JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

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逃げても立ち向かっても

2006年10月30日 | a-c

秋が深まってきたと思ったらそれもそのはず、10月もあと残り一日、北風が遠くで様子をうかがっている、そんな季節になりました。

世の中には、その時代時代、その季節季節、個人個人で、流行(はやり)ってもんがあるものですけど、自殺のブームはいただけません。
今月に入って、子供たちの自殺事件が何度報道されたでしょうか?
思えば、今ほど人間一人の命が軽んじられる時代もないのかもしれませんね。
幾度となく繰り返された戦乱の中でも、自己の命は最大の重みを持っていたし、仮に死を選ばざるをえない時でも、生きてきた誇りと命に対する尊厳は最後まで捨てることは無かったでしょう。

自殺を逃げだと言う人もいますが、私はけしてそうとは思いません。人間時には逃げることも必要なんです。逃げなくちゃいけないんだったら逃げればいい、その選択は自殺じゃない。
生きるということは苦しいことなんだと思います。どんな人だって一度や二度、死んでしまいたいと思ったことや、リセットしてしまいたいと思ったことは、絶対にあるはずなんです。そのたびになんとか乗り越えてくるんですよ。
逃げたいんだったら、逃げなさい。友人から先生から家庭から苦しみから、逃げなさい。ずるいと言われたっていい、逃げなさい。誰もわかってくれなくてもいい、その場で自殺を選ぶくらいなら、逃げたほうが、ぜんぜん、まったく、カッコイイ。

死をもって何かを主張したい?
周りの状況を見てみなさいよ。事件が起きて、せいぜい一ヶ月、二ヶ月ぐらいで、曖昧な世界の中に消化されてしまうじゃないですか。一つの命が主張するものなどそんなものなんですよ。ならば生きて主張しなさい、逃げずに主張しなさい、生き抜くことが主張なんです。その主張は自殺なんかより遙かに人の心を動かす力に、そして自分自身を高める基を作るのだから。

仲間が欲しければ、声を上げてみてください、方法がわからなかったらもっともっと悩めばいい、悩みは苦しみだけど、人間に与えられたもっとも人間らしい事なんです。相談する相手がいないんなら、もっともっと探す努力をしてみましょうよ。自分の周りにいなくても、自分の町にいなくても、自分の国にいなくても、必ず何処かに仲間はいます、わかってくれる人はいます。
ゲームみたいに、最初から仲間になる人が決まっている訳じゃない、だから苦しいし、だから楽しいんだよ。

逃げてもいい、逃げないで主張するのもいい、自殺はそのどちらでもないことをわかって欲しいんです。自殺は最終手段なんて、わけのわからないことを言う人がいます。自殺はなんの手段にもならない、死んでなんの手段なものか、手段は生きるために使うものだと私は思います。

なんだか、呼びかけのようになってしまいました。若い子たちがこのブログを読んでいてくれるとは思いませんが、一人の中途半端な大人として、楽しみも知らずに自ら命を落とす馬鹿たれに何か言ってみたかったのです。

ついでにもう一つ、あなたたちを無視し続ける大人たちが生きる、保身のみに気を取られ、成績のみをこだわる世界に、絶望する気持ちもよくわかります。そんな社会を本当に変えていけるのは、矛盾を悟ったあなたたちなんです。
がんばってなんて言いません、逃げようが立ち向かおうが、ともかく生き抜いて、あなたが感じた矛盾を、将来いつの日にか晴らすように生き続けてください。

はぁー・・・言いたいことを言うと、少しは気分も晴れますね。
うん、そうだ、ブログなんかで言いたいことをぶちまけるのもいいかもしんないよ。
ずいぶん古い本ですが、大原健士郎氏の『ぼくは死にたくなかった』という本を高校生か中学の頃、読んだことを思い出しました。私の心に強いショックを与えた一冊だったと記憶しています。今、発売になっているかはわかりませんが、図書館にでも行けば見つかるかもしれません。よかったら一度読んでみてください。

さて、今日の一枚は熱く語ったこととはなんの関連もないのですが、ケニー・バレルのライブ盤にしてみました。しいて関連を探せば”熱い”という点??
メンバーにあおられて、ブルージーなバレルがさらに熱くブルー・・・ブルージーになっています。(笑)
バレル自体は、ギター・トリオを何とか試してみたいといった時期だったらしいですが、ティナ・ブルックスの乾いた音に、バレルのギターがほんと良く合ってます。ボビー・ティモンズのピアノもいい。傑作ライブ盤だと思います。

AT THE FIVE SPOT CAFE / KENNY BURRELL
1959年8月25日録音
KENNY BURRELL(g) TINA BROOKS(ts) BOBBY TIMMONS, ROLAND HANNA(p) BEN TUCKER(b) ART BLAKEY(ds)
(INTRODUCTION BY KENNY BURRELL)
1.BIRKS' WORKS
2.HALLELUJAH
3.LADY BE GOOD
4.LOVER MAN
5.36-23-36

おまけ、
「ボケの実は、置いておくといい香りがするのよ」という話を信じ、我が家の玄関にはボケの実が置いてあります。
ところが、そんなに香りがだだよって来ないのです。鼻を近づけると、なんとなーく良い香りがするようにも思うのですが、「どうにかするともっといい香りが立つのかなぁ?」なんて思ったりしてね・・・何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひともご教授あれ


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8 コメント

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久しぶりの名前で (monaka)
2006-10-30 21:29:10
バブさん、こんにちは、monakaです。大原健士郎氏、確か静岡で研修医をされたり、面白い著書と、しっかりと教えられる事を、表現する方ですね。大人になってからですが、もののとらえ方のありようを表現されたものを、感動して書き写しておいたのに、なくしてしまいました。何ともだらしないが、このぐらいだと自殺の心配はないでしょう。
おまけ!よし!!嬉しいですなあ。 (ウフフマン)
2006-10-30 23:57:28
「おまけ」は嬉しいです、単純に嬉しいですね。色々と事件がありますね。パニックデーです。今日はニュースパニックデーであるとか。バブさんの「自殺を逃げだと言う人もいますが、私はけしてそうとは思いません。人間時には逃げることも必要なんです。逃げなくちゃいけないんだったら逃げればいい、その選択は自殺じゃない。」とのご意見、まったく同感ですね。「逃げて逃げて逃げて行け!生け!」ですよね。その逃げ方を大人が教えなくてはならないですね。「退却時の戦略」を教えなくてはねえ。人生には面白いオマケがあるのですよね。この味を子供たちに教えたいですね。

全く同感です! (turu)
2006-10-31 10:52:40
バブさん、こんにちは。
このいじめ問題には私も本当に頭に来ていて、ブログに柄にもない文章を書いてしまいました。TBさせてください。

それにしても、日本の教育界のなんとお寒いことか...
monakaさん (バブ)
2006-10-31 22:20:03
大原氏の著書は偏りがなく、じつに真っ直ぐ物事を見られるところが、私も共感するところです。

ともかく、自殺などしなくて済む世の中になって欲しいと、願うばかりです。
ウフフマンさん (バブ)
2006-10-31 22:25:43
ほんとうに、楽しくて、苦しくて、人生の中で一番輝く時期を前に、死を選ぶなんて、そんなことさせちゃいけませんよね。

なんとか策を大人たちが考えてあげないと

早く良い方向へ向かうよう、人任せにせず、我々も考えなければいけないのかもしれません。
turuさん (バブ)
2006-10-31 22:30:19
TBありがとうございます。
記事、読ませていただきました。

自校の評価や、保身ではなく、亡くなっていった子供、残された子供たちのこれからを真っ先に考えてもらいたいものです。

学校の対応には、私も憤慨しております。
生きる意味は何だろう。。。? (風の又四郎)
2006-11-01 17:12:47
はじめまして。
お邪魔でしたらごめんなさい・・・・・。

もう10月下旬になり、日毎に秋が深まり、北海道では雪虫が
飛んでいますので、初雪も近い季節になりました。
晩秋から初冬の季節は人生の哀愁とか「孤独」を感じさせる
季節ですね・・。

私が住んでいる街でも小学生の自殺があり、しばらく、TVで報道されましたが、とても悲しい事件です。どうして、こんなことがいつまでも続くのでしょう!!
大人の自己保身と愛の欠如、思いやりのなさ、いのちの大切さを口で言いながら、何も感じていない大人たち・・・・・。悲しくないます。
たった一人の人間のいのちの尊厳を感じてもらいたい・・・!!

ところで、
人はどこから来て
何のために生きて
どこへ向かっているのでしょうか・・・?。
この世界の終末はどうなるのでしょうか・・・?

神の存在、愛とは何か、人生の意味は何か、いのちと死の
問題などについて、ブログで分かりやすく聖書の福音を書き
綴っています。ひまなときにご訪問下さい。
お待ちしています。

人は何のために生きているのでしょうか?

●「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを
 愛している。」(聖書:イザヤ書43:4)。

●「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところ
に来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
                   (マタイの福音書11:28)。

●「彼(キリスト)はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を
消すこともない。」(マタイの福音書12:20)。

 
~~~~~
風の又四郎さん (バブ)
2006-11-01 23:13:53
ようこそいらっしゃいました。
ブログ拝見させていただきましたよ。

60代でいらっしゃるんですね。
ずいぶん長く聖書の勉強もされているようで、興味深く読ませていただきました。

残念ながら私は無神論者でありますが、聖書やその他の神典にも興味はあり、さわりですが読んだこともあります。

無神論者でも、どちらかの教徒であっても、命の尊さを軽んじることには憤慨すべきだと思います。

よろしければまた遊びにいらしてくださいね。

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