まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

行くあてを 決めているのか かたつむり

2016年06月27日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、梅雨前線が南海上から北上していて雲が広がっており、夕方からは雨が降るらしい。明日の28日は梅雨前線が四国の南岸に停滞するため、曇り空で時々雨が降る見込みらしい。

 

 そんな気持ちの良い朝一番に、いつもの県立病院に向かった。7時半出発の8時過ぎに病院に入った。今日の予約診察時間は9時。採血やレントゲン撮影もあるので早めに入ったのだが、いかんせんお役所仕事だから、きっちり、8時半にならないと扉は開かれない。

 

 まずはX線胸部間接撮影。1分ほどで撮影完了。

 

 次に血液検査と検尿検査。毎回のワンパターンになっている。ここも8時40分くらいに終わった。今日は異例の早さである。

 

 予約時間の9時過ぎにはドクターの診察を受けたが・・・。またしても「心不全状態」。実は一ヶ月ほど前から体調が優れないのだ。おなかが張るし、食事が半分ほどしか食べられない。また、椅子や座布団に座ると全く飲食ができない。つまり、おなかがつかえて食べ物が入らないのである。だから立って食べないといけない。

 

 当然、ドクターは緊急入院を勧めるが、この暑い時期に風呂のない病院には入院したくないし、週末には集落の行事があるし、来週は本山でのお勉強がある。ドクターは、それができる状態ではないと言って聞かない。

 

 どうするかでドクターと話し合ったが、やはりドクターとは喧嘩にはならない。無条件降伏ではないが、この高価な「サムスカ15mg錠」を飲むことで譲歩した。薬価が2,598円。三割負担で779円。今回は一週間分で5,454円になる。この薬を飲んで結果が良ければ京都行きは許可。結果が変わらなければドクターストップで即入院となる。ことは、そこまで深刻な状態。自分史を書く余裕なんぞないらしい。

 

 胸を圧迫されるから呼吸困難になる。「肩で息をする・・」状態だが、たぶん、この梅雨時の低気圧の影響だろうと思っていたが、やはり胸水が溜まっているのか・・・。ま、慌てても仕方がない。何があってもいいようにと、期日前投票を済ませておくことにした。

 

 今回の選挙は争点がわからない。ただ、自民対野党共闘の構図。比例代表も形だけのような。

 

 ま、一票ずつを投じてきた。

 

 がっくりと力なくわが家に戻ったら、自動車屋さんからの電話。「早く修理しないと、うるさい音が出るよ」というので、しぶしぶ自動車屋さんに行って来た。

 

 愛車の左ドライブシャフトブーツ・アウタの破損があって、ここからオイルが漏れているので、この部品を交換した。ま、車も私のいのちを支えているのだから仕方がない。ここで1万円ほどの出費。

 

 そして、問題のお薬。一週間分で7,652円。病院の診察代ほかが4,684円。来週もこれくらいが必要になるのかな・・。

 

 今日の記事とは全く関係がないが、今日の掲示板はこれ。「有る角も 出さねば丸し かたつむり」というもの。持っているツノも、出さなければ丸く済むではないかという、かたつむりにかけたことばである。江戸時代の始め、姫路の近くの網干(あぼし)というところに盤珪禅師(ばんけいぜんじ)という禅僧がいた。ある僧がたずねてきて、「私は生まれつき短気で困ります。すぐ腹を立てて、人には器が小さいと思われるし、師匠にも叱られる。盤珪さん、なんとかこの短気をなおす方法はありませんかねぇ。」という相談に盤珪さんは、「その短気とやらを、この場に出してみなされ。短気の正体を見ないことには、なんともならんからのぉ。」と言った。「いや…いまのところは、短気はござらぬ。何かの折にひょいと短気が出ます。」「そんなことがあるものか。生まれついてのものなら、いつなりとも、どこなりとも出せるもの。本当に無いのか?」「腹の中を探ってみても見当たりません。人と面倒を起こしているときには顔を出します。」「なんともお主はおかしなことを言われる。自分の身びいきで、出たり引っ込んだりする ものを、生まれついてのものと言うのか。自分の我欲の罪を親になすりつけて、生まれつきだと言うのは、親不孝者だぞ‼」短気に実体のないことを気付かされたこの僧は、「気」に振り回されることなく、自在にコントロールできるようになったそうである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。



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