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■毛内康二展 (10月11日まで)

2008年10月08日 23時57分13秒 | 展覧会の紹介-現代美術
(日本語は英文要約のあとにあります)

Mr. Monai Koji is a unique artist. His painting works are not squeare and not flat.  
I wonder if Frank Stella used rounding shaped cavnas and some colors,Stella makes such works.

Monai Koji solo exhibition
From 2008 Oct.6 to oct.11,at Gallery Tapio(N2W2,Chuo-ku,Sapporo-shi)


 毛内(もうない)康二さんは江別在住のアーティスト。
 ここ数年は、凹凸のある自作カンバスに絵を描いています。今回は、表面に高低があるだけでなく、途中で一部が裏返ったり、穴があいたりと、支持体のかたちがますます複雑になっています。
 これを、ご本人は「視覚のジェットコースター」と称しています。
 たしかに、見ていると、視線は前に出ては後ろに引っ込み、目がまわりそうです。
 こういうイリュージョンは、一般的には四角形で平らなキャンバスの上で実現させようと、どの画家も苦闘してきたところですが、毛内さんは、支持体を変形させる道をえらびました。




 「曲がるストライプ」


           

 「曲がるストライプ」を、右斜め前から見た図。
 メビウスの輪が、こんがらかったような形状をしています。
 やはり、半立体なので、正面から見るのとは、かなりかたちが違います。


           

 「扇風」


           

 右は「森の道」、左は「魔神」。
 「森の道」の装飾的な模様は、千代紙を拡大カラーコピーして貼ったものだそうです。

 米国を代表する現代絵画アーティスト、フランク・ステラの初期は、ブラック・ペインティングとよばれる作品が知られていますが、もしそれらの作品について、キャンバスが四角形だという所与条件がなかったら、あるいはこんな作品になったかも-と想像するのも楽しいです。また、一連の作品の形態は、ステラ80年代の「サーキット・シリーズ」を思わせます。
 いずれにしても、絵画とは何かを考えさせる展覧会でした。

 他の出品作は
「騎士」「予覚」「落葉」「祭礼歌」「エコ」「結実」。
 ほかに版画が14点。


2008年10月6日(月)-11日(土)11:00-19:00
ギャラリーたぴお(中央区北2西2 道特会館 地図A)


□毛内康二美術館 http://www1.odn.ne.jp/art-mounai/koujimounai.index.html

2003年の個展
2002年の個展
異形小空間展(2000-01年、画像なし)

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