まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あきらめもほどどほどが良い春の朝

2020年02月28日 | 時にはぼぉっ~とする時

さぬき市は高気圧に覆われて晴れているが、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎから次第に曇るらしい。気温は2.5cから8.1c、湿度は70%から52%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の29日の香川県は、前線を伴った低気圧の影響で、昼過ぎから夕方にかけて雨が降る見込みらしい。

 

 105/48/80 36.3c-98% 66.5Kg 体調に変化はない。あのあと、医療側と意見の相違とかがあり、ついで、誰かがノートパソコンを壊して起動不能になった。自宅から予備のPCを持ってきたが、これも壊れていて文書作成不能になって、今日まで来た・・・という短い歴史。

 

 病院側と話し合った結果、心臓に窓をあける手術は無理だということになって、これ以上の治療は継続できないことになり、これで私の治療は終わることになった。ペ-スメーカ-のバージョンアップは終わっている。あとは余生を楽しむほかないという。

 

 そこで、入院二ヶ月後の2月25日に強制退院して、我が家で静養中。静養中とはいいながら、これまでの二階中心の生活から一階だけの生活になるので、その模様替えとかPCの移転計画とかで準備中。この週末で移転完了し、来週の3月からは心機一転、普通の生活に戻る予定。ブログも復活予定。

 

 他人は”退院した”と聞くと、「おめでとう」「よかったね」とお祝いをしてくれるけれど、私の場合、どこもよくなってはいないし、痛みが消えたわけでもない。足はしびれて歩けないまんまだし、右目は白内障が進んだまんまだ。

 

ただ、昨年の年末には激しい心不全発作で緊急入院し、その後、香川医大付属病院の救急救命センターに救急車で救急搬送されて10日間、生きるか死ぬかの境をさまよってようやくに生存できた・・・という短い歴史も残る。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生が行き詰まるのではない 自分の思いが行き詰まるのだ」という安田理深先生の言葉から。昔々一匹のウサギがいた。ウサギは秋の間中、ずっと木の実を集めては山の中に隠しておき、隠し場所を忘れないように何か目印はないかと探した。ふと見上げると雲が見える、この雲を目印にしようと考えた。そして冬、雲が動くことを知らなかったウサギは目印を見失い、そして蓄えを全て失った。ウサギは我々の鏡である。変わりやすく不確かなものを人生の目印にしてしか生きられないのが我々ではないか。家族、お金、健康、仕事…。自分を輝かせるために、それにしがみつき、生きがいを見出そうとする。人生が上手くいっているときは、自分が目印にしているものが不確かなどと思いもしない。しかし、どうすることもできない状況に出会ったとき、自分が人生の目印にしていたものは、何とはかないものだったかを思い知らされ、絶望と空しさで、どう生きていいか分からず迷う。そして、人間はそれを繰り返すのである。

 

 
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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