地点で再び黒滝エイドに戻ってきたときに5~6人の集団に追いつきましたが最後の軽い上りでついていけずあとは惰性でゴールしました。しかし、あと3km、2kmとカウントダウンしていると自然と笑いがこみあげてきました。ゴール地点で「完走おめでとうございます。数少ない完走者です。」(完走率49.27%)と言っていただいたときは「よっしゃ!!やったあ!!」とガッツポーズしましたよ。先ほど関門でスタッフをされていたお知り合いに再び笑顔で出迎えていただき、スーパーロング(204km)に挑戦された同行の方のゴールを待って帰ってきました。
個人的には雨の時の走り方とか準備とか反省すべき点はありましたが今年も頑張って目標を達成できたこと、楽しめたこと、素晴らしい景色を見ることが出来たことに感謝したいです。大会スタッフの方々、応援していただいた方、日頃ご一緒していただいている方々にも御礼をいいたいです。もちろん、トラブルなく走りきってくれたマイマシンやホイール、タイヤにも。
最後に、坂を上っているとき自然に頬の筋肉がゆるみ笑っているような表情で上っている自分を自覚しました。やはりグランフォンド福井の最後もこんな表情(笑っているような表情)で上ってたんでしょうね。


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