北海道美術ネット別館

美術、書道、写真などの展覧会情報や紹介。毎日更新しています。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメントはお気軽に。

■道都大学中島ゼミ 版's展 (2014年3月29日~4月6日、札幌)

2014年04月06日 16時21分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 道内のシルクスクリーン、テキスタイルに多くの人材を輩出してきた道都大の中島ゼミの出身者による版画展。

 阿部真大、石井誠上野麗市、大泉力也、小野翔平風間雄飛、杉原潤一、千田浩徳、中村理紗、増井和人、松浦進、宮口拓也、森田諭の13氏が出品しています。
 最年長は宮口さんの79年生まれ。杉原さん、千田さんは91年生まれで、つい先日卒業したばかりです。
 このブログの古くからの読者であれば、中島ゼミの学生、出身者がいかに熱心に制作と発表を行ってきたかはご存知かと思います。このブログでも何度も紹介してきました。
 そして、上に挙げた13人以外にも、たくさんの作家が出てきていることも、ご承知のことでしょう。
 法邑美智子さんが
「ひとりの先生のゼミから出てきたとは思えないほど多彩な作風」
と話しておられましたが、同じような感想を抱く人は多いと思います。

 最年長の宮口さんは、エアコンかなにかのリモコン20個が支持体というユニークなもの。リモコンの上部に液晶画面がついていて、そこに「ママチャリ」「バス停」などの作品が貼られています。相当に小さな作品です。

 石井さんは関西に住んでいますが、在学中はもっとも精力的に制作・発表をしていた一人。
 今回は、厚みのある箱型の額に、琥珀色の抽象作品を浮かすように固定したものを発表しています。
 ただ、7点を、3点と4点に分けて展示していたのは、なぜかよくわかりませんでした。

 増井さんの作品ははじめて見ました。
 「蜷局A」「蜷局B」は、刺青が全面に入った脚をモチーフにしたように見えます。支持体が何なのかわかりませんでしたが、なぞめいた印象を残す作品です。

 上野さんの作品は、展示室ではなく、カウンターの奥に2点並んでいるので、見逃さないようにしてください。    


2014年3月29日(土)~4月6日(日)午前10時~午後6時、火曜休み
茶廊法邑(札幌市東区本町1の1 houmura.com



・地下鉄東豊線「環状通東」駅から約790メートル、徒歩9分

・札幌駅北口か環状通東駅から、中央バス「東64 伏古北口線」に乗り、「本町1条2丁目」降車。約180メートル、徒歩3分(1時間に1本)

・中央バス札幌ターミナルから中央バス「26 丘珠空港線」に乗り、「北13条東15丁目」降車。約460メートル、徒歩6分。なおこの路線は、環状通東、元町、新道東、栄町の東豊線各駅とも連絡

・地下鉄南北線「北18条駅」から中央バス「東62 本町線」に乗り「本町2条1丁目」から約450メートル、徒歩6分


【告知】第50回記念道都大学中島ゼミ展-版と型をめぐる5人の個展と21の冒険-(2011)
第46回道都大学中島ゼミ展「版と型をめぐって」(2009年12月)
そのさきの公園 Earthday EZO in TOOV cafe (2009年4月)
リレー版’s展@to ov cafe 阿部真大、阿部拡、石井誠((2009年4月)
道都大学中島ゼミ版's展@狸小路 第1週・一文字Tシャツ展(2008年7月)
道都大学中島ゼミ 共振展(2008年4月)
道都大学中島ゼミ 版's SEVEN (2008年2月)
第44回道都大学中島ゼミ展 版と型をめぐって(2007年)
第42回道都大学中島ゼミ展 版と型をめぐって(2006年)

阿部真大個展 -デルデル- (2010年3月)

【告知】石井誠個展 リミット #1:痕跡 (2011)
石井誠個展-無限景 (2009年11月)
版画三人展(2009年8月)
500m美術館(2008年11月)=石井、大泉さん出品
第4回法邑ギャラリー大賞展(2008年7月)
国画会版画部北海道支部展(2008年7月)
妖怪展(2008年3月)
500m美術館「まぼろし遊園・2」(2007年)
第5回学生STEP-なんでもアリの学生アート展(2007年)
第3回茶廊法邑ギャラリー大賞展(2007年)
House展 華やかな作家たち(2007年)
学生STEP主催 卒業展(2007年)
第4回学生STEP(2006年)

大泉力也展(2010年5月)

風間雄飛個展 (2009)

千田浩徳個展 (2014)
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2 コメント

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Unknown (nakajima )
2014-04-14 01:53:23
梁井さんこんばんは
ご来場とご紹介ありがとうございます。
出品者ともどもあつくお礼申し上げます。
梁井さんのいるゼミ展会場(今回はいくつかある番外編のひとつですが)というのは、私にとって札幌生活の原風景ともいえます。50回を超えたゼミ展のおそらく20回目ぐらいから、期間にして16,7年だと思いますが長いことお世話になってます。
梁井さんに見ていただける日々が戻ってきてゼミ生たちも張り合いがあるようです。これ以前のいくつかの学生個展にも足を運んでいただいてありがとうございました。
いまさらですが、おかえりなさい。待っていました。
あ、ずいぶん以前にもいいましたが、ゼミ関連の展示ではいつでもご自由に写真はお撮り下さい。一同喜びます。会場側に支障のない限りですが。

中島先生こんばんは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット別館)
2014-04-14 12:25:43
>梁井さんのいるゼミ展会場(今回はいくつかある番外編のひとつですが)というのは、私にとって札幌生活の原風景ともいえます。

 ありがとうございます。
 この一文を目にして、思わず涙が出ました。

 自分はけっこういい加減な人間だし、仕事の都合で札幌にいないことも多いですし、「見る人」として決して向いているとは思えないのですが、nakajimaさんのように励ましてくださる方がいらっしゃるからこそ、ここまでつづけてこられたのだと思っています。
 今後はしばらくは札幌にいると思います。よろしくお願いします。

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