まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

そのままに 散ってしまうか 緋のもみじ

2017年11月12日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は8.8度から14.9度、湿度は70%から61%、風は2mから1mの北東の風が少しばかり。明日の13日は、高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方から曇る見込みらしい。

 

 今日は「遊学のススメ」という観光ツアーがあり、紅葉&遍路みち in 大窪寺・・・というイベントが予定されていた。しかし、参加者が少なくなり、中止になった。

 

 そこで、もう一つのイベントに参加した。前山クリーンウォークという、遍路道沿いのゴミ拾い作戦である。前山地区の住民やら県の職員やら銀行さんの職員やら、私たち「つかさの会」のメンバーやら百人近くが参加していた。

 

 私たちのメンバーは6名が参加。この、前山地区活性化センター前に集合して、ここからゴミ拾いに出発する。

 

 私たちのグループは、恒例で、この前山ダムを一周するコースで歩く。およそ1時間だから、4Kmコースくらいなものだろうか。

 

 コース沿いには、こうしたミニ八十八ヶ所が作られていて、地区のご婦人の作った帽子やよだれかけがかけてある。

 

 こうしたコースを歩きながら、紅葉を楽しみ、会話を楽しみながら、ゴミ拾いをする。

 

 この前山ダムの堰堤まで来れば、ゴール地点はまもなくだ。最初はゆっくり目に歩いてきたので、このあたりで予定の午前九時を過ぎた。一行は足早になって歩く。

 

 今回もたくさんのゴミや空き缶、空き瓶が回収されていた。

 

 9時20分ごろ、さぬき市長や県土木の道路部長や銀行の支店長などの挨拶で作業を閉めた。

 

 参加者は老若男女・・・ということで、小学生も数名ほど参加していた。

 

 その後、私たちは別室で反省会というか、情報交換などをして、お茶と菓子パンをいただいて前山を後にした。

 

 で、向かった先は「大窪寺」。今日も大勢の人がおまいりに来ていたし、紅葉見物の人たちも多かった。大きなカメラやスマホをかざす若者も大勢いた。

 

 だから、門前の「八十八庵」の駐車場も一杯で、出るに出られず、入るに入れずで混雑していたし、おうどんを食べるための行列も早くから続いていた。

 

  今日の掲示板はこれ。写真写りが悪いのは高さと光線のせいだと思う。「一人よがりの生き方は 広い世間を狭くする」というもの。そうとはわかっていながらに、「オレが、私が・・・」と言っててしまう。電車の中で化粧をする。電車の中で平気でおかしやパンをむしゃむしゃと食べる。紙くずやゴミは平気で捨てる。他人様のことなんぞ眼中にはない・・・・。そういう世界になって しまったんだろうか。でも「わしがしなければ誰がする」(平櫛田中)でもある。自分が頑張るのは当然だけど、回りを見る余裕を忘れちゃいけない、と自戒する今日この頃である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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