まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

雨の中 若葉見ながら 来る遍路

2016年04月27日 | ふるさと散歩

 丸亀地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨が降っている。気温は16.4度から18.9度、湿度は94%から90%、風は2mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の28日は、低気圧や寒気の影響で雨が降りやすい見込みらしい。

 

 今日はしわく広島での「おせったい」の日。つまり、旧暦3月21日、ミニ八十八カ所のお大師まいりの日なのである。

 

 ここが一番札所の霊山寺。むろん、どこから初めてもいい。この島にはミニ四国が作られているが、最近は過疎化で人数が減ったために、1集落で三カ所程度、7集落あるので、20カ所程度でおせったいが行われる。形ばかりにお賽銭を入れ、形ばかりに頭を下げて、パンやお菓子を頂いて回る。

 

 本四国通りのご本尊さんとお大師さんの石仏が置いてある。ここは、6番さんと7番さんを一カ所に集めてある。こういう石仏を巡っていく民間行事である。おせったいをすることによって、自分の願いや思いをお遍路さんに託して、自分の身代わりとなってお四国を回っていただくことから始まったもの。だから、おせったいがメインであって、おせったいする方も、「おせったいですから」と言って品物を差し出し、受け取る側も「おせったい」を「くれるもの」と思い込んでいる。

 

 ここは雨が降っていたので、車の中でおせったいをしていた。ちなみに、ここでは「ゆでたまご」一個。

 

 ここではスナック菓子一袋。雨防止のためにブルーシートを張ってあった。おとなりは無人で夏柑を置いてあった。

 

 この頃・・8時半ごろは雨も上がって薄曇りになっていた。ここでも、昨年とは品物もお世話役も半分になっていた。ここは本来、山の上のお堂でお接待していたが、坂道が急なために、こちらで出開帳してのおせったいになっていた。

 

 今年は平日でもあり、しかも雨天ということで、お参りの方は100人以上200人以下という話だった。

 

 お接待する方も暇そう・・・。ここは正式のお寺の本堂でのお接待である。

 

 ここは天台宗寺院で、住職さんが護摩供養をされているところだった。

 

 昨日の失敗で、利尿剤の入った薬と、一円玉の詰まったお賽銭袋を忘れて来てしまった。だから、形だけの合掌をしただけで申し訳ないほどのお接待をいただいてしまった。

 

テーブルの上に並べてみた。やはり、手軽なお菓子やパンが多かった。少し前までは主流だった「小豆ご飯=赤飯」や、「バラ寿司」などは手間がかかるのでめっきりと姿を消した。即席ラーメンは7個ほどあった。

 

 土日だったら二千人分、平日なら七百人分・・・と聞いていたが、最近はずっと、それ以下になっている感じがした。特に今年は、おせったいの場所が減ったのと、お参りの方が少ないなぁと感じたことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「明日の人生はきっと何かあるものです。きょうの苦しみはきょうで終わり。明日の苦しさは明日の話」という吉田潤喜さんの言葉から。吉田潤喜 (全米にてヨシダソースで有名な日本人/ヨシダグループ会長兼CEO)さんの言葉である。苦しみを翌日に持ち越さない習慣をつけられると良いものだけれど。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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2 コメント

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行ってみたい・・・ (khirose 弘瀬)
2016-04-27 18:54:23
地域の皆さんの人柄が解りますね、
親切でおおらかで優しく素朴な人達・・・

自分の田舎では見られないし想像もできないです、
先代の頃の素朴な優しさを感じなくなりました。
re:島内生活 (まほろば)
2016-04-28 16:43:07
おせわさまです。
 このおせったいという行事は100年も続いてきたものですから、一生懸命です。でも、島の人の数が減ってくると、なかなかに大変なようです。
 でも、永く続けて欲しい行事ではありますからね。

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