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22-24日の札幌のギャラリー回り・続

2006年02月25日 14時35分28秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 ギャラリーまわりの続き。

 内海真治個展=さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階)
 うつわもありますが、無国籍風の独特の陶板画やオブジェが目を引く内海さんは、砂川在住で、札幌でもよく個展をひらいています。
 「今回は絵付けにこだわってみましたが、釉薬は、なかなか絵のようには、思うように色が出てくれないので苦労しました」
と話していました。
 内海さんの絵は、模様がどこまでも増殖していくようで、中心がないみたいで、ふしぎな感じがします。 

 ■04年の個展
 

 札幌市立高等専門学校卒業・修了制作展=ライラックホール(札幌駅地下APIA)
 シュレッダー古紙をつかったいす、札幌・真駒内を舞台にした農による循環型都市の構想、都心型の保育施設、昭和30年代風のなつかしいサイドボードなどなど、現実の中にどう提案していくかということを考えた発表で、好感を持ちました。
 なお、これは、一部の生徒の発表で、全員の展覧会は、2月27日-3月14日10:00-17:00(9、10日除く)、南区芸術の森1の同校でひらかれます。

 北海道東海大学芸術工学部/建築学科・デザイン学科卒業展=スカイホール(中央区南1西3、大丸藤井セントラル7階)
 すごい作品数。
 個人的には、建築の場所が札幌、旭川だけでなく道内各地にわたっていることが良かった。
 あと、クリップ型のハンガー。楽しい。
 広告デザインも手慣れているなあ。

 彩友会展=札幌市民会館(中央区北1西1)
 水彩画のグループ展。
 小笠原育子さん「秤」は丁寧なタッチ。背後の古い時計もいい感じ。それに対し、筒井敦子さん「サイロ」は大まかな筆遣いで、力強さがあります。

 以上26日まで。

 g 彩展=アートスペース201(中央区南2西1、山口中央ビル)
 町田睦子さん、野呂知子さん、丸山繁策さん、柿崎勇さんによる油彩画グループ展。毎年ひらかれています。
 丸山さんは、前田森林公園などの風景にほかのイメージを重ね合わせた複雑な画面をつくっています。

 悠々会展=同
 3人展ですが、石川秀和さんが、青いミニのワンピースを着た女性像1点だけで、あとは早坂隆さんの淡彩と、原田富弥さんの油彩・淡彩で占められています。お二人とも風景は手慣れたもので、道内外のさまざまな場所で筆を走らせています。

 28日まで。

 ところで、写真は、大同ギャラリー(中央区北3西3、大同生命ビル3階)の下のフロアです。
 大同ギャラリーはかならず上下のフロアとも、1年前に予約が埋まっていましたから、これはめずらしいと思いました。
 


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